昨夜は「おっ!新作時代劇だ。」とテレビを視る夫を連行してお風呂へ。露天風呂から朧月を愛でた。一日2回ずつで6回目の入浴である。沢山頂いたわりには体重は増えていない。46キロを割ったままだ。
部屋に戻った後は、だるくて眠くて。夫はテレビ鑑賞を再開していたが、そのまま眠りについた。
やはり明け方お手洗いに起きる。スマホの時計を見ると、いつもの時間目覚ましが鳴るまでまだ2時間ある。しつこく寝直して目覚ましとともにゆるゆる起きる。当然夫は誘ったところで朝風呂になど決して行かないので、一人でさっさと出かけた。
今朝のお風呂が一番混んでいたのではないか。皆さん、やはり朝風呂がお好きなようだ。今回は7回の入浴で終了。天気予報では曇り時々晴れとのことだったが、海も空もとても凪いでいて穏やかだ。鳶がくるりと輪を描いて~と歌にあるとおり、優雅に空を舞っている。朝から蒸し暑い。
朝ドラもとうとう今日から再放送になった。朝イチのアナウンサーではないけれど、結構見落としていた部分があるなぁ、と思う。
今朝は月曜日とあって、レストランは3日間で一番空いているようだった。席に案内されるとマスク袋とビニール手袋を頂き、説明を受けてからビュッフェコーナーへ移動する。
一方通行の矢印や、間隔を開けてという足形マークが床にはしっかり貼ってあるのに、そんなことはお構いなしの方が数多くいらっしゃる。いきなり逆行されたり、突然割り込まれたり、真面目に並んで間隔を開けて一方通行を守っているから、すいっと間に入れてしまうのだけれど、なんだかなぁの気分になる。
まあ、マスクと手袋をしているだけでもストレスだから、ちょっとしたルール違反も癇に触るのかもしれない。それでも、こうしたルールが守れないお客さんが多いのなら、ビュッフェを再開することには問題があるのではないかと思う。もちろん、これが嫌なら自分からビュッフェには行かなければいいのだろうけれど。
例えばスーパーのレジの場合は、立ち位置を示す線が引いてあって、しかも、そもそもレジは一方通行が前提なので、余り混乱する様子を見たことがない。
それに比べてビュッフェの場合は、食べ物を載せたトレーの前に一人だけではなく二人、三人と複数の人が立てる余地がある。さらに、取り忘れた食べ物を一つ取るだけで、また一から並ぶのは確かに面倒ではある。
それぞれが好きなものを食べられて、しかも密状態を避けるには、提供する側だけでなく、利用する側もしっかり対応していかなければならない。
新しい生活様式での旅や外食、提供する側にも利用する側にもまだまだ改善点がありそうだ。
今回の旅は幸い殆ど下痢の憂き目に遭わなかったので、良かったね~と朝食中に夫と話したのだけれど、食後、お庭に出てクロアゲハやトンボが舞う中、これが見納めと青い海を背景に記念撮影をしていると、突然腹痛に襲われた。案の定お手洗いから出られなくなった。トホホ・・・。
今日は正午のチェックアウトまでのんびり部屋で過ごし、再び特急で帰京するのみ。
昨年はちょうど誕生日にTHE ROYAL EXPRESSでとんでもない贅沢な時間を過ごしたのだった。乗車時間中徹頭徹尾あまりに下にも置かぬもてなしをされて、貧乏性の私達はちょっと落ち着かなかったのが正直なところ。その後も定期的にご案内が来るけれど、今は運休中とのことだった。
都内の新型コロナウィルスの感染者は相変わらず相当な数が出ている。あの東京アラートという名前のパフォーマンスは一体なんだったのだろう。都知事選まであと1週間を切った。選挙が終わるまではたとえ明確な第二波が来ようが、決して点滅しないであろうアラートとは、あらためてなんだかなあ、のものである。
パッキングを済ませ、チェックアウト。支配人さんたちがわざわざお見送りに出てくださって恐縮しきりである。シャトルバスで駅に着いて、暫しお腹の調子を見ながらお昼に。毎回お世話になっている駅前のラーメン屋さんへ。荷物が多いので、小上がりの席が開いていて良かった。さすがに腹痛のまま食べるのが怖くて完食は出来なかった。申し訳ない。ラーメン屋さんに長居をするわけにもいかず、お店を出て、お茶をしに場所を移動。それにしても暑い。すっかり夏だ。
近くにあるカフェは、ソーシャルディスタンス仕様で椅子やテーブルの配置が随分変わっていた。夫にご馳走になる。ここでもまたお手洗いを往復。少し早めに駅に向かい、入線していたサフィール踊り子号に荷物を置いて少し身軽になってから、写真撮影。隣には黒船電車や特急踊り子号も並び、壮観である。鉄男の母としてはついつい写真を撮ってしまう。
復路は1列3席の普通のグリーン席。往路のプレミアムグリーン席よりも明るい色調の椅子だ。リクライニングして暫し読書タイム。昨日最初の1編だけ読んだ「鴨川食堂もてなし」の残り5編を読み終わった。依頼者の亡き夫が食べたがっていた「五目焼きそば」、料理をしない父が珍しく作ってくれた「ちらし寿司」の2編が特に印象に残った。
窓の外はロイヤルブルーの海。伊豆七島が全て見渡せたわけではなかったけれど、海は凪いで水面はキラキラと美しかった。そんな中、途中からまたお手洗いを往復する羽目に。幸いお手洗いがある車両だったので助かった。予約時はお手洗いが近い車両に陣取るのが今の私にとって肝である。定刻通りに乗換え駅に到着し、無事在来線の直通に席を確保することが出来た。1時間弱揺られ、お腹がおとなしくしてくれていたのに安堵して、私鉄に乗り換え、タクシーで普段定時に帰宅すると同じくらいの時間に帰宅出来た。まだまだ日が高い。
ぱぱっと荷ほどきをして、仕分けして洗濯機に放り込めば、乾燥までしてくれるのだから、干す手間がないというのは本当に凄いこと。多少時間はかかっても生乾きにもならないし、ふわふわのタオルの仕上がりは本当に凄い。
命の洗濯の4日間は終わり、明日からまた普通の日々が始まる。また下痢をしてしまったせいもあり、やはり疲れている。夕食は夫が素麺を茹でてくれた。さてさて早めに休まなくては・・・。