TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

JAMES NEWTON HOWARD & FRIENDS

2004-09-21 23:00:20 | Weblog
昨日話題に取り上げましたJAMES NEWTON HOWARDですが、「JAMES NEWTON HOWARD & FRIENDS」というタイトルでアルバムを発表しています。
わずか9曲で収録時間にして30分に満たないアルバムで、どの曲がいいとかゆうような評価をすべきものでもないような作品なのですが、そのFRIENDSというのが、
DAVID PAICH、STEVE PORCARO、JEFF PORCARO、JOE PORCARO 以上 です。
ま、要はTOTOからギターとベースとボーカルを抜いてパーカッションにPORCAROの父が加わったというメンツです。
サブタイトルがROCK INSTRUMENTALS FOR SYNTHESIZERS, DRUMS,AND PERCUSSIONとなっており、全部インストなんですが、リズム隊以外皆さんひたすらシンセをひきまくっている、非常に無機質なROCK INSTRUMENTAL?です。このアルバム発表のいきさつはジャケットに何やら書いてあるのですが、英語わかりません。とにかく、YAMAHA DX7のプロモーションのためであることは間違いなさそうです。(ご本人もYAMAHAのロゴ入りシャツを着てご満悦のご様子ですし)
FUSIONというカテゴリーでもなく、かと言ってROCKかぁ?って感じですね。
曲はほとんどがDAVID PAICHの作品ですが、1曲だけ気になる曲「E-MINOR SHUFFLE」が収録されています。TOTOフリークの方はピンと来るかも知れませんが、この曲は後のTOTOXXに収録の曲「ON THE RUN」の原曲になった曲です。(JEFFの追悼アルバムでも収録されてますね)
ON THE~は骨太のロックンロールですが、この曲はシンセメインで展開も乏しい、か細い作りですので、ちょっと気がつきにくいですが。
ところで、ON THE~のリフのブレイクに、ドラムのキメがあるのですが、1箇所だけ半拍ずれる部分がありました。ピアノのグリッサンドともずれているので、これはJEFFともあろうお方がコケたのかいなと思ってたんですが、E-MINOR~では2発目のキメは必ず半拍ずらしています。やっぱり、シカケだったんですね。失礼致しました。(上記のJEFF追悼アルバムでもおんなじことやってました)
このアルバムは音が薄っぺらいせいもあり、JEFFのドラムがよく聞き取れ、一部にはカウントも収録されているので、JEFFマニアにはたまらない作品かも知れません。

それから「SLIPPIN' AWAY Ⅱ」なる曲、これはTAMBU収録の「SLIPPED AWAY」の原曲ではないかと私は睨んでいるんですが・・・タイトルに惑わされてるだけか。
コメント
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