TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

東京JAZZ2009 オンエア第4夜雑感

2009-10-08 23:37:34 | その他の音楽
しつこく東京JAZZ2009のBSでのオンエア第4夜最終回編…

大西順子 TRIO
すいません、多分小生的に一番苦手なタイプのジャズなんだろうなこれが。ジャズの魅力はこういうスリリングなアドリブ演奏にもあるんだろうけど、なんというかただの音の組合せにしか聴こえないんですね。難解であり、耳に残らない。だけどこれもジャズの一つの典型的なスタイルなんだろうな。

MCCOY TYNER TRIO WITH JOHN SCOFIELD
MCCOY TYNERのメロディアスなジャズにジョンスコのギターが加わると…ああそうか、これがフュージョンなんだ。ジャズとフュージョンの間を埋めるのがこういうスタイルなんだなと思ったりもして。ジャズの素敵さ、フュージョンのカッコ良さ。フュージョンの原点を見て聴いた気がした。

LOU DONALDSON
サックスの巨匠なんだそうですが、やっぱり全然知りませんでした。ファンキーかつソウルフルなナンバー、それを飄々と演奏する姿はなかなかユーモラス。漫画みたいな人ですねいろんな意味で魅力的な人です。
そして何よりスゲェーと思ったのがオルガンの敦賀明子さん。日本でサポートにつれてこられたのかと思ったら、実際NY在住でLOU DONALDSON QUALTETのパーマネントなメンバーとして普段から活躍してるのか。ハンパなくカッコエエと思った次第です。CDもいろいろ出てるんでちょっと聴いてみたくなったな~。

SUPER JAM
まあ演奏内容はともかくとして、神保さんが借り物のセットを使ってレギュラーグリップでスネアを擦ってる姿って珍しいな~と思ったのが第一印象。こういうモロジャズな神保さんを見られるのも東京JAZZならではということでしょうか。今回のメインバンドはQUASIMODE…って初めて聞いたなこのバンド。こういうクラブジャズ系のバンドがいろいろ出てきているのは時々認識はしてるんですが。クラブジャズってジャズだけどノリが良くって、カッコ良くって、みたいな感じがして聴いてる分にはとってもいいと思うんだけど、なんかこう…バンドが根付かないというか、長持ちしないという印象があります。末永く頑張ってもらって、クラブジャズというジャンルをもっとマニアックでない、普遍的な存在になってもらいたいものです。
コメント
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