またまた録りだめしていた映画を見たシリーズ。
今回は「大いなる驀進」という、まあ鉄な映画なのです。
昭和30年代、未だ新幹線開通前の話、寝台特急「さくら」の車内における乗務員の人間模様を描いた映画、ということにしておきましょう。
なんでしょうねぇ、当時のことは知らないので何が正しいのかはよくわからんけど、この映画の描く世界が事実に基づいていたとなったら、正直とんでもない話だよね、と思うのです。今の時代からすれば突っ込みどころ満載、でもこのストーリーのどこかまでは事実だったんでしょうな。
そもそも台風が来るのわかっていて、そこに列車が突っ込むか?ということ自体が現代的な感覚からすればナンセンス。しかも、にもかかわらず定時に着くことを前提に乗りこみ、運転再開を要求する乗客の身勝手さ。まあ現代の少しでもリスクがあったら即運休、というのはやり過ぎ感があるけど、さすがに台風に向かって突っ込んでいくのは当時としても無しだよな。どうしても行かなければならない、届けなければならないのなら、他の手も考えられないものなんだろうか。他と言われても代替交通手段は当時はなかなかなかったのかもしれんけど・・・。
そもそもがけ崩れで通れないのを乗務員と乗客で復旧させるなんざ、どう考えてもありえん。二次災害起こったらどうすんの。
車内で自殺を図っても駄々こねて降りずに車内で処置を受ける、なんてぶっ飛び過ぎ。
でも、代議士が乗ってたら途中止まる駅ごとに支持者が万歳しに駆けつける、ってのは当時はあったのかもね。今じゃ馬鹿馬鹿しい時間の無駄なんだけど。
なんだかもう登場人物みんなにアホかお前ら、とブツクサ言いながらの鑑賞になってしまいました。唯一三国連太郎の専務車掌だけが、まともな人物として描かれていたのが救いだったかな。
とにもかくにも、ストーリーはとてつもなく受け入れ難いものではありましたが、国鉄協力のもと制作されたようで、当時の20系やEF58など車両マニア的な視点からは超満足な映像ではありました。こういう映像って、貴重だよな~ってつくづく。
というわけで、せっかくの機会なので自身が乗った20系客車の唯一の写真をおまけに付けておきます。
今回は「大いなる驀進」という、まあ鉄な映画なのです。
昭和30年代、未だ新幹線開通前の話、寝台特急「さくら」の車内における乗務員の人間模様を描いた映画、ということにしておきましょう。
なんでしょうねぇ、当時のことは知らないので何が正しいのかはよくわからんけど、この映画の描く世界が事実に基づいていたとなったら、正直とんでもない話だよね、と思うのです。今の時代からすれば突っ込みどころ満載、でもこのストーリーのどこかまでは事実だったんでしょうな。
そもそも台風が来るのわかっていて、そこに列車が突っ込むか?ということ自体が現代的な感覚からすればナンセンス。しかも、にもかかわらず定時に着くことを前提に乗りこみ、運転再開を要求する乗客の身勝手さ。まあ現代の少しでもリスクがあったら即運休、というのはやり過ぎ感があるけど、さすがに台風に向かって突っ込んでいくのは当時としても無しだよな。どうしても行かなければならない、届けなければならないのなら、他の手も考えられないものなんだろうか。他と言われても代替交通手段は当時はなかなかなかったのかもしれんけど・・・。
そもそもがけ崩れで通れないのを乗務員と乗客で復旧させるなんざ、どう考えてもありえん。二次災害起こったらどうすんの。
車内で自殺を図っても駄々こねて降りずに車内で処置を受ける、なんてぶっ飛び過ぎ。
でも、代議士が乗ってたら途中止まる駅ごとに支持者が万歳しに駆けつける、ってのは当時はあったのかもね。今じゃ馬鹿馬鹿しい時間の無駄なんだけど。
なんだかもう登場人物みんなにアホかお前ら、とブツクサ言いながらの鑑賞になってしまいました。唯一三国連太郎の専務車掌だけが、まともな人物として描かれていたのが救いだったかな。
とにもかくにも、ストーリーはとてつもなく受け入れ難いものではありましたが、国鉄協力のもと制作されたようで、当時の20系やEF58など車両マニア的な視点からは超満足な映像ではありました。こういう映像って、貴重だよな~ってつくづく。
というわけで、せっかくの機会なので自身が乗った20系客車の唯一の写真をおまけに付けておきます。