年末に購入したこのCD「PLAY JACO」。やっぱり昨年リリースのアルバムベスト3の3枚目はやはりこれでした。
日本を代表するベーシストがJACOの曲をカバーする、という企画も小生好みですし、それぞれのベーシスト独特のアレンジも素晴らしい。何度聴いていても飽きさせない楽しい作品です。
今回はこのアルバムを参加ベーシストごとにご紹介します。
PLAY JACO ~A TRIBUTE TO JACO PASTORIUS~BY JAPANESE TOP BASS GUITARISTS
KING RECORD KICJ-514
日野"JINO"賢二
1. TEEN TOWN
10. SOUL INTRO~BEAUTIFUL SPIRITS(BY JINO)~THE CHICKEN
まず1曲目を飾るのはJACOの弟子、日野賢二のセルフプレイによる「TEEN TOWN」です。いわばこのアルバムのイントロダクションみたいなもの。ファンキーな打ち込みリズムに乗せた「TEEN TOWN」に「BIRDLAND」や「CONTINUUM」などの代表曲がちりばめられています。
再び登場するのは10曲目。「THE CHICKEN」です。この曲では西脇辰弥のハーモニカを前面にフィーチャー。これまたファンキーなギターカッティングに乗って、本来ラッパ隊が担当すべきパートを西脇さんのハーモニカがさらっと流します。そのミスマッチな感じがまた独特な雰囲気を持っていていい味出してます。
KENJI"JINO"HINO(b)TATSUYA NISHIWAKI(harm)SATOSHI YOSHIDA(g)JAY STIXX(ds)
納 浩一
2. CONTINUUM
11. THREE VIEWS OF A SECRET
2曲目は納さんと小野塚さんによる「CONTINUUM」。小野塚さんのプログラミングによるバックトラックとRHODESライクなエレピに乗った納さんのフレットレス。この2人の組み合わせもやはり素晴らしいです。これまた絶品な1曲ですね。
再び登場するのは11曲目、「THREE VIEWS OF A SECRET」。残念なことにこの1曲だけがこのアルバムのオリジナルではありません。納さんのソロアルバム「琴線”THE CHORD”」からのセレクションでした。曲もいいし、プレイもいいし、アルバムとしての雰囲気にものすごく合っている。選曲に間違いはないんですけど、せっかくなんだから使いまわしは避けて欲しかったなあ。
何でもウッドベースの曲をどうしても入れたいというプロデューサーの意向がそうさせたようです。
ちなみにやっぱりこのアルバムももちろんKINGの「低音」シリーズ。ホントKINGレコードサマ様です。
KOICHI OSAMU(b)AKIRA ONOZUKA(keys,programming)
MAKOTO KURIYA(p)HIROYUKI NORITAKE(ds)
櫻井哲夫
3. PORTRAIT OF TRACY
6.SLANG
続いては櫻井哲夫御大の登場。幻想的で美しいハーモニクスの嵐がたまらない「PORTRAIT OF TRACY」です。JACOのベース使いの間口の広さに思いを馳せてしまいます。そして6曲目は「SLANG」。一度聴いたら忘れられないループに乗せてひたすらベースソロを弾きまくる櫻井さんです。このアルバムの他のプレーヤー達の曲に比べてベースソロの占める割合がかなり多い櫻井さんの2曲、両方ともバックは全て打ち込みでした。ちょっと寂しい…。
TETSUO SAKURAI(b,syth,programming)
次回に続きます。
日本を代表するベーシストがJACOの曲をカバーする、という企画も小生好みですし、それぞれのベーシスト独特のアレンジも素晴らしい。何度聴いていても飽きさせない楽しい作品です。
今回はこのアルバムを参加ベーシストごとにご紹介します。
PLAY JACO ~A TRIBUTE TO JACO PASTORIUS~BY JAPANESE TOP BASS GUITARISTS
KING RECORD KICJ-514
日野"JINO"賢二
1. TEEN TOWN
10. SOUL INTRO~BEAUTIFUL SPIRITS(BY JINO)~THE CHICKEN
まず1曲目を飾るのはJACOの弟子、日野賢二のセルフプレイによる「TEEN TOWN」です。いわばこのアルバムのイントロダクションみたいなもの。ファンキーな打ち込みリズムに乗せた「TEEN TOWN」に「BIRDLAND」や「CONTINUUM」などの代表曲がちりばめられています。
再び登場するのは10曲目。「THE CHICKEN」です。この曲では西脇辰弥のハーモニカを前面にフィーチャー。これまたファンキーなギターカッティングに乗って、本来ラッパ隊が担当すべきパートを西脇さんのハーモニカがさらっと流します。そのミスマッチな感じがまた独特な雰囲気を持っていていい味出してます。
KENJI"JINO"HINO(b)TATSUYA NISHIWAKI(harm)SATOSHI YOSHIDA(g)JAY STIXX(ds)
納 浩一
2. CONTINUUM
11. THREE VIEWS OF A SECRET
2曲目は納さんと小野塚さんによる「CONTINUUM」。小野塚さんのプログラミングによるバックトラックとRHODESライクなエレピに乗った納さんのフレットレス。この2人の組み合わせもやはり素晴らしいです。これまた絶品な1曲ですね。
再び登場するのは11曲目、「THREE VIEWS OF A SECRET」。残念なことにこの1曲だけがこのアルバムのオリジナルではありません。納さんのソロアルバム「琴線”THE CHORD”」からのセレクションでした。曲もいいし、プレイもいいし、アルバムとしての雰囲気にものすごく合っている。選曲に間違いはないんですけど、せっかくなんだから使いまわしは避けて欲しかったなあ。
何でもウッドベースの曲をどうしても入れたいというプロデューサーの意向がそうさせたようです。
ちなみにやっぱりこのアルバムももちろんKINGの「低音」シリーズ。ホントKINGレコードサマ様です。
KOICHI OSAMU(b)AKIRA ONOZUKA(keys,programming)
MAKOTO KURIYA(p)HIROYUKI NORITAKE(ds)
櫻井哲夫
3. PORTRAIT OF TRACY
6.SLANG
続いては櫻井哲夫御大の登場。幻想的で美しいハーモニクスの嵐がたまらない「PORTRAIT OF TRACY」です。JACOのベース使いの間口の広さに思いを馳せてしまいます。そして6曲目は「SLANG」。一度聴いたら忘れられないループに乗せてひたすらベースソロを弾きまくる櫻井さんです。このアルバムの他のプレーヤー達の曲に比べてベースソロの占める割合がかなり多い櫻井さんの2曲、両方ともバックは全て打ち込みでした。ちょっと寂しい…。
TETSUO SAKURAI(b,syth,programming)
次回に続きます。