
私がブログで話題にしたことを喜んでくださって
丁寧にお手紙をくださったのだ。
わざわざ!
私だけが読むのはもったいないお手紙だったので
番組で少し紹介させていただいたところ
じっくり読みたいのでブログに載せてほしいとの声が。
ご本人に許可をいただいて、
一部載せさせていただくことに。
お手紙をくれたのは、
丸文松島汽船の矢部善之さん。
まずはお礼の言葉、
昨年の旅のこと、先日私が書いたブログのことなど
私への話の後、
そして
3月11日から今日までの話・・
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3月11日震災当日はBLOGにも書きましたが、
仙台市から塩釜市へ向かう国道45号線を車で走行中でした。
そして14:46・・・
ラジオから警告音が鳴った瞬間にとてつもない揺れが!!!
大きな橋の上に居た僕の車が弾んだのです!!
ありえないでしょ。
周辺のビルも全部揺れてるんです!!
橋が崩れる恐れがあるので、とにかくバックで橋を降りて
国道沿いに車を横に駐車して通行を止めました。
そして橋の上にいた車を誘導し、
歩道に倒れていた80代くらいのお婆さんをおぶって自宅まで送り、
それから塩釜へ向かいました。
あのお婆さんの家がもう少し遠ければ、この手紙を書くことは無かったでしょう・・・
海から何キロも離れた国道まで大津波が来たのです。
翌日、その場所には何十人もの遺体がありました・・・
僕は何人も運びました。涙が止まらなかった・・・
それから毎日 徒歩で片道2時間掛けて仙台の海へ友達を探しに行っておりました。
残酷な姿で発見された時は、さすがに海を憎みました。
それでも家族の方々は「見つかっただけで、良かった・・・」と
涙ながらに言っておりました。
今思えば本当にその通りだと思います。
その後は、屁怒絽だらけの塩釜と松島の遊覧船乗り場の瓦礫処理を・・・
津波で事務所は壊滅してしまったけど、『人のチカラ』はスゴイです!!
みんなで泥だらけになりながら、毎日頑張った結果が、
5月1日の営業再開です!
伊舞さんのような仕事をされているメディアの方々のお蔭で
松島には沢山のお客様が来てくれました!
例年の20%くらいではありましたが(笑)
本当はGWに間に合わないと思っていたので、
その20%の方々の笑顔を見ると泣けてきました。
さらに『良かったね!』とか『頑張ってね!』といった言葉まで。
このGWに何回泣いただろう・・・(笑)
震災はとっても悲惨で残酷な出来事でしたが、
人という文字の意味、人の温かさ、心の傷の深さ・・・いろんな事を学びました。
BLOGにも書きましたが、今、僕はみなさんのお蔭で生かされています。
誰かの為に!!なんて、大それた事は出来ないと思うけど、
少しでも誰かの事を考えてあげられるような人間になりたいと思います。
今はNPO法人チャイルドフライトジャパンという団体に所属しておりまして、
ヘリコプターで気仙沼市・気仙沼大島・南三陸町などへ
医療輸送と物資輸送をしております。
阪神淡路大震災を経験したお医者さん達が
「あの時、東北の方々にお世話になったので!!」と、
沢山の方々が参加してくれているのが、
とっても嬉しいです!
逆に言えば、経験した人じゃないと解らないんですよね・・・
温度差があるのは間違いないと思います。
でもそれは仕方が無い事なんですよね・・・
ただひとつ、みんなの想いが同じなのは平和で安全な国・・・
これはみんな一緒だと信じているので、それが心の支えです。
来月からは女川町や石巻市などの小中学校や避難所、
そして病院などでのボランティアライブ活動をします!
遊覧船の仕事も忙しくなることを願いつつ、
自分自身に喝!を入れながら頑張っていきたいと思います。
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手紙はまだ続いていて、
とにかく何度も何度も
「ありがとうございました」と言ってくれていた。
何も力になれるようなことしてないのに・・。
まっすぐに喜んでくださっている文面に、
ぐっときて、
恐縮するばかり。
矢部っちさんのブログの話をした時も思ったのだけど、
そこには
書くことを生業とされていない方の文章が持つリアルさがある。
過度の演出はない。
彼の心に映ったものを
彼の言葉で、そのまま伝える。
だからこそ伝わるものがる。
だからこそ届くものがあるような、気もするんだ。
『互いに元気に!今出来る事をしましょう!』
で、手紙は結ばれていた。
そう。まずは元気でいなくちゃ。
そして今できることをさ
何度も何度も考えたらいいやん。
ちっちゃくたって積み重ねて行こう。
考えて動いて、考えて動いて・・・
繰り返して行こう。
そうだよね・・

※矢部っちさん!
お手紙、そして掲載許可、ありがとうございました。
ステッカーもありがとう。
ステッカー返ししますんで、少々お待ちあれ。
も、もらってね!

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