ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

大久保利通のキャラデザだよ!

2021年08月30日 | 文学・歴史・美術および書評
次回分に出るかは、まだページ数の関係で未定ですが
そろそろキャラ設定しとかんと、という大久保さん
まだ設定途中です。

ヒゲキャラ多くなるから
「見分けがつかん」では困る。
実際難しい。
ま、「漫画なんで」でもいいっちゃいいんですが
一応トライはします。

もうラフを液タブでやるのはやめたです…
なぜかやっぱり紙に描いた方が作業が進むから。


フランスは上げで英国下げは根拠ないけど
なんか19世紀末の写真とか見てなんとなく
「ワタシ垢抜けましたんで」をイメージしながら


大久保は歴史メジャー人物になるので
大変だなあ。
好きな人も多いのかもしれないし。

マイナー人物というと5話の谷村計介
5話はどうしても谷村は描いておきたかったのですよ。
まあだから全然売れないぜww
でも「切腹覚悟」が同人誌のいいとこだからねえ。


あとこれ
読了。
大久保と西郷による壮大な仕込み…
ツッコミは多々あるけどまあ小説だから。
主人公は姜捷平という朝鮮ルーツの坊主という
知らんからググったけど、オリキャラですかね。
解説とか何も無かったのでわからないけど。
西南戦争は「モブVSモブ」になりがちなのを、あえて個々で切り取るというのは
人間的で面白いです。
が、肝心の西南戦争部分は描写が乏しい感はあります。資料のメモが多いというか。
薩摩側ではあるのですが、官軍及び党薩隊はゼロ。
全編鹿児島弁で、鹿児島弁の参考になりもした…。
要はこれは「西郷と大久保が、未来を見据えて士族の世を終わらせた」
という「終わり」の物語です。


ウチのは…この企画始める時に
「官軍側の視点でも薩摩側視点でも描かない」→中立/ジャーナリスト視点で描く
と決めたので
「士族の終わり」としては捉えないかも…。

終わりというとなんか悲しさしかなくてねえ。ホントに救い難くて
ゆえに誰も語りたがらず、暗く忌まわしくという感じで。

でも、漫画というものは、最後には希望を連れてくる媒体です。
というか、個人的に(同人誌でも商業誌でも広告でも)そうであって欲しいのよ。

歴史的になんかデカい事を捉えるのは難しいので
一人の新聞記者の始まりで。

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