徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

母校野球部の活躍に元気をもらう

2024-05-29 08:48:16 | 愛しき野球おバカ達
 5月10日より熱戦が繰り広げられた「第71回春季東北地区高校野球山形県大会」。

 我が母校、酒田東高等学校が9年ぶりのベスト8入りを成し遂げた。

 公立高校では唯一のベスト8入り。野球部OBとしてもうれしい限りです。

 

 ベスト8入りをかけた創学館戦も、前半から相手にリードを奪われるも一進一退での接戦。

 2点ビハインドで迎えた9回裏、最終回にドラマは待っていた…。

 2アウト満塁とチャンスを作ると、4番のレフト前ヒットで2者が返り同点に追いつき、ベンチは最高潮に盛り上がる。

 勢いに乗って5番がセンター前にはじき返し、サヨナラ勝ちでベスト8を土壇場で手繰り寄せた。

 流れる母校の校歌に胸が熱くなる…。

 2日後、ベスト4をかけた戦いは酒田南との酒田勢対決。

 日曜日ともあって、スタンドには保護者はじめ学校関係者、野球部OBが多く応援に来場していた。

 

 初回、3回とミスや四球で酒田南に得点され3点のビハインド。3回裏に酒田東は2本の2塁打で1点を返すも5回に酒田南に1点を取られ1-4。

 6回から2日前に完投勝利を収めたエースをつぎ込み勝負に出る酒田東。

 エースが気迫で酒田南打線を抑え込むと、球場の雰囲気が変わり流れが酒田東に傾いた。

 6回に内野ゴロと相手エラーで2点を返し、ついに7回には3塁打とスクイズで4-4の同点に追いついた。

 ベンチ、スタンドは大いに盛り上がり、ベスト4入りに期待が膨らんだ。

 同点のホームを踏んだエースが、8回の守りもマウンドに上がるが直前の走塁と2日前の疲労が見える。

 2アウト1、3塁のピンチを迎え、甘い変化球を捉えられると打球は1、2塁間を抜けライト前タイムリーで突き放された。

 次のバッターにも連打を食らいこの回3点を献上…。

 終盤の攻撃に期待をするも、前戦サヨナラ勝ちの勢いは酒田南に啄まれ18年ぶりのベスト4入りはならず…。

 熱戦を繰り広げてくれた後輩諸君に大いなる拍手を贈り、夏の甲子園予選に期待をしましょう。

 頑張れ、酒東球児。OBとして酒東球児たちを応援します。

 ~山形新聞より記事抜粋~
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恩師の退職祝いの会

2023-08-31 08:40:40 | 愛しき野球おバカ達
 まだコロナの影が見えていなかった3年前、親友WからM先生が定年退職になることを聞いた。

 M先生とは高校時代の野球部の恩師。

 そこで、当時の野球部員を集めて、盛大な退職祝いの会を行うことを企画した。

 

 その直後のコロナ禍…。延び延びになってしまった退職祝いの会…。

 今年6月上旬にM先生に別件でお会いし、「碇谷、俺の退職祝いの会いつやってくれるんだ?」と本人からせがまれた。苦笑

 4年後輩のメンバーも賛同してくれて、我々と4つ下の代で急遽実行委員会を結成したのが6月下旬。

 そうと決まったら話が早かった。

 開催当日、22名の参加者を募り退職祝いの会は盛大に開かれた。

 久しぶりに会う先輩、後輩。総勢10世代の野球部員が集まった。みんないいおじさん、おばさんに変身していたが…。笑

 家庭の事情や諸事情で集まれず、記念品のみの参加が26名にものぼった。

 乾杯後に各世代の代表がM先生とのエピソード話をすると、場は最高潮に盛り上がる。

 ひとしきりエピソード話が終わると、司会者がこんなことをM先生に振った。

 「M先生が選ぶ教え子ベストナイン~!」

 ピッチャーから順にベストナインを選ぶM先生。

 誰がいいとか、アイツもいいなと悩むM先生。

 そこに自分たちの代の選手を推薦する教え子たち。和気藹々とベストナインが決まった。

 我々の代も堂々の3名の選出。(マネージャー含む)

 現役時代はあまり見れなかったM先生の笑顔。

 楽しい夜は2次会でも繰り広げられたのだった…。

 M先生、ご退職おめでとうございます。これからは奥様とセカンドキャリアを楽しくお過ごし下さい。
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母校の長い一日が短い夏になりました。

2023-07-21 08:05:26 | 愛しき野球おバカ達
 7月9日(日)、母校である酒田東高等学校野球部が甲子園予選の1回戦に臨みました。

 先日のブログで書いたように、今年は中々いいチームのようで期待も高かった。

 選手たちは、朝早くから試合会場近くの高校のグランドを借り9時から練習を開始。

 試合に備え、11時には球場入り。

 

 第一試合は雨で試合開始が遅れ、しかも1回裏で再び雨の為中断。

 その後も中断があり、我々の試合開始前も雨とグランド整備のため待たされた。

 コンディションと気持ちの整え方も難しい中、予定より3時間遅れの午後3時半にプレーボール。

 1回表に2点を先制するも、すぐに3点を返され、2回には4点を取られ5点ビハインドで嫌なムード。

 そこから選手たちは粘りを見せる。3回に2点、5回に1点を返し2点差に迫る。

 5回裏にエラーが絡んで2点を取られるも、あきらめずに8回には3点を取り返し1点差に…。

 ここで負けてなるものかという気迫が伝わってきた。

 尚も攻め立て、2アウト満塁。同点、逆転のチャンス。

 しかしながら相手エースに三振に切って取られる。残すは9回の攻撃のみ。

 9回の攻撃も、ヒットと相手エラーで1アウト2、3塁と一打逆転のチャンスを作る。

 スタンドの応援も大いに盛り上がる。

 選手たちの逆転打を祈るも、ここでも2者連続三振に切って取られ試合終了…。

 試合終了時刻、6時17分。

 序盤の大量失点が痛かった…。

 しかしながら、選手たちのひたむきさ、一生懸命な姿や気持ちが伝わってきた。

 応援団もブラスバンドの応援もなく、保護者と関係者のみの応援の中、寂しくひっそりと負けた夏の夕方。

 30数年前の光景とダブらせながら、頬から熱いものが伝わった…。

 酒田東高等学校野球部の2023年一番長い一日、一番短い夏が終わった。
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さぁ熱い夏がやってくる!

2023-07-05 10:20:32 | 愛しき野球おバカ達
 さぁ、熱い夏がやってくる!

 第105回全国高等学校野球選手権記念山形大会。7月8日開幕です。参加校は連合チームを含め42校。

 ここ近年、少子化の影響で生徒数の減少から高校野球人口が減ってきています。

 残念ながら、山形県内も軒並み公立高校はベンチ入り登録20名に対して、20名揃わない高校がほとんどという状況です。

 高校入試の状況を見ても、入学前から定員割れしている公立高校は少なくないのが現状…。

 ここ5年で急激にこの流れが加速したように思います。

 個人的に我が母校はというと…、やはり生徒数の減少による部員数の減少は否めません。

 しかしながら高校球児は熱い思いと希望を胸に秘め、日々練習に励んでいることでしょう。

 

 そんな中、月刊誌である高校野球雑誌「ホームラン7月号」に母校の記事が載っているのを発見!

 山形県の甲子園出場予想のページに、注目校ミニルポとして扱われていました。

 「伝統進学校が地区で強豪撃破。春の県敗戦は意味ある負けに」との見出し。

 事細かに昨秋や今春の地区予選の戦績、今春県大会の敗戦記事や選手のインタビューが載ってました。

 38年前の高校球児だったころの景色が思い出され、懐かしさと共に母校野球部へのエールを送りたくなりました。

 頑張れ!母校野球部!そして、頑張れ高校球児。

 I・N設計スタジオは高校球児、高校野球を応援しています。
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2人の姿がダブる、優勝おめでとう!侍ジャパン!

2023-03-23 08:29:18 | 愛しき野球おバカ達
 今日はこの話題を取り上げないと野暮だと言われそう。侍ジャパン、WBC優勝おめでとう~!

 

 14年ぶりに手繰り寄せたWBC優勝は、2人のメジャーリーガーの姿がダブった。

 海を渡った二刀流大谷翔平が、決意を胸に侍ジャパンに参加し優勝を目指すといった昨年末。

 この筋書きはあの時から決まっていたのだろう。

 逆境でチームを鼓舞する姿、リラックスした表情で和やかな雰囲気を作ってる姿。謙虚なコメントの数々。

 これぞスーパースター、もはやリーダーといった雰囲気。

 そして、いの一番に侍ジャパンのキャンプに参加した、最年長ダルビッシュ有。

 彼は2009年WBCの経験者で、超一流のメジャーリーガー。

 キャンプでは他のメンバーにアドバイスを送る姿や、率先してオフ時の他の選手とコミュニケーションをとってる姿、インタビューに丁寧に答える姿が目立った。

 チーム最年長で、チームをまとめようとする姿が印象的で、2006年、2009年にチームをまとめたイチローの姿とダブった。

 日本にいたころは、少々ヤンチャなイメージがあったが、12年のメジャー生活で大人になったと感じた。

 大谷は決勝戦前のロッカールームで他のメンバーに、「今日だけは目の前のメジャーリーガーへの憧れは捨てよう。優勝するぞ!」と言った。

 憧れは捨てよう…。これは2006年にイチローが当時のメンバーに言ってた言葉と同じだと聞いた。

 侍魂は受け継がれているのだ…。

 この2人、自分より年下だが頭が下がる…。自分もこうでないとと思わされる言動。まだまだ私は子供だ。苦笑。

 さて、最後の優勝の瞬間、気づいただろうか。

 

 2009年の優勝のマウンドにはダルビッシュ有がいた。

 そして最後の韓国の打者をスライダーで空振りの三振を奪っての優勝。

 マウンドに駆け寄るキャッチャー城島と熱い抱擁。

 

 2023年の優勝のマウンドには大谷翔平がいた。最後の打者はエンゼルスで同僚のマイク・トラウト。

 2009年のVTRを見るかのようにスライダーで空振りの三振を奪っての優勝。

 グラブを投げ、帽子を投げ飛ばして優勝を喜ぶ大谷。

 そして、マウンドに駆け寄るキャッチャー中村と熱い抱擁。

 マウンド上に駆け寄る侍ジャパンのメンバー。

 2人の侍リーガーが14年の時を経て、優勝の景色を受け継いだのだ。

 おめでとう、そして感動をありがとう、侍ジャパン!
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