TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

KENJI SHOCK/大村憲司 その2

2006-11-27 00:17:52 | TOTO&FUSION
大村憲司「KENJI SHOCK」の続き。

6.「BOSTON FLIGHT」
うって変わって、ほのぼのとしたLEE RITENOUR的クロスオーバーな1曲。
しっかし凄いのはやはりJEFFのシングルハンド16の速さ。このアルバム全体を通じ、JEFFの右手首のやわらかさには改めて驚かされます。

7.「BAMBOO BONG」
LEE RITENOURが参加しているだけあって、当時のRITENOURサウンドをよ~くトレースしてます。何も知らずに曲だけ聴いたらLEE RITENOURと思ってしまうんじゃないかというくらい。大村憲司の懐の深さを感じます。

8.「THE MASE」
これまたJEFFの超早シャッフルが印象的なラテンぽい曲。このギターもRITENOURっぽい。そんな意味ではこのアルバム、前半がLARRY CARLTONっぽくて、後半はRITENOURスタイルで作られたのかな。

この「KENJI SHOCK」、まさにフュージョンの王道を行くアルバムです。しかもJEFF PORCAROとMIKE PORCAROの白熱したプレイはなかなか他では聴けないかも知れません。小生JEFF目当てでこのアルバムを購入したわけですが、JEFFのプレイだけでもお釣りがくるところに、MIKEの若々しいプレイもプラスされ、更になんといっても大村憲司というギタリストの素晴らしさに圧倒されました。一粒で3度おいしい?お買い得なアルバムでした。

KENJI SHOCK/KENJI OMURA
KENJI OMURA(g,vo)VICTOR FELDMAN(perc,keys)STEVE LUKATHER/LEE RITENOUR(g)GREG MATHIESON/DAVID PAICH/MICHAEL BODDICKER/BILL MEYERS/PATRICE RUSHEN(keys)JEFF PORCARO(ds)MIKE PORCARO/EMBAMBA/ABRAHAM LABORIEL(b)HARVEY MASON(ds,perc,keys,vo)KENNY MASON(perc,tp,vo)JERRY HEY(tp)KIM HUTCHCROFT/LARRY WILLIAMS(sax)BILL RICKENBACHER(tb)
コメント
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