TOTOからはじまったイモづる式音楽日記

旧タイトル:TOTOからはじまるLA FUSION CONNECTION~ネタはフュージョンやらAORやら。

VIVA!/JIMSAKU

2006-04-11 00:56:48 | J-FUSION
JIMSAKUネタに再び戻りまして、今回はJIMSAKU唯一のライブ盤、「VIVA!」のご紹介。
1992年12月リリースで、収録は1992年11月2日@日本青年館ホールです...って収録から1ヶ月程度でリリースされたんですね~早やっ!

以前にも書いたんですが、このライブ収録のコンサート、小生行くつもりでチケットも買って準備万端だったにもかかわらず、1992年10月に異動により大阪勤務と相成ってしまい、結局このチケットは未だにこのライブ盤のケースに挟み込んである始末です。でもこうやって、行けなかったライブがCDになって聴くことができたんですから良しとしましょう。

さて、メンバーはJIMSAKUのベストメンバーと言えるでしょう、櫻井哲夫に神保彰に加えて中井一朗、是方博邦、森村献、吉弘千鶴子の6名によるパフォーマンス。曲目は1作目「JIMSAKU」から「SMALL WORLD」「A MAN FROM ANDES」「PLEASURE IN RIO」、2作目「45℃」から「45℃」「I MISS YOU」そして「JADE」より「SONGO DE GO GO」「GIANT FORCE」、ラストに未発表曲の「VERMILLION」の計8曲のラインナップです。
1作目からの曲が多いのも意外なところですが、この6人によるアレンジで聴くのもまた新鮮味があっていいですね。「A MAN~」なんて原曲の雰囲気そのままに吉弘さんがリコーダー吹いているんですけど、原曲にはなかったベースソロによるブレイクなど、新たな展開が加わっていてカッコ良さもプラスされてます。まあ「PLEASURE IN RIO」での中井さんによる意味不明な観客アオリはご愛嬌といったところでしょうか。

う~んでも何かが足らない、足らないんじゃ~っ。演奏はもちろん素晴らしいしアンサンブルも文句なしなんだけど...やっぱり熱さを感じさせる何かが不足している。やっぱり皆さん落ち着いた方ばかりなんで、爆発させるような瞬発力みたいなノリがあまり感じられないんでしょうね。一番熱そうな森村さんがノリノリになるような選曲でもないですし、是さんはあくまでもバンドの一員に徹してますしね。クライマックスになるべき「45℃」もなんか後ノリっぽいもっちゃりした演奏になっちゃってますし...。

VIVA!/JIMSAKU
TETSUO SAKURAI(b)AKIRA JIMBO(ds)KEN MORIMURA(keys)CHIZUKO YOSHIHIRO(keys,recorder)HIROKUNI KOREKATA(g)ICHIRO NAKAI(e-violin)

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