TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

東京JAZZ2006 PART2

2006-10-04 00:28:59 | Weblog
東京JAZZ2006 NHK放映のPART2について。

・AUSTIN PERALTA
若き天才、JAZZピアノ界の王子様!と言われるだけあって、小生意気そうな雰囲気は15or6歳という若さゆえか。だけどプレイはエネルギッシュ!JAZZの枠に捉われない発想の楽曲も素晴らしい。しかしそれに輪をかけてドラムのRON BRUNERが凄い。この人もかなり若そうですが、その若さ溢れるプレイはともすればどやかましいくらいのパワフルさ。他の二人の演奏を食っちゃってたようにも思えます。JAZZドラマーがあんなにボコスカ力任せに叩いちゃっていいんですかね~。画面で見てても会場のやかましさが伝わってきます。ちなみにベースの鳥越啓介って名前はよく聞いてましたが、今回初めてお顔を拝見しました。ヨン様みたいなイケメンですね~。ウチのカミさんがハマりそうな顔です。

・LOS VAN VAN
渋さ知らズほどではありませんが、なかなかにぎやかしぃなラテンダンスバンド。今回初めてこの名を聞きましたが、歴史のあるバンドなんですってね。オルケスタデラルスのルーツになっているバンドなのかも。
にしても大所帯の割には音がカスカスに薄い。聞こえてくるのはピアノとベース音ばっかり。PAのバランスが悪かったのか?いろいろと演奏している姿は見えども音は聞こえてこず。そして続くはDAVE KOZ。

・DAVE KOZ
どうも東京JAZZの話題を1人でかっさらってしまった感のあるDAVE KOZ。やはり評判良かったんでしょう、放送された曲も4曲で、時間も一番長くとられていたように思います。
なんかスムースジャズのプレーヤーって、カッコつけててステージ見てもつまらなそうな印象があったんですが、この人は「見せる」サックスプレーヤーですね。まさにこれぞエンターテイナーって感じです。自己満足だけに陥らない、ミュージシャンは客を楽しませてナンボ、というスピリッツがにじみ出てました。それに加えてギタリストとベーシストがコミカルなこと!ベースのBILL SHARPEなんてガニマタノッポのまるで漫画の中から出てきたようなファンキーガイ。手をパーの状態でベケベケとやるスタイルはまさに文字通りこれぞチョッパーベース。しかしあのちょんまげみたいな頭は一体何なんだ?
このやけにどでかい二人に挟まれる小柄なDAVE KOZ、そんな姿だけでもファンキーですわ。

・CHICK COREA & TRONDHEIM JAZZ ORCHESTRA
小生にとって一番難解だったのがこれ。
ただ言えることは今回の東京JAZZの出演者の中で一番仕事してたのが、せわしないことこの上なかったこのバンドのベースとドラムのリズムセクション。そして一番仕事してなかったのが...このオーケストラのコンダクターだったんじゃないかってことだけ。

にしても時々映る客席は...空席がやけに目立ってたな~。果たして来年はあるんだろうか...。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする