TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

KICKS / KICKS

2013-12-03 22:51:55 | J-FUSION
久々に引っ張り出して聴いているのがKICKSというユニットの唯一枚のアルバム「KICKS」。
KICKSというのはトランペッターの小林正弘率いるホーンセクションをメインにしたフュージョンユニットです。
レコーディングメンバーは小林正弘の他小林太、下神竜哉のペット陣にトロンボーンに河合わかば、サックスに織田浩司、山本一、金子隆博そしてゲストとして勝田一樹というホーンセクションに沼澤尚、石川雅春と青木智仁というリズムセクションと浅野祥之、小倉泰治。いわばBIG HORNS BEEとSOURCEが混ざったようなメンバーによるファンキーでノリのいい素敵なフュージョンユニットなのです…。
先日書きました「KIYO*SEN」ネタでも書きましたけど、こういう名うてのフュージョン系ミュージシャンによるコラボユニットって最近は減っているような…というかライブでは結構あるんだけど、CDとして音源がリリースされることが減っているように感じます。これもやはりCDが売れない、CD不況の影響なんですかね…。
CD全盛期、90年代から2000年代前半を振り返ってみると、それこそLPの頃にはTHE PLAYERSやPARACHUTE、それにAKA-GUYなんてのもありました。CD時代に入ると若干若い世代による、姫の乱心、WITNESS、NOBU CAINE、空と海と風と、J&B、堀井勝美プロジェクト、熱帯倶楽部SOR、FOUR OF A KIND、THREE'S COMPANY…それにTHE DABBLERSなんてのもありましたな~。コラボユニットというよりはバンド形態も入れればJIMSAKUにAGHARTA、RXあたりもその類に入るのでしょうか。とにかくある意味限られた人材がいろんなユニットで活躍する、まさにJ-FUSIONの良かったあの頃…と遠い目で懐かしむしかないですな。ホントあの頃はフュージョン系のアルバムが結構リリースされていたものです。
もちろん最近全く無くなった、ということでもなくKIYO*SENもそうですし、J&KにSPICY KICKIN’や井山大今みたいなのも出て来てはいますけどね、それはそれで嬉しいことなんだけど、まあ、あの頃に比べればちょっと欲求不満。
最近ではSOURCEも活動再開してますし、APOLLO JAMとか野獣王国もそれなりにコンスタントに活躍してますから、こういう方々もアルバム制作を再開してくれないかな~と希望しております。

関係ないけど、SOURCEのライブがBLUESALLEYで1月にあることに気付いたのですが、その翌々日からDIMENSION、勝田一樹ソロ、小野塚トリオ…とうことで1日おいて小野塚さん1日&3日連続ご出演…すげぇな小野塚さん…。ついでにその間の一日に入るのがSPIRIT OF THE BOOGIEというなんだかこれもBIG HORNS BEEをベースにしたKICKSにかなり近そうななかなか面白そうなユニットというのにも興味惹かれるのです、ハイ。

KICKS / KICKS
TAKASHI NUMAZAWA/MASAHARU ISHIKAWA(ds)TOMOHITO AOKI(b)HIROYUKI ASANO(g)YASUHARU OGURA(keys)MASAHIRO KOBAYASHI/FUTOSHI KOBAYASHI/TATSUYA SHIMOGAMI(tp)WAKABA KAWAI(tb)HAJIME YAMAMOTO/TAKAHIRO KANEKO/KOJI ORITA/KAZUKI KATSUTA(sax)

今日の通勤音楽
SUNKEN CONDOS / DONALD FAGEN
LOVE,GRATITUDE AND OTHER DISTRACTIONS / WILL LEE
コメント
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