ロッキングチェアに揺られて

再発乳がんとともに、心穏やかに潔く、精一杯生きる

2024.12.11 エスワン1クール15日目のこと 今夜から休薬 発熱した

2024-12-11 23:55:52 | 日記

 昨夜はブログアップ後、ドラマの録画も視ずに素直に入浴してベッドに向かった。相変わらず寝つきは悪かったけれど、何とか眠ったと思ったら3時前に酷い咳込みで起こされる。どうやっても止まらない。涙が出るし、オエっと何度も逆流しそうになって涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃになる。苦しくてとても横になっていられないので、クッションを背に座って二度寝の努力をするが、咳が酷くてどうにもならない。

 夜中、一人で涙目で咳をし続けているのだから、そんな時間は当然実際の時間よりもずっと長く感じるのだろうけれど、4時近くになってもダメ、結局2時間くらい横になれずに苦しんだ。その後、ウトウトとしたのだろう。アラームが鳴ったのは全く知らず、自分で無意識に消していたようだ。
夫が出かける際に顔を出したドアの音で、慌てる。嗚呼、またベッドの中から「行ってらっしゃい」である。昨日は起きられたのに、また逆戻り。

 BSの朝ドラと地デジの朝ドラをベッドの中で視て、起き上がれないので、またウトウト。動作を起こすまでにいちいち時間がかかるので、2時間なんてあっという間に過ぎてしまう。
 咳スイッチが入らないように、静かにノロノロとリビングへ移動して朝食を摂る。昨夜の夕食も少な目だったので空腹ではある。時間はかかったが、いつも通りの量が摂れた。腹痛になってお手洗いに行くと、下痢ではなく、普通のお通じだった。コデインのおかげだろう。

 食事が終わった段階でもうかなり日は高くなっている。ひとまずエスワン1クールは朝食後で一旦終了。夜からは1週間休薬になる。心配した口内炎もそれほど酷くならずにほっとした。
 今日はF先生のビューティヨガに行くつもりで(25日が休館日で来週は通院なので年内最後のクラスだった。)ウエアを着たけれど、寝不足なのかフラフラする。4時間あればあれもこれも出来るだろう、と勝手に皮算用する。
 けれど、本棚の中のもう読まないハードカバーの専門書を業者に出そうと、抜き出しただけでゼイゼイ。あっという間に息が切れて、作業が続けられない。

 息を整えて、咳が収まるのを待っていたら、ピンポンが鳴る。生協のお届けだ。注文書を外に出すのを忘れていたので、それを持って玄関迄行って渡す。リビングに戻ってきてまたハアハアゼイゼイ。
 夫には自分が取り入れるからいいよ、と言われていたけれど、何とか出来そうだったので、頑張って取り込んで収納したら、また咳き込んでゼイゼイハァハァ。結局、咳スイッチを入れてしまい、這う這うの体でリビングへ。漸く落ち着いたと思うと、またピンポン。今度はお歳暮のお届け物。 
 居留守を使えば再配達をお願いしないといけないから、「はーい」と言って、インターホンで確認し、玄関まで行ってハンコを出して受け取って、リビングに持ってくる、それだけの動作で、もうゼイゼイハァハァ。そしてまた咳スイッチオン。泣きたくなる、というか既に涙跡で顔はカピカピ。

 がっくり疲れ果てて、リビングに少し横になったら、ウトウトしてしまった。ヨガクラスに参加するなら出かけていなければいけない時間を過ぎていたので、諦めてまた横になる。スマホをチェックする元気もドラマを視る元気も出ない。
 寝たり起きたりだから、空腹にもならずお昼も食べ損なったので、フルーツゼリーだけお腹に入れた。門前薬局のIさんとLINEのやり取りをして、なんだかフラフラすると熱を測ったら、8度だった。トホホ。
 エスワンはそれほど発熱の副作用もない筈だったのだけれど、結局副作用オンパレードか。2週間経って白血球も減少しているから感染症には注意の期間だ。手洗いうがいはしているし、人混みには出ていないけれど、どうしたものか。

 申し訳ないけれど夕食も作れそうにない、と夫に連絡をする。夫が帰って来る迄トロトロウトウト。何にも出来なかったし、そもそもやる気も出なかった。
 夕飯は湯豆腐でおうどんにしてもらった。動物性たんぱく質が何にもないから夫にはとても物足りなかっただろうけれど、私には十分だった。食欲がない時でもポン酢味だけはなんとか喉を通る。

 母にMeet通話。発熱中なので、と母にだけ喋ってもらう。特に変わったことはない、とのこと。先日受け取った果物は食べごろになっていて美味しかった、とのこと。愛想なしにさっさと切らせてもらった。熱は一旦7度台に下がったが、また8度に逆戻りしてしまった。
 明日のコロナ予防注射はこれではキャンセルだろう。明後日はリフレクソロジーを予約していたが、とても一人で電車に乗って出かける自信がないので、これもキャンセル。
 その日、午前中には市の調査員の方が介護認定調査に来訪されるのだが、早くも、1か月有効の暫定被保険者証が届いた。私は籠城蟄居で階下の郵便ポストすら行けなかったが、夫が回収してきてくれた。夫すら持っていない介護保険症をこの齢で手にするとは。がん末期というのはやはり特別なのだなぁと思う。

 主治医が言っていた「2週間前に出来ていたのに、とか1週間前に出来ていたことが、とか週単位で活動に制限が出てくる」なんて、まだまだずっと先のことだと思っていたけれど、そうそう未来のことでもないような気がしてきた。
 通院出来る限りは今の病院に通うつもりだったが、こんなにフラフラで来週一人で前泊して通院出来るのかどうか。休薬週の間になんとか体調を整えなくては、と思うが、自力ではいかんともしがたいこともありそうで、憂鬱である。
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