徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

設計作業の大まかな流れ

2018-03-22 09:06:09 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 先月に設計監理契約を交わした案件。クライアントとの打合せは2週間に1度のペースで行っている。

 そろそろ基本設計の大詰めの段階だ。さてさて基本設計とはいかなるものか?

 我々の仕事は設計・監理。

 

 設計はクライアントの要望や敷地条件等々を読み込み、設計図面を作成する作業。

 監理は作成した設計図面の内容通りに工事が行われているかチェックする作業。そう監理は工事が行われなければ発生しない。

 設計も基本設計と実施設計に大別される段階がある。

 基本設計とは計画のベースになるアウトラインを確立していく作業。

 もっと具体的に表現すれば、平面図(住宅では間取りとも表現)や立面図(外観デザイン)、断面図(高さ寸法等)そして内外装の仕上材の大よそを決めていく作業。

 それに対して実施設計は詳細部の収まり等を決めて行く作業となる。

 住宅で言えば、照明器具、空調システム、お風呂やキッチンの仕様、収納の仕様等がそれに当たる。

 基本設計がアウトラインとすれば、実施設計は各パーツを決めていく作業とでも言えば分かり易いだろうか。

 ということで、上記で紹介した案件はもう平面が決まりそうな段階。方向性はまとまってきた。

 桜の開花宣言とともに基本設計から実施設計に移行しそうな気配である…。
コメント
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