それにしても11月とは思えぬ極寒の毎日である。太陽も青空も見られず、冷たい雨、雨、雨。しぶとい胸痛からは逃れられず、ロキソニンは欠かさず飲みつつコデインを持ち歩いている。お腹の調子はずっと悪くて常にお手洗いを心配している。そんな体調の中、悉皆研修やら何やら、とにかく色々あった。4日しか出勤しなかったのに、長い長い1週間であった。
ようやく、金曜日。ようやく晴れた。東京で青空が拝めるのは8日ぶりとのこと。たまたま関西で過ごした2泊3日がお天気に恵まれたので、その間は快適だったけれど、それでもお日様を拝むのが待ち遠しいお天気猫である。
さらに、まだ11月だし、なんて言っていられないほどの厳しい寒さ。早々にダウンコートのお世話になっている。それでも北風が吹けば、厚みのない胸に冷たい槍が突き刺さる感じで、ついつい身体が縮こまる。
気づけば今日は11月最後の出勤日。明後日から始まる新しい一週間とともに12月がやってくる。本当に毎年同じことを言っているが、1年が経つのがなんと早いことよ。一日一日を大切に、精一杯過ごしているつもりでも、いつの間にか日々の雑事に追われてついつい流されている感じがする。喪中欠礼のはがきもちらほら舞い込み始めた。1年に1度のこのご挨拶が途切れると、翌年まで2年間、先方のご様子がわからないことになる。喪中欠礼を頂いた方には出来るだけ寒中見舞い等ご機嫌伺いのはがきをお出ししたいと思っているのだけれど・・・。
夫は昨日今日と宴会続きである。そんなわけでマイペースに過ごせる夜であるが、こう寒いと、帰宅後に何かまとまった片づけものをしようという元気も湧かず、食事や洗濯等最低限の家事を終えたらリビングでビデオを見ながらゴロゴロするのが関の山である。
と、のんびりするつもりで高をくくっていたら、夕方になって急に宴会がなくなったと連絡があり、普段より早く帰ってきた。トホホのドタバタになってしまった。
一方、自宅での独居生活に戻って無事1か月が経過した母のこと。
昨日は退院後2回目、腎がん摘出手術後2か月の泌尿器科経過観察だった。頻繁に実家詣では出来ないが、生存確認のため一日一度は電話でご機嫌伺いをしている。おかげさまで問題なし、とのこと。術後の回復は順調らしい。寒さが厳しいので大きな脇腹の傷が痛むのではないかと案じていたが、カロナールを念のためもらってきただけで、もう大丈夫、と言って頂いたそうな。
帯状疱疹のビリビリとした神経痛もたまに出るが、頻繁でもないという。来月末は造影CT、採血、採尿の検査が1日入ったというが、聞けばあいにく私が年末2日間業務上どうしても休めない日。そう言うと、一人で大丈夫だから、と健気に頑張っている。
なんとか今年一年無事に、最後の月師走まで過ごせそうである。有難いことである。