やめい
ジャポーネの新元号を広めてくれて、嬉しく思うべきなのでしょう。
私は突っ込みます(笑)
イタリアの若きポップオペラ歌手「イル・ヴォーロ」はなぜ、世界中の女性を虜にするのか?【前編】
イタリアの貴公子「イル・ヴォーロ」が語った、恋とお洒落と理想の男性像【後編】
こちらインタも面白いし、フォトがカッコイイですね。さすがジローラモ推しLEON(笑)
色柄物シャツ&スーツが決まるのはイタリア男子真骨頂です。
彼らのしっかりした考えも読めて嬉しい。イタリアの失業問題は深刻で、麗しの国と憧れるだけでは見えない闇を多く抱えてる。
毎年GWに東京と大阪で開催されてるイタリア映画祭。ここ4年くらい行ってるんですが、シリアスな作品はイタリアの厳しい現状を突き付けてきます。
コメディもテーマに社会問題をうまく組み込んでおり、就職難と移民問題を扱ってるものが多いです。
いずれもCGやSFXなんぞほとんどない、人間の濃いドラマばかり。ハリウッド系に食傷すると、私はイタリア及びヨーロッパ系に走ります(^^;
いつだってやめられる 闘う名誉教授たち 公式サイト
こちら三部作の完結編。この映画は評判になったので、ご存知の方もいるかと。
大学教授や研究職という高学歴の持ち主も仕事につけない現状を、笑いとアクションに乗せた傑作です。
あとこちら。
これが私の人生設計 紹介ブログ
これ大好きでDVD持ってる。見てる間はゲラゲラ笑いっぱなしだけど、全体的に厳しいイタリアの仕事事情は、さらに女性には厳しいことがわかる。バイタリティしか生き残る道はないと感じさせてくれる。
イルボロ三人衆は、女性へのリスペクトを口にしてくれてる。リップサービスとは言わない。育ちが良く、家族の愛に支えられてここまで来た三人は、マンマをはじめとする女性への敬意を持ってくれてると思う。
でもイニャも行ってる通り、ファミリー体制であるイタリア家族は家父長体制でもあり、一家の主の権力が強かった。女性の仕事は本当に多い。イタリア人、シャツ系だけでなく下着、ジーンズ、靴下まで身につけるものすべてにアイロンかけなきゃ着ないからね。本当。聞いたときたまげて、イタリア語学校の30人以上いるイタリア人の先生にインタしたよ。そういうときフットワーク軽いよ(笑)
結果、ほとんど本当。日本人の奥さんをもらった男性だけ、「やってくれない(泣)」、それが喧嘩の主な原因とか言ってた。
そしてイタリアには、クリーニング店が少ない。アイロンは家庭でかけるものだから。そりゃ下着まで出せないしな。
教訓。イタリア男子に憧れても、嫁には行くな。
話がズレた。食事も手作りが前提だし、日本のような総菜ってローマはどうか知らんが、地方にはほとんど売ってないよ。女性はそれをこなしつつ、専業主婦は激減した社会の中で仕事も見つけなきゃならない。
ジャンが交際は女性から宣言するものと言ってるが(笑) 結局この現状から若い人の晩婚化が進んでるし、口先だけの男は要らないよ!と女性も強くならざるを得ないんだと思うよ(^^;
基本給がすごく低いため、仕事を掛け持ちしないとやっていけない。とくに家族持ちは2つどころか3つ以上もっているひともいるよ。寝る時間なんてわずか。
仕事に就けない人が、家族に依存したり犯罪を起こす例も多い。あとは国を出てて外国で働く。
ピエロが「失業率42%」と言ってるけど、また上がったんだな…。彼は雑誌のインタでも、この現状に怒りを覚えると言ってた。
享楽的で人生を楽しむイタリア人のイメージだけど、人生が楽しめないことも多いのも知っている。
それでも彼らは、友人とピザ1枚だけで何時間も話したり、少ない娯楽で楽しむすべにもたけている。
神の声を持つ三人の若者。厳しくも美しい祖国を愛し、自分たちの実力も幸運あればこそ発揮できることを心に刻んでいてくれる。それがとっても嬉しいのです。
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