とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

ゆりの礼拝堂でK.tomokoさんが歌う

2012年10月23日 | とだ*やすこの活動日記
お知らせ

チャリティコンサートinゆりの礼拝堂2012
2012.10.28(日)
開場13:30 開演14:00

場所:大阪水上隣保館 
ゆりの礼拝堂

前売り・当日 ともに¥1,000
収益金は大阪水上隣保館に寄付されます

お車でのご来場はご遠慮ください


島本町にある児童養護施設、大阪水上隣保館の「ゆりの礼拝堂」をご存知ですか?ここには、ピエロ・デッラ・フランチェスカ(Piero della Francesca15世紀イタリア・ルネッサンス期の画家)の「懐妊の聖母(マドンナ・デル・パルト)」の模写が納められてています。

ピエロ・デッラ・フランチェスカは、イタリアのルネサンス期を代表する芸術家「モナ・リザ」のレオナルド・ダ・ヴィンチ (Leonardo da Vinci15~16世紀)の少し先輩。ピエロの描いた「マドンナ・デル・パルト」がある礼拝堂は、イタリアのモンテルキという村にあり、そこにはフランチェスカの母親が埋葬されているそうです。「マドンナ・デル・パルト」は、イタリアが誇る国宝級の美術遺産で、現在は美術館に収納されていると聞き及びます。

壁画が村の礼拝堂にあったとき、日本画家・野村義照氏が現地で特別に許可を受けて模写されたのが、島本町にある「懐妊の聖母」。いうならば、日本国の許可を受けて、現代のイタリア人画家が奈良の高松塚古墳を研究模写したその作品に匹敵するものです。野村画伯の模写がなぜここ島本町にあるのか・・・実は、あまり知られていません。

野村画伯が山肌に浮かぶキリスト教の十字架(水上隣保館)を眺望し、縁あって、ここに「懐妊の聖母」を納めたいと強く希望され、自ら奔走され、建てられたのが「ゆりの礼拝堂」。地域交流センターとして地域住民も利用できます。野村画伯は、現地で模写を続けているうちに、村人との交流を通じて、模写はお金に替えないと決めらておられ、「懐妊の聖母」にふさわしい場所を探しておられたのです。

島本町とイタリア・モンテルキ、そのご縁を偶然にも紡がれた油彩画家が、現在島本町山崎地区にお住まいです。いつか、講演会というカタチで「懐妊の聖母」のエピソードをもっと深く、語っていただきたい、地域のみなさんにお伝えしたい、そう思いながら今なお実現していません。来年、春以降の課題とします。

で、今日は「ゆりの礼拝堂」でのチャリティコンサートのお知らせ。気恥ずかしいくてみなさんにお知らせしていませんでしたが、主催者のK.TOMOKOさんが、わたしが書いた詞に曲をつけてくださった「君の翼」を発表されます。TOMOKOさんの曲にはいつも胸が、目頭が熱くなり、ある日、ふと自分にも書けそうな気がした。そして一気に書きあげたのが「君の翼」

彼女とメールでやりとりするうち、一つの曲が出来上がるまでに注がれるエネルギーの深さを垣間見ました。水上隣保館の礼拝堂にふさわしく、ひとりにひとつずつ授かった命を歌った曲です。わが子を無条件に抱きしめる強さを母親が見失わないよう、生まれたときに授かったそれぞれの力で、母も子も生き抜けるよう「懐妊の聖母」の礼拝堂で捧げる曲。みなさん、ぜひ、聴きにいらしてください。わたしも、みなさんといっしょに、はじめて聴きます。


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