昨日は瞑想ヨーガ指導者養成コースの3日目。
朝、夫から「夜中に熊本でまた大きな余震が起きた、一度目に持ち堪えた建物も今回は倒壊しているようだ」とLINEで起こされる。心が沈む。どうしてこれでもか、これでもか、と大地は怒りを収めないのだろう。
欠席するかどうか迷ったけれど、夫の承諾を得て、予定通り講座に参加させてもらうことにした。夫からは「寝返りを打たなければ傷は痛まないし、一人でパジャマにも着替え、朝食は普通食、大丈夫」と連絡が来た。午前中の回診で、もう退院して大丈夫というお墨付きが出、昼前にタクシーで無事帰宅となった。
午前中はヨーガ哲学。古典的なヨーガの流派とその教えを学ぶ、午後はプラーナーヤーマ(プラーナのコントロール法)についての理解と実践、プラーナ、ナーディ、チャクラについての解説とその調整方法を学ぶというカリキュラムだ。
出席を取った後は、始まりのお祈り。奇跡のリトリートでもご一緒したMさんが熊本に親戚がおられるということを伺い、皆で少しでも早い収束を祈る。そして、祈りのポーズ2種類からスタートして、ゆるゆると丁寧に身体を動かしていく。最後のシャバーサナが気持ちよかったこと。続いてキールタンのオーマニパドメフーンを唄い、午前中の前半のクラスが終了。
後半はグループワークで、先週のおさらいから。ヤマ、ニヤマについてこの1週間行ったことをシェアする。意図的に行動したことで、その結果何が変わったかを気付くことが大切ということだ。振り返れば、私はこの1週間あれやこれやと色々あったけれど、幸せを感じられるように、意識的に毎朝鏡の前で口角を上げて笑った。それで、気持ちが随分救われたのを実感した、とお話した。興味深いヨガの歴史やその世界観についての講義を受けながらあっという間にお昼休み。
前から気になっていた自然食のお店にNさんと行ってみたけれど、長く待つということで諦め、スタジオ隣の中華レストランに入ってのんびりランチ。
午後はプラーナー(生命エネルギー)の通り道であるというナーディーの浄化を体験。7つのチャクラを学び、それぞれのマントラを唱える。このあたりからなぜか眠くて眠くて、本当に眠ってしまうのではないかと思うほど酷い眠気に襲われて大変だった。普段講義を聴きながら眠くなるということは殆どない私なのだけれど、自分でも信じられないほど眠く、崩れ落ちそうだった。
最後に様々なプラーナーヤーマ(呼吸法)を実体験。腹式呼吸はマットの上に仰向けになって行ったが、この時は殆ど眠ってしまったと思う。そして胸式呼吸で目覚め、最後の完全呼吸法でかなりスッキリした。後で聞いたら皆とても眠かった(寝てしまった人もいた)そうだ。
スタジオを出る時、「後半信じられないくらい眠くて眠くて・・・普段こんなことはないのですが、申し訳ありませんでした」とインストラクターのSさんにお詫びをしたところ、「何か意味があって眠くなったのでしょうから、全く問題ありません。スッキリしましたか」と問われる。確かに不思議とスッキリしていたのでこれまたビックリ。
全てのことには意味があり、その人にとって本当に大切なことは眠っていてもちゃんと毛穴が聴いているという喩え話もあながち嘘ではないのかもしれないとチャッカリ思う。
今日はコース4日目。4月期最終日だ。前半コースの3分の1が終了することになる。早めに眠りについた所為か、スッキリ目覚める。ニュースを見ると相変わらず九州での地震被害が広がっている映像が次々と飛び込んでくる。大分が実家の友人にお見舞いLINEをしたところ、心配なのでお母様が今日上京されるとのことだった。潰れた家屋、ひしゃげた塀や盛り上がって分断された道路、崖崩れの土砂・・・目の当たりにするとやりきれない思いだ。
心配してくださったSさんから「ご主人は無事に退院されたのですか」と問われ、「おかげさまで、予定通りです」と応える。
今日の午前中は解剖生理学の基礎1回目。均整術×ヨーガやトリセツカラダヨガですっかりファンになったOさんがゲスト講師だ。筋骨格系についての基本的な理解がテーマで、筋肉、骨の役割と構成、動きと連動した筋肉・骨の動き、安全な範囲の可動域について、ペアになってそれぞれ相手の身体をチェックしながら進めていく。
ふと窓の外を見ると、まるで台風のように雨風が酷くなっていてびっくり。
幸いランチタイムには大分小降りになり、傘が飛ばされそうということはなかった。昨日のリベンジでHさん、Nさんと3人で体に優しいオーガニックレストランでランチ。幸いにもお店を出る時には雨が止んでいた。
午後は再びインストラクターSさんのクラスに。前後の動きのアーサナについて、というテーマで、解剖学的な視点で見る前後のアーサナのトレーニングとして太陽礼拝を一つ一つ丁寧に学んだ。3人で組み、それぞれ順番にポーズをとり、お互いに批評し合う。これまでよく判らず、大の苦手だった八点のポーズ(うつぶせになって、両手の平、両膝、両つま先、胸、顎を付けて体を浮かせる。)が出来るようになってとても嬉しかった。自分の身体が自分で無理なく支えられるようになりたい、と思う。
こうして今月の4日間のカリキュラムが無事終了した。手術したばかりの夫を置いて自分の好きなことをして、後ろめたくないといえば嘘になる。けれど、参加させてもらうことが出来て本当に感謝だ。来月も良い学びが出来ますようにと願いながら、幸せな気分でスタジオを後にした。
最寄駅前のスーパーで夫のリクエストのお寿司を買い、帰宅。2人一緒に夕食を摂ったが、やはり数センチとはいえ下腹部を切開しているので、長い時間椅子に座っているのが辛い様子。ロキソニンで痛みが軽減されるとつい動いてしまい、それで傷口が開いてもいけないので、と内服を我慢しているようだ。本当は痛み止めを飲んで、なるべく動いた方が傷の治りはいいと思うのだけれど・・・。いずれにせよ、木曜日までは自宅療養の予定である。薄紙が剥がれるように日一日と楽になっていきますように。
朝、夫から「夜中に熊本でまた大きな余震が起きた、一度目に持ち堪えた建物も今回は倒壊しているようだ」とLINEで起こされる。心が沈む。どうしてこれでもか、これでもか、と大地は怒りを収めないのだろう。
欠席するかどうか迷ったけれど、夫の承諾を得て、予定通り講座に参加させてもらうことにした。夫からは「寝返りを打たなければ傷は痛まないし、一人でパジャマにも着替え、朝食は普通食、大丈夫」と連絡が来た。午前中の回診で、もう退院して大丈夫というお墨付きが出、昼前にタクシーで無事帰宅となった。
午前中はヨーガ哲学。古典的なヨーガの流派とその教えを学ぶ、午後はプラーナーヤーマ(プラーナのコントロール法)についての理解と実践、プラーナ、ナーディ、チャクラについての解説とその調整方法を学ぶというカリキュラムだ。
出席を取った後は、始まりのお祈り。奇跡のリトリートでもご一緒したMさんが熊本に親戚がおられるということを伺い、皆で少しでも早い収束を祈る。そして、祈りのポーズ2種類からスタートして、ゆるゆると丁寧に身体を動かしていく。最後のシャバーサナが気持ちよかったこと。続いてキールタンのオーマニパドメフーンを唄い、午前中の前半のクラスが終了。
後半はグループワークで、先週のおさらいから。ヤマ、ニヤマについてこの1週間行ったことをシェアする。意図的に行動したことで、その結果何が変わったかを気付くことが大切ということだ。振り返れば、私はこの1週間あれやこれやと色々あったけれど、幸せを感じられるように、意識的に毎朝鏡の前で口角を上げて笑った。それで、気持ちが随分救われたのを実感した、とお話した。興味深いヨガの歴史やその世界観についての講義を受けながらあっという間にお昼休み。
前から気になっていた自然食のお店にNさんと行ってみたけれど、長く待つということで諦め、スタジオ隣の中華レストランに入ってのんびりランチ。
午後はプラーナー(生命エネルギー)の通り道であるというナーディーの浄化を体験。7つのチャクラを学び、それぞれのマントラを唱える。このあたりからなぜか眠くて眠くて、本当に眠ってしまうのではないかと思うほど酷い眠気に襲われて大変だった。普段講義を聴きながら眠くなるということは殆どない私なのだけれど、自分でも信じられないほど眠く、崩れ落ちそうだった。
最後に様々なプラーナーヤーマ(呼吸法)を実体験。腹式呼吸はマットの上に仰向けになって行ったが、この時は殆ど眠ってしまったと思う。そして胸式呼吸で目覚め、最後の完全呼吸法でかなりスッキリした。後で聞いたら皆とても眠かった(寝てしまった人もいた)そうだ。
スタジオを出る時、「後半信じられないくらい眠くて眠くて・・・普段こんなことはないのですが、申し訳ありませんでした」とインストラクターのSさんにお詫びをしたところ、「何か意味があって眠くなったのでしょうから、全く問題ありません。スッキリしましたか」と問われる。確かに不思議とスッキリしていたのでこれまたビックリ。
全てのことには意味があり、その人にとって本当に大切なことは眠っていてもちゃんと毛穴が聴いているという喩え話もあながち嘘ではないのかもしれないとチャッカリ思う。
今日はコース4日目。4月期最終日だ。前半コースの3分の1が終了することになる。早めに眠りについた所為か、スッキリ目覚める。ニュースを見ると相変わらず九州での地震被害が広がっている映像が次々と飛び込んでくる。大分が実家の友人にお見舞いLINEをしたところ、心配なのでお母様が今日上京されるとのことだった。潰れた家屋、ひしゃげた塀や盛り上がって分断された道路、崖崩れの土砂・・・目の当たりにするとやりきれない思いだ。
心配してくださったSさんから「ご主人は無事に退院されたのですか」と問われ、「おかげさまで、予定通りです」と応える。
今日の午前中は解剖生理学の基礎1回目。均整術×ヨーガやトリセツカラダヨガですっかりファンになったOさんがゲスト講師だ。筋骨格系についての基本的な理解がテーマで、筋肉、骨の役割と構成、動きと連動した筋肉・骨の動き、安全な範囲の可動域について、ペアになってそれぞれ相手の身体をチェックしながら進めていく。
ふと窓の外を見ると、まるで台風のように雨風が酷くなっていてびっくり。
幸いランチタイムには大分小降りになり、傘が飛ばされそうということはなかった。昨日のリベンジでHさん、Nさんと3人で体に優しいオーガニックレストランでランチ。幸いにもお店を出る時には雨が止んでいた。
午後は再びインストラクターSさんのクラスに。前後の動きのアーサナについて、というテーマで、解剖学的な視点で見る前後のアーサナのトレーニングとして太陽礼拝を一つ一つ丁寧に学んだ。3人で組み、それぞれ順番にポーズをとり、お互いに批評し合う。これまでよく判らず、大の苦手だった八点のポーズ(うつぶせになって、両手の平、両膝、両つま先、胸、顎を付けて体を浮かせる。)が出来るようになってとても嬉しかった。自分の身体が自分で無理なく支えられるようになりたい、と思う。
こうして今月の4日間のカリキュラムが無事終了した。手術したばかりの夫を置いて自分の好きなことをして、後ろめたくないといえば嘘になる。けれど、参加させてもらうことが出来て本当に感謝だ。来月も良い学びが出来ますようにと願いながら、幸せな気分でスタジオを後にした。
最寄駅前のスーパーで夫のリクエストのお寿司を買い、帰宅。2人一緒に夕食を摂ったが、やはり数センチとはいえ下腹部を切開しているので、長い時間椅子に座っているのが辛い様子。ロキソニンで痛みが軽減されるとつい動いてしまい、それで傷口が開いてもいけないので、と内服を我慢しているようだ。本当は痛み止めを飲んで、なるべく動いた方が傷の治りはいいと思うのだけれど・・・。いずれにせよ、木曜日までは自宅療養の予定である。薄紙が剥がれるように日一日と楽になっていきますように。