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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

必要だけど懸念あり、ワクチン

2021年02月06日 | とだ*やすこの町政報告
新型コロナウイルス感染症・ワクチン接種に係る事務的経費につき、令和3年第2号議案令和2年度島本町一般会計補正予算(第9号)に賛成も反対もしなかった理由として以下のような「討論」(採決に至る考え方の説明)を行いました。

まず、債務負担行為第3小学校の施設整備事業について、アスベスト対策が必要となった理由にも特に疑義はなく、に必要なものと認めること。緑地公園住宅の給湯器の取替工事についても必要なものと理解したことを述べました。

賛成できかねる理由は、新型コロナ新型コロナウイルス感染症・ワクチンに係る事務的経費についての疑義、国の方針に対する不安です。

ワクチンの安全性と有効性についての評価が未だ不十分と思わざるを得ません。通常、1年程度かかる医薬品の審査の手続きを大幅に簡略化して承認することをめざしていますが、その条件となる、海外で大規模な臨床試験が行われ予防効果が確認されているワクチンに値するのかどうか、ここに疑問をもっています。

できたばかりのワクチンですから、大規模な臨床試験とそれを基にした中長期的な検証が不十分ではないかと考えています。現時点では認可が降りていないワクチンを、これほどまでに拙速に接種しようとする意図はどこにあるのでしょうか。

仮にそれが東京オリンピック開催を念頭にしているとしたら、オリンピック開催時の医療現場は今にもまして混乱、緊張感にあふれたものとなるでしょう。国民の命と健康を考える立場から納得できません。

国の交付金を待たずに、基礎自治体が自らの基金を取り崩して準備を進めなければならないという状況、詳細が示されないまま基礎自治体職員に難題、重い任務を課すなどわたしは納得できません。

そもそも、ウイルスを攻撃する抗体ができることと、感染を防ぐ効果とは、本来、分けて考える必要があるのではないか、というのがわたくしの認識です。

ワクチンを打つこと=感染しない、発症しない、と言うことではないと思います。「重症化を防ぐ」といわれていることからしても、この認識はあながち間違っていないように思います。

一方で副反応による健康被害が懸念されます。遺伝情報を使ったワクチンとして開発が進められたようですが、これまで実用化されたことのない全く新しい技術であれば、実際に多くの人に使用した場合の効果や副反応については、慎重に判断する必要があるはずです。

ファイザーが承認を申請したワクチンは、「mRNAワクチン」(メッセンジャーアールエヌエー)と呼ばれるこれまでになかった全く新しいタイプのものとのこと。しかも現時点では日本で認可がおりていません。

遺伝子治療となると妊婦、胎児への影響が心配でなりません。世界保健機関(WHO)は、妊婦への接種を現時点では推奨しないとの指針を示しているとのことです。臨床試験(治験)での十分なデータがないためです。



いずれにしても、薬害によって重篤な副反応に苦しむことになるかもしれない被害者とご家族の苦悩と無念を思うと、心情としては反対の立場に立ちたいところです。

ですがワクチンの必要性を否定するものではなく、基礎自治体の責務として必要な予算であることに違いはなく、議員として本予算に反対することはできかねました。

よって本議案については採択に加わらないという苦渋の選択をさせていただき議場から外に出ました。島本町はこれを全員賛成で可決しました。

※余談:退席すると自民・公明・維新の議員のボイコット事件、議会空転の悪夢がよみがえります。予算を人質に密室で町長に迫る「態度表明」と今回の「討論」後の退席は別のものです。


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反対か退席か悩みに悩んだ臨時会議を終え
とあるところで、チョコレートドリンクを

接客の素敵な若い女性に弱いのです
コロナは必ず出口があるから
頑張りましょうね、と声をかける

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