小さなことからコツコツと

楽しい生活は自分で作りたい!

終戦記念日の夕焼け

2004年08月16日 | Weblog
正直なところ小さいころに周りの大人から戦時中の話をあまり聞かなかったような気がします、今思えば残念なことをしました

オリンピックで日本の選手が活躍し盛り上がっているので終戦記念日だったことをすっかり忘れていました。

朝から冷たい雨が降っていて午後から上がりました。今まで空を撮ったことは無かったのですが、窓ガラスがピンクに染まっていたのでカメラを持って外へ。

子供たちは時間は関係なく薄暗い中で楽しそうに遊んでいました。こうやって子供たちの笑い声を聞けることが平和ということではないかと思います。

日頃、世界中では食事もできず、学校へも行けない子がたくさんいると子供たちに話してもなかなか実感されません。それはそうでしょう、私たちにはそういう経験がないから。想像してといっても難しいことだと自分も思います。

とても怖かったことは何か、自分の胸に手を当ててみました。

1995年の1月17日に阪神大震災がありました。事情があって大阪にいたので早朝地震で目が覚めました。テレビを点けても正確な情報が無く時間とともにスゴイ地震だったことがわかる、そして余震が次々ときてそのたびにドキドキして。

幸い家族全員とも怪我も無く翌日千葉へかえるということになったのですが、私鉄を乗り継いで新幹線に乗ろうと京都駅に出ました。

ホームで新幹線を待っていると疲れた様子のサラリーマンの方がブツブツと独り言を言いながらやってきました。

私たちに話していたのかどうかもわからなかったけれどその表情が今まで見たことも無いような怖い、生気の無い表情で近寄りがたいというか表現しにくいのですが、人のそんな表情をみたのはそのとき限りです。

その方はずっと歩いてきたと言っていました。どこも目茶目茶だと、あとは良く覚えていないけれど言い表せないほど大変な体験をされたのだと思います。

天災と戦争は違います

戦争は避けることが出来るはず

やめてといい続けるしかありません



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