※【教育委員会所管施設】新型コロナウイルスに係る感染症対策について(令和2年4月3日現在)島本町HP
令和2年度・2020年度は島本町政施行80周年を迎える年となります。山田町から提案された一般会計予算案は賛成多数で可決されました。(人びとの新しい歩み:戸田賛成・中田議員反対)。
島本町財政は、極めて厳しい局面を迎えているものの、国の経済の先行きについては緩やかな回復が期待されるという見解で編成された予算でした。が、新型コロナウィルス感染症で状況は一変しました。
新型コロナウィルス感染症の世界的な広がり、感染対策による経済の停滞、東京オリンピック・パラリンピックの延期など、令和2年度の経済状況はたいそう厳しいものになります。
利益の分配から痛みの分ちあいへ、そして、より困難な立場にある人びとに希望を分配できる税金の使い道を模索するときです。大きな災害への備え、防災・減災対策も継続的な重要課題です。
今回の予算編成においては、各課5%削減の指針が示されていました。大きなところではケーブルテレビのしまもとプラザを廃止します。また各審議会など会議におけるお茶(ペットボトル)の提供をやめ、マイボトルの持参をお願いすることとします。
物品配布による啓発事業は可能な限り廃止する方向が望ましく、必要なものを必要なときに過不足なく供給することが、ごみの削減につながります。引き続き、プラスチックスマート宣言にふさわしい事務事業に努めていかなければなりません。
それにしても、安倍政権の「一住所につきマスク2枚配布」に力が抜けそうです。冗談かと思いました。今なお信じられない。配布費用対効果は期待できず希望のかけらもありません。膨大な事務を誰がどのよう担うのかを思うと気が滅入ります。
島本町政の大きな課題は新庁舎建設。これについては、なお方針が示されません。避けて通れない「耐震化」への課題の解決であり、すみやかな意思決定で後の事務事業を円滑なものとするのが得策ですが、難しい問題です。これに限らず意思決定の遅さが島本町の課題といえます。
国勢調査、ふれあいセンター大規模改修など、総務・債権管理課が担う業務の質量を的確に把握し、全庁的な課題として適切な体制で新庁舎建設にのぞむよう求めました。
第2幼稚園跡地での民間認定こども園の年度内開設、第4保育所跡地での民間認定こども園整備(※追って記事にします)、第3小学校A棟建築、積年の課題解決につながる保育教育施策が前進します。
これらは一方で、多額の積立基金を取り崩す一因にもなりますが、やがて子どもは減る、という見解のもと、実は必要であるにも関わらず、これまで積極的に行われてはこなかった施策を集中的に行うことになったことによるものです。
秋から、ようやく、子育て世代包括支援センターも開設されます。次世代を担う年代に希望をもっていただける島本町政であることは、若年層の定住転入に欠かせない視点であり、まして、これらの子育て施策により高齢者施策が後退したわけではないということを申し添えておきます。
旧やまぶき園施設維持費用については、財政、安全性の観点から早急に解体撤去への道筋を見出さなければなりません。各課において5%削減をめざす予算編成が強いられているなか、維持管理費計上(およそ100万円)は納得できません。なにより巨大地震発生による建物倒壊、アスベストの飛散リスクを思えば当然のことです。
会計年度任用職員制度への移行に伴い、埋蔵文化財等調査員の報酬を文化財保護調査費とし、歴史文化資料館長の報酬を歴史文化資料館費として計上されます。これを機に文化財の保護と活用、郷土史の調査研究のさらなる充実に期待します。町域内は相変わらずの開発ラッシュで遺跡発掘調査の数が増えています。
2020年度からはじまった会計年度任用職員制度については、4月から収入が減ってしまう、パート勤務にされた、生活が不安などの相談が相次いでいるとニュースが告げています。島本町はこのような事態を比較的丁寧に回避することができました。数年来、質疑に努めてきましたが、学童指導員を中心とする職員の組合活動の成果といえます。
引き続き、本来めざすところである同一労働同一賃金、継続的な雇用に向けて、労使ともに絶え間ない努力が必要です。組合活動の今日的意義を思わずにいられません。
そのほか、財政の悪化を理由に、特別土地保有税の長期滞納が課題になっている土地や若山台調整池を拙速に売却することがないよう強く求めました。いずれも住環境、防災減災など、まちづくりの重要課題であり、財政上の数字だけで判断できるものではありません。
新型コロナウィルス感染症の終息を祈ります。いくつもの戦争や大規模災害を経験した島本の歴史を振り返り、町政80周年を祝う記念事業が平和的、文化的に展開されることを願ってやみません。
画像
島本町ふれあいセンター・レストラン
カシュカシュクークーのパフェ
アイスクリーム※使用で信頼できる美味しさ
気持ちが晴れるよう明るい画像にしてみました
※厚生労働省が決めているアイスクリームの種別
※他にラクトアイス・アイスミルク・氷菓がある
令和2年度・2020年度は島本町政施行80周年を迎える年となります。山田町から提案された一般会計予算案は賛成多数で可決されました。(人びとの新しい歩み:戸田賛成・中田議員反対)。
島本町財政は、極めて厳しい局面を迎えているものの、国の経済の先行きについては緩やかな回復が期待されるという見解で編成された予算でした。が、新型コロナウィルス感染症で状況は一変しました。
新型コロナウィルス感染症の世界的な広がり、感染対策による経済の停滞、東京オリンピック・パラリンピックの延期など、令和2年度の経済状況はたいそう厳しいものになります。
利益の分配から痛みの分ちあいへ、そして、より困難な立場にある人びとに希望を分配できる税金の使い道を模索するときです。大きな災害への備え、防災・減災対策も継続的な重要課題です。
今回の予算編成においては、各課5%削減の指針が示されていました。大きなところではケーブルテレビのしまもとプラザを廃止します。また各審議会など会議におけるお茶(ペットボトル)の提供をやめ、マイボトルの持参をお願いすることとします。
物品配布による啓発事業は可能な限り廃止する方向が望ましく、必要なものを必要なときに過不足なく供給することが、ごみの削減につながります。引き続き、プラスチックスマート宣言にふさわしい事務事業に努めていかなければなりません。
それにしても、安倍政権の「一住所につきマスク2枚配布」に力が抜けそうです。冗談かと思いました。今なお信じられない。配布費用対効果は期待できず希望のかけらもありません。膨大な事務を誰がどのよう担うのかを思うと気が滅入ります。
島本町政の大きな課題は新庁舎建設。これについては、なお方針が示されません。避けて通れない「耐震化」への課題の解決であり、すみやかな意思決定で後の事務事業を円滑なものとするのが得策ですが、難しい問題です。これに限らず意思決定の遅さが島本町の課題といえます。
国勢調査、ふれあいセンター大規模改修など、総務・債権管理課が担う業務の質量を的確に把握し、全庁的な課題として適切な体制で新庁舎建設にのぞむよう求めました。
第2幼稚園跡地での民間認定こども園の年度内開設、第4保育所跡地での民間認定こども園整備(※追って記事にします)、第3小学校A棟建築、積年の課題解決につながる保育教育施策が前進します。
これらは一方で、多額の積立基金を取り崩す一因にもなりますが、やがて子どもは減る、という見解のもと、実は必要であるにも関わらず、これまで積極的に行われてはこなかった施策を集中的に行うことになったことによるものです。
秋から、ようやく、子育て世代包括支援センターも開設されます。次世代を担う年代に希望をもっていただける島本町政であることは、若年層の定住転入に欠かせない視点であり、まして、これらの子育て施策により高齢者施策が後退したわけではないということを申し添えておきます。
旧やまぶき園施設維持費用については、財政、安全性の観点から早急に解体撤去への道筋を見出さなければなりません。各課において5%削減をめざす予算編成が強いられているなか、維持管理費計上(およそ100万円)は納得できません。なにより巨大地震発生による建物倒壊、アスベストの飛散リスクを思えば当然のことです。
会計年度任用職員制度への移行に伴い、埋蔵文化財等調査員の報酬を文化財保護調査費とし、歴史文化資料館長の報酬を歴史文化資料館費として計上されます。これを機に文化財の保護と活用、郷土史の調査研究のさらなる充実に期待します。町域内は相変わらずの開発ラッシュで遺跡発掘調査の数が増えています。
2020年度からはじまった会計年度任用職員制度については、4月から収入が減ってしまう、パート勤務にされた、生活が不安などの相談が相次いでいるとニュースが告げています。島本町はこのような事態を比較的丁寧に回避することができました。数年来、質疑に努めてきましたが、学童指導員を中心とする職員の組合活動の成果といえます。
引き続き、本来めざすところである同一労働同一賃金、継続的な雇用に向けて、労使ともに絶え間ない努力が必要です。組合活動の今日的意義を思わずにいられません。
そのほか、財政の悪化を理由に、特別土地保有税の長期滞納が課題になっている土地や若山台調整池を拙速に売却することがないよう強く求めました。いずれも住環境、防災減災など、まちづくりの重要課題であり、財政上の数字だけで判断できるものではありません。
新型コロナウィルス感染症の終息を祈ります。いくつもの戦争や大規模災害を経験した島本の歴史を振り返り、町政80周年を祝う記念事業が平和的、文化的に展開されることを願ってやみません。
画像
島本町ふれあいセンター・レストラン
カシュカシュクークーのパフェ
アイスクリーム※使用で信頼できる美味しさ
気持ちが晴れるよう明るい画像にしてみました
※厚生労働省が決めているアイスクリームの種別
※他にラクトアイス・アイスミルク・氷菓がある