今日から甲子園予選山形大会が再開しました。ベスト16同士のぶつかり合い。ベスト8に残るのはどこなんだろう?やっぱり私立校がほとんどになるのでしょうかねぇ~。公立校に頑張ってほしいところです。
私もまだ14日の日大山形戦の興奮が覚めません。来る人来る人、会う人会う人から酒東惜しかったね…と言われるとあの時の悔しさがじわじわと蘇ってきます。試合終了直後は「いい試合だった」と結構充実感があったんですが…。
さて、興奮が冷めないうちに日大山形戦の新聞記事を覗いて見ましょう…。新聞の論調はどんな感じだったんでしょうか?
酒田東 011000000 2
日大山形 00010011× 3
7回に追いついた日大山形は8回、池田の中前安打などで1死二塁とし、野本が右越え適時打を放って勝ち越した。酒田東は2回、高橋文の右前適時打で先制。3回は敵失で追加点を挙げ、昨年の覇者を終盤まで苦しめた。 7/15 朝日新聞より抜粋
敗戦も納得の好投
酒田東の高橋文規投手(3年)が、3連覇を狙う日大山形を六回まで1点に抑える好投をした。八回に逆転されたが「今までで最高の投球だった」と顔を真っ赤に話した。
酒田東は06年夏の準決勝で日大山形に0ー12で敗れた。その試合に登板した後藤駿介投手からスライダーを教わった。準決勝をスタンド観戦した時から「一番対戦したい相手は日大山形」と思いを募らせていた。「2年前の借りを返したかった」。悔しさは残ったが、思い通りのスライダーを投げられ、納得し球場を後にした。 7/15 毎日新聞より抜粋
強豪と互角「鼓舞役」奮闘
酒田東の二塁手高橋駿君(3年)は、試合前に組んだ円陣の中央で叫んだ。
「ボーイスビー、アンビシャース!」。とっさに思いついた言葉は、対戦する日大山形の校歌から最初の一節をとった。「強豪相手に勝てるはずがない」「組み合わせが悪かった」。そんな前評判を打ち崩したかった。自分たちの中にある気負いも怖さも、すべて立ち向かう気持ちに変えたい。その一心で叫んだ。「明るく、元気に」の酒東野球は、相手が3連覇を狙う強豪でも同じだとチームメートに伝えたかった。
「駿、やれよ」と推されて新チームになってから試合のたびに円陣の中央で叫ぶ役目を担う。意外な一言でみんなを笑わせてやろう、と引き受けた。「人を笑わせるのが好きだし、盛り上げ役」と渡会聡監督が言うように、自他共に認めるチームのムードメーカーだ。
立ち向かう気持ちで臨んだが、日大山形から先制点を奪い、6回までリードする展開は正直、予想しなかった。最終回まで気持ちは途切れず、1点を追う9回2死、カウント2―2の5球目、低めの直球を息を詰めて振り抜き、左中間への安打で食らいついた。「夏を終わらせたくない」。後続の打席を見て思い続けたが、次打者は三振。日大山形の2番手、佐藤雄介君(2年)に抑えられた。
「負けた気がしない」。2―3の接戦の末、敗れた最後の夏は、悔しさも、むなしさもこみ上げなかった。泣きじゃくる声が響く三塁側ベンチに座ってぼうぜんとグラウンドを眺めた。「やりきった」との思いだけだった。 7/15 朝日新聞より抜粋
今になって、悔しさが倍増です。今日も高校時代の友人が事務所開設祝いを持って訪れましたが、先日の日大山形戦の話題で盛り上がりました…。でも勝って官軍ですからね。選手たちに言いました、「今日は野球で負けたけど、今度は人生で勝利者になれ」とね。
私もまだ14日の日大山形戦の興奮が覚めません。来る人来る人、会う人会う人から酒東惜しかったね…と言われるとあの時の悔しさがじわじわと蘇ってきます。試合終了直後は「いい試合だった」と結構充実感があったんですが…。
さて、興奮が冷めないうちに日大山形戦の新聞記事を覗いて見ましょう…。新聞の論調はどんな感じだったんでしょうか?
酒田東 011000000 2
日大山形 00010011× 3
7回に追いついた日大山形は8回、池田の中前安打などで1死二塁とし、野本が右越え適時打を放って勝ち越した。酒田東は2回、高橋文の右前適時打で先制。3回は敵失で追加点を挙げ、昨年の覇者を終盤まで苦しめた。 7/15 朝日新聞より抜粋
敗戦も納得の好投
酒田東の高橋文規投手(3年)が、3連覇を狙う日大山形を六回まで1点に抑える好投をした。八回に逆転されたが「今までで最高の投球だった」と顔を真っ赤に話した。
酒田東は06年夏の準決勝で日大山形に0ー12で敗れた。その試合に登板した後藤駿介投手からスライダーを教わった。準決勝をスタンド観戦した時から「一番対戦したい相手は日大山形」と思いを募らせていた。「2年前の借りを返したかった」。悔しさは残ったが、思い通りのスライダーを投げられ、納得し球場を後にした。 7/15 毎日新聞より抜粋
強豪と互角「鼓舞役」奮闘
酒田東の二塁手高橋駿君(3年)は、試合前に組んだ円陣の中央で叫んだ。
「ボーイスビー、アンビシャース!」。とっさに思いついた言葉は、対戦する日大山形の校歌から最初の一節をとった。「強豪相手に勝てるはずがない」「組み合わせが悪かった」。そんな前評判を打ち崩したかった。自分たちの中にある気負いも怖さも、すべて立ち向かう気持ちに変えたい。その一心で叫んだ。「明るく、元気に」の酒東野球は、相手が3連覇を狙う強豪でも同じだとチームメートに伝えたかった。
「駿、やれよ」と推されて新チームになってから試合のたびに円陣の中央で叫ぶ役目を担う。意外な一言でみんなを笑わせてやろう、と引き受けた。「人を笑わせるのが好きだし、盛り上げ役」と渡会聡監督が言うように、自他共に認めるチームのムードメーカーだ。
立ち向かう気持ちで臨んだが、日大山形から先制点を奪い、6回までリードする展開は正直、予想しなかった。最終回まで気持ちは途切れず、1点を追う9回2死、カウント2―2の5球目、低めの直球を息を詰めて振り抜き、左中間への安打で食らいついた。「夏を終わらせたくない」。後続の打席を見て思い続けたが、次打者は三振。日大山形の2番手、佐藤雄介君(2年)に抑えられた。
「負けた気がしない」。2―3の接戦の末、敗れた最後の夏は、悔しさも、むなしさもこみ上げなかった。泣きじゃくる声が響く三塁側ベンチに座ってぼうぜんとグラウンドを眺めた。「やりきった」との思いだけだった。 7/15 朝日新聞より抜粋
今になって、悔しさが倍増です。今日も高校時代の友人が事務所開設祝いを持って訪れましたが、先日の日大山形戦の話題で盛り上がりました…。でも勝って官軍ですからね。選手たちに言いました、「今日は野球で負けたけど、今度は人生で勝利者になれ」とね。