とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

劇薬よりも漢方薬的改革がよい

2021年04月02日 | こんにちは!とだ*やすこです
とだ*やすこの三期目の4年間を振り返ると、2018年6月の大阪北部地震、9月の台風21号、2019年末からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大と次々に災難にみまわれました。コロナ禍はいまも続いています。

基礎自治体の職員は住民に最も近く、頼りになる存在です。町の隅々まで知り尽くしているのは町の職員です。今、まるで山田紘平町長のもと、あたかも町政が機能していないような政治ビラが流布されています。

仮にそうであれば、災害対応もコロナ対策も十分にできず、町は大混乱に陥っていたことでしょう。

山田町長就任後、情報の提供と公開が進み、庁内は風通しがよくなっています。若手管理職、課長級が自分で考え自分の仕事をしているように感じます。

コロナ対策の10万円特別給付金の給付、みづまろくんの地域振興券の制度設計など、島本町の取組みはなかなかのものでした。施策にぬくもりがある。ここは誇りに思っていただいてよいと思います。

思い起こせば、議会においては、本来議場での質疑によって行われるべき質疑を放棄し、多くの議員が議席を離れ、予算を人質に執行部に「なにか」を迫り、圧力をかけるという議会運営上の大惨事もありました。

怒りをあらわにするような状況にも、町長は極めて淡々と泰然とし、なにを考えているかわからないとの批判もあるようですが、首長たるもの、そう簡単に相手に考えていることを見透かされてはいけないというみかたは可能です。

奇をてらった思い付き施策をするわけでもなく、むしろ、批判を恐れず設備や事業を廃止、議会もこれを認めてきました。一役割を終えたもの、本来の目的を失いつつあるものに幕を閉じることで、財政政権に備えなければならない時期です。

YYワールドも大沢キャンプ場もまさに山田町長を育てたものですが、執着することなく手放すことができる現実派といえます。むしろ自分がその役割を引き受けざるを得ないと町長は判断されたと思います。

施策的な改善、改革の多くが、あたかも漢方薬のように、組織の体質を変えて免疫力をつけるようなものでした。劇薬や外科的手術と違って効果がわかりにくいかもしれません。が、島本町は今、確実に変わりつつあります。

その変化を肌で感じることができた者として、議会からその変化を見届けたいという思いがあります。とだ*やすこが勇退を決意しなかった理由はここにあります。

予算提案・執行権を一手にして絶大な権力を有する首長に過度に期待するのは危険です。期待外れだからといって批判してしまえば失うものが多すぎます。

島本町民による島本町のための島本町民の選挙をしなければなりません。町政に関心をお寄せください。選挙は政治家の品定めではありません。鍛えられた住民の判断力で島本町の自治をまもりましょう。

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