読んで字の如く、めっちゃ寒い日。
1年のうちで一番寒くなるのがこの辺りなんだそうだ。
辞書によると、
『二十四節気の一。太陽の黄経が300度に達した時をいい、現行の太陽暦で一月二十日頃に当たる。一年で最も寒い季節。』
ふ~ん。
で
黄経ってなに?
『天球上の一点から黄道に下ろした垂線の足と春分点との角距離。春分点より東へプラスに測る。黄緯とあわせて天球の黄道座標を形成する。』
あはは。余計ちんぷんかんぷんになった。
自分で、もそもそ図を描いてみる(図1)

うむ。なんだこりゃ。
それに300度ってなんだか中途半端だなあ。
更に調べると、北半球に1年で1番太陽があたらない日の太陽の黄経は270度。
270度っていうと、こんな角度(図2)

黄経270度の日が冬至。つまり、一番昼が短い日だ。
(ちなみに、0度が春分、90度が夏至、180度が秋分ね)
一年で一番昼が短い冬至の日が一番寒いのならわかりやすいんだけど、
そうじゃないんだよなあ。
改めて考えたら不思議じゃないかい?
えへん。
なんでかっていうとね、
広いお部屋で冷房かけてもすぐには冷えないでしょ?
地球を覆っている大気が冷えるのも時間がかかるってわけ。
で、だいだいひと月ぐらいたった大寒あたりで1番寒くなるわけだ。
ひと月もかけてゆっくり冷えるのか。
家の冷暖房もそんなにかかったら不便だなあ(ってどんなに広い家だ!)
そして大寒過ぎた頃からは逆に、「あれ、ちょっと日が長くなった?」と大気が気づいて
(いや、別に気持ちの問題じゃないが)
またじんわり温まっていく。
そう、春に向かっていくのだ。
一番寒い日は、春へのスタート地点でもある。
そう思ったら、この寒さも辛抱できるかな。
あああ、それにしても寒い!
温かくして風邪引かぬよう・・
ぼちぼち春に向かって行きますか。
もう一踏ん張り・・だね。