就活家族が尻つぼみみたいにつまらなく終えた。
今までの家族の心模様を、ドラマ仕立てにしてしまったのがすごく残念。
富川はインドの支店長になって行く、川村は一緒に行かない、離婚届けは一旦保留、と、
ストーリーを描いていた。
妻は花やさんで自分の生きる世界を見つけているし、娘は正社員になって男ともきっぱりと別れられたし、息子は住むところまでお世話してもらっている悪徳塾長を暴く記事を書き、それによって正社員に採用されたし、それぞれが前に歩いているからだ。
会社をやめた事を家族に内緒にしていた富川は、一旦家族とは時間と距離を置くべきではなかったのか。
離婚はしなくていい、時間と距離の流れのなかで見つめるべきではないか、。
インドに行ったら、くそまじめな優柔不断な富川は男を上げたのにな。
自分だったら、そう描く、。
川村の描き方ももっと深くなったと思うし、富川が一貫してつまらない人物で終わってしまったのが残念。
テレビでやっていたのはみんな一流の成功者。
じゃーささやかな小市民の我はこのタイトルは無縁。
せめて、小さい頃読んだり見たりした伝記の中の人が、自分の生きてきた中に存在していたかっていえば、いない。
一流でもないし成功者ではないし、野口英世やナイチンゲールだって本の中の人。
あーあなんかつまらない人間。でも、そういえば、伝わった遺伝子はあるかも。
今日部屋にあった後付けしたいらない電気コンセントを、まずカバーを外し中の電気の線をねじから取り外し、本体も外し、壁に伝わった線を取り外し、分配器のふたを開け、そのつないであるブレーカーのところで電気の線をはずし、ねじを締めふたをして、終わり。
こういうの結構好きで、まんざらでもない、これはあきらかに父親の遺伝子だ。
無意識のうちに存在していた、けれど、好きという意識があるから、我の遺伝子らしい(^_^)v