ハイパーレスキューたちの間で
この数字は
「生存者あり」を意味するんだって。
「２５２ 生存者あり」は
東京を襲った巨大災害のもとで繰り広げられる
助けを待つ人々と、助けに向う人々の物語。
個人的に・・パニック映画とか好きじゃないんで
前半の災害の映像や
逃げようとして逃げ切れない人々などの映像はね
ちょっと苦手。。
（その迫力が見せ場なんだろうけど・・
）閉じ込められ、偶然同じ場所に居合わせた人たちが
やがて、ゆっくり自分たちのことを語り始める。
その辺りからの方が、じっくり入り込めて好きかな。
主役があの「伊藤英明」さんってこともあって
海猿 陸に上がる・・みたいなイメージの人も多いかも。
確かにそのイメージは強いよね。
でも、なんといっても、伊藤さんの持つ力強さと、あふれる生命力。
窮地におかれても頼りたくなる空気感は彼ならではかも。
大ラスの立ち姿は、ちょっとかっこよすぎ・・なぐらい。
たくさんの役者陣の中で
特に印象に残ったのは子役の「大森絢音」ちゃん。
聾唖者の役という難しさもあるんだけど、
難しい役をやってます って気負いは感じさせられない。
特別に作られたかわいらしさじゃなくて
そばにいるわが子のような
ほんと自然なかわいらしさが、たまんないよ。
ところで・・
東京が大災害にあうわけなんだけど、
様々な建物が被害にあう映像の中に
お台場フジテレビビル！そう！海猿のフジテレビが・・
おなじみの球体が転がっちゃってる。
あのさ。
この映画、日テレプレゼンツなんだよね・・
あくまで、
「東京を代表する建物だから」ってことらしいけど、
どうなの！？
実は、このシーンが一番印象に残ってたりして(笑)
それはさておき・・
実寸大に作ったという新橋駅のオープンセットや
東京の街の再現は見どころ。
東京消防庁がバックアップしてくれたという
レスキューのシーンもご堪能あれ。
「２５２ 生存者あり」
監督・水田伸生 原作・小森陽一
出演・伊藤英明、内野聖陽、 山田孝之、香椎由宇、木村祐一、 MINJI、山本太郎、桜井幸子／他
12月6日より全国ロードショー
