JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

映画 「怪物の花嫁」

2008-05-31 | 映画(DVD)
シネマヴェーラ渋谷「配給:ケイブルホーグ」のエド・ウッド2本目

「怪物の花嫁」1955年 監督:エドワード・D・ウッド・Jr.

森の中の一軒家でヴォーノフ博士と大男の助手・ロボがある実験を繰り返していた。それは放射線によって人間を巨大化させ、「超人」を作ることであった。ある日、女性記者のジャネットがこの一軒家に迷い込んでしまい…。巨大化する実物のタコ、ワニとの死闘!!

これも「プラン9・・・」同様、すっかりお馴染みのツッコミ所を「これがそうか」、「確かに確かに」と確認しながら観るばかりで面白くもなんともない。
老優ベラ・ルゴシの苦悩や名演技、世界征服への名演説に何かしらの感動を感じれるのもすべてティム・バートン「エド・ウッド」があればこそ。

事前知識の無かったツッコミ所。ますますネタバレ・・・

ヴォーノフ博士の生身の人間に施す実験。被験者が実験に耐えられれば「超人」耐えられなければ「死」っていうショッカーの改造人間同様のやり方。すると本郷猛のような強靭な体力の持ち主が「超人」になると思いきや、ヨボヨボのヴォーノフ博士が超人となった。凄すぎる!

ジャネットを助けに行ったディック警部補。シャツをビリビリに引き千切られながらロボと格闘する様は笑える。

ビリビリシャッツのまま山に逃走した超人ヴォーノフ博士を追いかけるディック。そこへこれ見よがしに巨大岩。超人ヴォーノフ博士が巨大岩を転がすのかと思いきや、転がしたのはディック警部補。彼も知らぬ間に実験室で超人にさせられていたのかと思うほどの怪力ぶりに唖然。

エド・ウッドの最低映画。これまた観られただけで満足しましょ。

「フランケンシュタインの花嫁」を観たくなりました。

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