ハニカム薔薇ノ神殿

西南戦争の現地記者の歴史漫画を描いてます。歴史、美術史、ゲーム、特撮、同人誌の話他

不易流行と仮面ライダー50周年

2021年04月02日 | 特撮
まずは仮面ライダー50周年!おめでとうございます!

昔、昭和ライダーと平成ライダーが対決する映画がありましたね。
やたら元気な昭和ライダー、バラバラで集わない平成ライダー。
時代対決は次は令和も入るのでしょうか。
仮面ライダーは「ディケイド」や「ジオウ」のように年代記もやるし
「時間」「時代」も1つのキーワードなのかも。(電王もそうだね)


最近のオタクコンテンツはSNSの登場以降、流行の変遷に拍車がかかりました。
トレンドの流れが早すぎて、
また、少しでもヤバイ事があればえらいことになり
ゆっくり「好き」を温める時間も無い。
アプリゲームなんかインストールしては消える。

昭和のコンテンツは恵まれてたよなあと思います。
機動戦士ガンダムにしても仮面ライダーにしても、ドラクエも
まずは自分一人、一人から始まりました。
最初から仲間がいる設定でなくて、基本は一人だったと思います。

最近はやたら孤独を悪としますが。



それはSNSのような道具が無い頃、子供時代だった今の大人たちは

ーーー別に、つながる為に何かを好きになるわけではありませんでした。


いわゆる「ぼっち」を楽しむことで、自分の世界に入り、ゆっくり「好き」を育てていたのです。
それは時に周囲からは浮いてなかなか理解され無かったにせよ。

さして意味のない「型」を共有するよりは
深い意味を持つ中身を、一人でも楽しむことができた。

でも、世界はすっかり変わってしまって
今や一人で何かを愛し続けることは精神異常呼ばわりされかねない程に
コマーシャリズムやソーシャリズムに侵食されてしまったような気もします。


仮面ライダーは
仮面ライダーであるからこそ、ライダーが変わっても
不易の「石ノ森イズム」イシノモリズムを携えてきたと思います。
「正義とは何か」「人間とは何なのか」
そして「変身ヒーローとは何か」
変身して強くなる。必ずしも全てその進化が正解ではない場合もあったり
ここら辺が「子供向け」で終わらないところ!

風都探偵がアニメ化だとか!
仮面ライダーは今後もずっと不易な石ノ森精神を継承していってくれるのでは。

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