梅雨前線の動きに警戒であるが、予測通りの震度3以内もしくは4の範囲で止まった展開になっている。震度5は基本的に起きにくい。判断は起きない。東日本大震災も今日で3ヶ月の節目になった。地震の方は、依然資源は活発化しているが、南米の大きな噴火以降ほぼ震災前の状態での変化に戻っている。急変すればまた緊急メールでの対応になるが、しばらくの期間はまた出ない状態が続くかも知れない。この3ヶ月の間の出来事で、政治空白ではないかという見方が強くなっているが、被災地の状態を報道で見る限り困った事態になっている様に見える。やっと復興法案が通過したようだが、関東大震災の時の状態は雲泥の差があるのかも知れない。ただ、震災手形がその後の経済に悪影響を与え、インフレ、世界恐慌の要因になったという学説もある。毎年恒例の決算書分析での市民講座では、回復基調になっていた日本の個別企業には大きな打撃を与える結果になっている。災害積立金を計上できる企業は優秀であるが、多くの地場の産業は崩壊の危機とも言える。3月11日の震災で3つの大災害を経験している。第一が地震、第二が大津波、第三が原発である。地震だけなら何とか持った。しかし、津波で壊滅し、原発での追い打ちである。そして、大地は大きな地盤沈下を起こし、液状化の大きな災害も起きた。本当に今無防備で、ここで大きな地震が起きたら日本という国家の存亡の危機になる。今重要な事は、アポロ13号ではないが、冷静に分析し、的確に対処でき、効果的に情報を正確に開示できるチームが必要である。3ヶ月間最低限の対応だったか判断はできないが、少なくともチームで動いている様には見えない。指揮官としての人材はなかなかいない。節目の時だが、混沌した状態は良くない。1日でも早く対策を講じないと災害は待ってくれない。その意味では、いつでも大きな地震は起きる可能性を否定はできない状態ですと語るしかない。全く子供の論理と同じになっている。中央政府を解体できる考え方が分岐点になっていくのかも知れない。更新遅延して申し訳ない。