来週の催事搬入を控え、またどたばたしているこの頃です。画像にはありませんが、被官様(三社様)の鉄砲狐と同時進行中で「十五夜さんの手も借りたい」「蛸になりたい」「イカになりたい」という状況。この狭い仕事場へいらしたことのある方だったら即納得されるかと思いますが、お弁当屋さんの厨房のように真ん中に広い調理台があって、その上に松花堂弁当の箱が整然と並んでいて、お煮しめや卵焼きを順々に盛りつけていけるようであったなら、作業の効率も格段にいいのに、、。
人形の彩色もお弁当のおかずの盛り付けに似ているような気がします。ひとつの人形を塗るのではなく、一色の絵の具を湯煎にかけて溶かしながら、複数の種類の人形の同じ色の配色部分に塗りすすめていくのです。その点、全部の人形を弁当箱のように並ばせてスムーズに色を置いていくことが理想なのですが、、、。
丸〆猫たちや狐類は塗り終わってきているのもあるので、乾き次第に包装して片付けて場所を広くしなければ、、、そればかり考えています。ぴいぴい類の組み立てもまだなのでエンジンかけなければ、、、。
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自分の手で、土に命を吹き込めるって、とても面白いことですね。
ありがとうございます。
自分でやっていて言うのも何ですが、スペースによる効率の悪さには自分でいらいらします。それを助長させるのが「8時だよ 全員集合」のコントネタ並の大小の不運。人形にすれすれにトイレへ進もうとすれば他の人形を並べていた敷板の角に額をぶつけ血がでたり、「あ痛っ!」と怯めば、上からせっかく塗った鉄砲狐が落ちて来てこなごなになったり。
結構滑稽かもしれません。ぴかぴかに磨かれた作業台のラインに並んだ弁当箱に落ち着いた気持ちで卵焼きを並べることができたらすっきり無駄のない作業ができることでしょう。
寒い中、大変なことが多いでしょうが、がんばって下さいね!
ありがとうございます。
自業自得ということになりますが、もともと狭い6畳の部屋の半分には油絵を描いていた当時のキャンバスとかイーゼルとかを寄せてどかしてあり、残りにスペースに作業用の台がありますが、増えていく割形を収納するスペースがないので作業台のほとんどを占拠しています。乾燥させるための棚が少ないのでどうしても平置きや無理な重ね置きになっておかしなことになります。勝手な理想を言うとどうしてもお弁当屋さんのような広い平らなスペースを、、と思ってしまいます。