情報将校、明石元二郎を描くことになってですね;
ジャーナリストやスパイってやっぱり好きなのですが(間者好き)
しかし、日露戦争はともかく
ロシア革命は言うほど詳しくない。
昔やっていたゲーム企画でロシア皇女が出てきたので
皇帝側は何とかわかるとして
革命側は他の方がやっておられたもので;任せっきりでした。
と、いうわけでこの一ヶ月
「オルフェウスの窓」しか知らないので
ロシア革命のロシアと、その周辺国について急ピッチで学んでおりました。
で、明石元二郎とは何者か?
知る人ぞ知る、この方はですね
「ロシア革命」を起こさせた人です。
え?ロシア革命というと、皇帝への不満から
ロシア人が自発的に暴れたんでは
というと、まあそうなんですが
国民が暴れるだけでは革命なんぞおきやしないのです。
明石元二郎は、ロシアの国内事情が良くないことを日本に送り
日露戦争に突入した日本はそれを利用して内部分裂を起こさせ
ロシアを内側からも崩壊に導いた。
とんでもねえ作戦です。
要は「オウンゴールを誘う」です。
その明石さんが接触する人物が、いきなりロシアのレーニンとかでなくて
周辺国の、ロシアに虐げられているフィンランド、ポーランドといった国々
隣の国の憲法までロシアが支配しているので、事実上ロシア、そんな感じ。
ですので、そこらへんも調べていました。
この明石の内部撹乱作戦にはかなりの大金が使われていた様子。
日露戦争は
ユダヤ人のジェイコブ・シフ
↓
が日本国債を買ってくれたり、お金出してくれて(ありがとう!)
日本はロシア革命の革命派にお金を出しまくったということか。
いや〜
革命も戦争も選挙も
何でも金なんやで!
こういう、お金の動きから近代史を見るのも面白いと思いますが。
明石元二郎は最近ではチラチラ漫画で描かれてて(ロシアーウクライナ戦争以降、注目株だから)
どうしようかなあと悩んだんですが;
あんまり比較しても影響されてもなとか。
情報が多すぎるのも逆にしんどい…
無料配信の映画は右寄りなプロパガンダ色がついてる割に
演じてるのが女優さんで違和感だったし
逆に敵役のように描かれるのもちょっと違うと思う。
ペン入れ途中
今回は「タッチを変えたい」とか思ってたんだけど
できなかったです。
児玉源太郎さんは西南戦争にも出てたよ。
まあそんな感じで
ちょい「ダサかわ」ユニークなおじさまで行こうかなとなりました。
ちょうど今「坂の上の雲」のドラマやってますね。
いいドラマだなあれは。(前見たけど忘れてるー)
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この漫画作品は九州の出版社「梓書院」さんの企画で
冒頭2pだけを提示して、人気が出そうなら続き、案件が成立するシステムです。
頑張ってるのでどうか応援してやってください;
(掲載まで校正があるのでちょっと時間がかかります)