あれからまた5年経って、免許更新の季節になった。
先月更新通知のはがきが届いてからちょうど1か月半。
HPをチェックすると、今年はコロナウィルス感染拡大防止のため、更新受付を中止している。その代わり有効期限を3か月延長する手続きが出来るとのこと。それにしても延長手続きのために1度、そして更新手続きのためにもう1度、2回出向かなければならないらしい。「これって却って感染を拡大させるんじゃない?」と夫は宣う。
うーん、どうしたものか・・・暫し様子を見ることにした。すると今月になって一部手続きが再開した。ただし申請場所は都内の3か所の試験場に限るという。これまでお世話になってきた電車1本で行ける便利なセンターでは手続き出来ない。一番近い試験場でも電車とバスを乗り継いで片道1時間では到底辿り着かないから、不便なことには変わりない。
誕生日が過ぎて有効期限が1か月未満になれば、更新手続きが出来る、つまり出向くのは1回で済むことが分かり、週明け月曜日の雨降りの日なら少し空いているかもしれない、と思い切って午後お休みを頂いて試験場迄出向くことにした。試験場を訪れたのは、学生時代に学科試験を受けて最初に免許証を交付されて以来、30数年ぶりではないか。
職場を出る時には土砂降り。全く空腹のまま夕方まで過ごすのは辛いし、薬も飲みたい。けれど朝から不調のお腹のことを考えると、食後すぐ電車とバスを乗り継ぐのはあまりに危険、ということでドーナツとカフェオレだけ頂くことに。
それでもドーナツショップでお手洗い、電車に乗る前にお手洗い、電車に乗っている間も心配でじっと息を凝らし、降りてすぐお手洗いに直行。相変わらずの下痢である。ダメ押しでバスに乗る前に駅ビルに立ち寄ってお手洗い。もう大丈夫だろうと20分に1本のバスを10分ほど待ってようやく乗車した。
本降りの雨だ。風が強く、バス停には屋根があっても雨に濡れる。レインコートを着てきてよかった。髪の毛は水分を含んでなんだかなあ、という感じ。30分間近く揺られる。
バスは試験場正門に到着するので、えっちらおっちら歩道橋を渡れば、すぐに入り口だ。マスクをして階段の上り下りはやはり苦しくて辛い。時間がかかる。
手指の消毒を終え、まずは案内に行き、申請用紙を頂く。記入を終えて、窓口で手数料3,000円をお支払いして本人確認でマスクを外す。その後、視力検査。皆さんマスク+フェイスシールドのいでたちである。
ここでも本人確認のため、マスクを外すように言われる。手袋をしていたら「怪我をしているわけではないですね?」と確認される。「いえいえ、大丈夫です。」と外して見せる。眼鏡をかけて視力検査をクリアしたら、今度は機械に暗証番号4桁を2種類入力して、写真撮影へ。コートを脱ぐタイミングがないので、一旦列を外れてコートを脱ぎ、態勢を整える。傘にバッグにコート、いずれも濡れているものばかりでヨレヨレである。
写真撮影する席に座っても鏡はないし、何度もマスクをつけたり外したりしているので、お化粧もかなりよれている。撮影が終わり、受取表を頂く時にまたマスクを外して本人確認。今度はエスカレーターで上の階に上がって講習を受けるように案内される。講習のテキストを頂く。
講習は30分。前の回が終わるまで10分ほど待つ。ここまでで受付から僅か10分強。実にシステマティックである。
時間通りに講習が始まる。椅子が一つ一つ離れて置いてあったが、私の回は10人ちょっとの参加者だったのでガラガラだった。スライドとDVDの視聴で時間通りに終わり、今度は階段で降りて交付会場へ。届くまでにあと5分ないし10分とのこと。受付から受領まで正味1時間ほど。
出来上がった免許証の写真の映り具合は哀しいレベルだったけれど、まあ、こういう顔なのだろう。今回、ラッキーにも地毛で撮影が叶ったのだから良しとしたい。来月になったらどうなるかわからないし、これが最後になるかもしれない公の写真入り身分証明書がかつらではやっぱり哀しい。私にとって免許更新は誕生月の6月にするものなので、たとえコロナ禍だからといって9月や10月ではない、という大したことではない自分なりのこだわりがある。
2010年6月にこのブログでは次回も元気に更新したいものだがと書き、2015年6月に次はないかもと言い、それでも3度目の更新である。
帰路もバスに乗る前にお手洗いに寄る。バスは20分に1本。結局また15分ほど吹き曝しの中を待ち、30分揺られて私鉄の駅に到着。帰宅は普段より若干早かったけれど、マスクをしながら緊張して不慣れな場所へ電車とバスを乗り継いだ移動と下痢のせいで、かなり疲労困憊。
これまでに頂いた免許証を並べてみたら、新しいものを含めてちょうど10枚。昭和58年、22歳で免許を取ってから、3年おきのものが4枚。平成7年からは5年おきとなり、平成32年の誕生日まで有効、のものが今日替えてきたものだ。殆どペーパードライバーでゴールド免許である。そして時代は令和に変わっている。
次回は64歳!本当にそれはないかも・・・、などと言わずに淡々と日々を過ごしていきたいものだ。
今朝、今月2回目のお花が届いた。ちょうど出勤前に間に合い、お礼を言って受け取りが出来た。
濃淡のピンクと深紅のバラ、濃いピンクと赤のスプレーバラ、ラベンダーカラーのハイブリッドスターチス、黄緑がかった黄色い小さな花をつけたアルケミラがそれぞれ1本ずつ、そしてタマシダの葉。ガラスの花器に投げ入れたらとても綺麗だ。花言葉はそれぞれ「愛」、「温かい心」、「しとやか」、「初恋」、「愛嬌」だという。
先月更新通知のはがきが届いてからちょうど1か月半。
HPをチェックすると、今年はコロナウィルス感染拡大防止のため、更新受付を中止している。その代わり有効期限を3か月延長する手続きが出来るとのこと。それにしても延長手続きのために1度、そして更新手続きのためにもう1度、2回出向かなければならないらしい。「これって却って感染を拡大させるんじゃない?」と夫は宣う。
うーん、どうしたものか・・・暫し様子を見ることにした。すると今月になって一部手続きが再開した。ただし申請場所は都内の3か所の試験場に限るという。これまでお世話になってきた電車1本で行ける便利なセンターでは手続き出来ない。一番近い試験場でも電車とバスを乗り継いで片道1時間では到底辿り着かないから、不便なことには変わりない。
誕生日が過ぎて有効期限が1か月未満になれば、更新手続きが出来る、つまり出向くのは1回で済むことが分かり、週明け月曜日の雨降りの日なら少し空いているかもしれない、と思い切って午後お休みを頂いて試験場迄出向くことにした。試験場を訪れたのは、学生時代に学科試験を受けて最初に免許証を交付されて以来、30数年ぶりではないか。
職場を出る時には土砂降り。全く空腹のまま夕方まで過ごすのは辛いし、薬も飲みたい。けれど朝から不調のお腹のことを考えると、食後すぐ電車とバスを乗り継ぐのはあまりに危険、ということでドーナツとカフェオレだけ頂くことに。
それでもドーナツショップでお手洗い、電車に乗る前にお手洗い、電車に乗っている間も心配でじっと息を凝らし、降りてすぐお手洗いに直行。相変わらずの下痢である。ダメ押しでバスに乗る前に駅ビルに立ち寄ってお手洗い。もう大丈夫だろうと20分に1本のバスを10分ほど待ってようやく乗車した。
本降りの雨だ。風が強く、バス停には屋根があっても雨に濡れる。レインコートを着てきてよかった。髪の毛は水分を含んでなんだかなあ、という感じ。30分間近く揺られる。
バスは試験場正門に到着するので、えっちらおっちら歩道橋を渡れば、すぐに入り口だ。マスクをして階段の上り下りはやはり苦しくて辛い。時間がかかる。
手指の消毒を終え、まずは案内に行き、申請用紙を頂く。記入を終えて、窓口で手数料3,000円をお支払いして本人確認でマスクを外す。その後、視力検査。皆さんマスク+フェイスシールドのいでたちである。
ここでも本人確認のため、マスクを外すように言われる。手袋をしていたら「怪我をしているわけではないですね?」と確認される。「いえいえ、大丈夫です。」と外して見せる。眼鏡をかけて視力検査をクリアしたら、今度は機械に暗証番号4桁を2種類入力して、写真撮影へ。コートを脱ぐタイミングがないので、一旦列を外れてコートを脱ぎ、態勢を整える。傘にバッグにコート、いずれも濡れているものばかりでヨレヨレである。
写真撮影する席に座っても鏡はないし、何度もマスクをつけたり外したりしているので、お化粧もかなりよれている。撮影が終わり、受取表を頂く時にまたマスクを外して本人確認。今度はエスカレーターで上の階に上がって講習を受けるように案内される。講習のテキストを頂く。
講習は30分。前の回が終わるまで10分ほど待つ。ここまでで受付から僅か10分強。実にシステマティックである。
時間通りに講習が始まる。椅子が一つ一つ離れて置いてあったが、私の回は10人ちょっとの参加者だったのでガラガラだった。スライドとDVDの視聴で時間通りに終わり、今度は階段で降りて交付会場へ。届くまでにあと5分ないし10分とのこと。受付から受領まで正味1時間ほど。
出来上がった免許証の写真の映り具合は哀しいレベルだったけれど、まあ、こういう顔なのだろう。今回、ラッキーにも地毛で撮影が叶ったのだから良しとしたい。来月になったらどうなるかわからないし、これが最後になるかもしれない公の写真入り身分証明書がかつらではやっぱり哀しい。私にとって免許更新は誕生月の6月にするものなので、たとえコロナ禍だからといって9月や10月ではない、という大したことではない自分なりのこだわりがある。
2010年6月にこのブログでは次回も元気に更新したいものだがと書き、2015年6月に次はないかもと言い、それでも3度目の更新である。
帰路もバスに乗る前にお手洗いに寄る。バスは20分に1本。結局また15分ほど吹き曝しの中を待ち、30分揺られて私鉄の駅に到着。帰宅は普段より若干早かったけれど、マスクをしながら緊張して不慣れな場所へ電車とバスを乗り継いだ移動と下痢のせいで、かなり疲労困憊。
これまでに頂いた免許証を並べてみたら、新しいものを含めてちょうど10枚。昭和58年、22歳で免許を取ってから、3年おきのものが4枚。平成7年からは5年おきとなり、平成32年の誕生日まで有効、のものが今日替えてきたものだ。殆どペーパードライバーでゴールド免許である。そして時代は令和に変わっている。
次回は64歳!本当にそれはないかも・・・、などと言わずに淡々と日々を過ごしていきたいものだ。
今朝、今月2回目のお花が届いた。ちょうど出勤前に間に合い、お礼を言って受け取りが出来た。
濃淡のピンクと深紅のバラ、濃いピンクと赤のスプレーバラ、ラベンダーカラーのハイブリッドスターチス、黄緑がかった黄色い小さな花をつけたアルケミラがそれぞれ1本ずつ、そしてタマシダの葉。ガラスの花器に投げ入れたらとても綺麗だ。花言葉はそれぞれ「愛」、「温かい心」、「しとやか」、「初恋」、「愛嬌」だという。