ど~も伊舞なおみです

THE BACK HORN 「KYO-MEIストリングスツアー」 feat.リヴスコール

THE BACK HORN 「KYO-MEIストリングスツアー」 feat.リヴスコール
2021年6月27日(日) at Zepp Namba(OSAKA)


緊急事態宣言が出たために、
延期になった大阪。
はからずもツアーファイナルに。

前回のカルペ・ディエム大阪(4月4日)の時に一番感じたのは
こんな状況の中、静かにライブを楽しむお客さんの想いだった。

本当は、歓声もあげたい、動きたい、自由に音楽を楽しみたい。
‥でも今はできない。
なんとかこの状況でライブがちゃんとできるよう
次につなげられるよう
一人一人がぐっと我慢して、それぞれの位置をキープして
無言で静かにゆれている。
そして、涙ぐんでいて、さ。

その姿にぐっときたんだなぁ。

今回も守らないといけないことは変わってなくて。
広いZeppの会場に、距離を保って立つ。
ポジションを守って、マスクのまま、声も出さずにいるみんな。

「考えたんだけど。」と光舟氏。
コール&レスポンスの代わりに、万歳三唱はどうかなって。

とまどう会場(笑)
掛け声担当を突如やるはめになった、将司氏。
「とにかくやってみよう」ってことで
掛け声にあわせて、無言で万歳三唱をする客席。

いやいや、シュールだから!

でもね、その時は客席にもパッと明かりがついて。
双方よーく見えるわけですよ。
万歳をするお客さんを嬉しそうに見つめるメンバー。

「いいねえ。」「バックホーンらしいね。」「昭和だね。」
だってさw

今は本当に、もどかしいけどね。
でもこうやって同じ空間を共有していることが
そのキャッチボールができることが
きっと幸せなんだよね。

「それぞれのお仕事や環境で、来たくても来られない人もいると思う。」
目の前のみんなにも、
遠くのみんなにも
想いも届けようとする彼ら。

東日本大震災から10年。
あの時作ったアルバム「リヴスコール」をフィーチャーした今回のツアー。
「世界中に花束を」が
いままた違って響く。

今回はキーボードとカルテットとともに作る特別なツアー。

バックホーンの音楽は、激しくもあるけれど、
繊細でもあって。
だから、ね。ストリングスとの相性はとてもいい!
のですよ!

静かな曲はもちろん、その曲でストリングス!?というのも含め、
実に美しくて、かっこよくて!
「刃」のストリングスも良かったなああ!

そして空間を作り出す、あかり。
深く重い赤が、こんなに似合うアーティストもいないよな。
って前から思っているのだけれど、
時にそこから、ぱっとさわやかなブルーに変わる。
その対比が、その両方が、
こんなに似合うアーティストもいないよな。
とまたしても思う。

「嬉しいことも悲しいこともあるけれど、
どちらかにおぼれることがないよう‥」と将司が言う。
それは難しいこと。
難しいけれど、その言葉が支えになる人がきっといる。

優しい声。

そうそう、
「まだ言ったら怒られるやつだけど」(マツ)(笑)
と、次の告知も。

純粋にライブも楽しみだし
彼らが走り続けてくれることが力になると
帰り道、お客さんたちのそんな会話が聞こえてくる。

マスク越しでも「届いてるよ」とステージから。
「届いてるよ」とお客さんからも。

共に、命をつないでいこう‥。



次のツアーは、マニアックヘブン。マニアックなやつ、ツアーしちゃうんだな。
詳細は後日。
前回のマニアックヘブンツアーvol.13のダイジェスト映像をどうぞ♪


https://youtu.be/ZjrkDwwRCnA

THE BACK HORN are 山田将司(vo.)菅波栄純(Gu.)岡峰光舟(Ba.)松田晋二(Dr.)

ツアー完走!お疲れ様でした!
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