明治初期創業の湊町酒田を代表する老舗料亭「旧割烹小幡」。
1998年に廃業し、2009年には「おくりびと」のロケ地にもなったが再度使用されることもなく、2012年酒田市に寄贈された。
そして2021年、その小幡が飲食施設として生まれ変わる…。
10月の初旬、建築士会の主催で見学会と設計した高谷時彦氏の講習会が開催され参加してきた。
設計者の高谷氏とは、年に数回お会いし意見を交わし合う仲。この日は、コロナになってから初めてお会いすることになる。
和館のベーカリーは開放的なガラスを多用し、港の見える眺望を活かした創り。庭に出てコーヒーを飲みながら港を見下ろすシチュエーションは最高である。
この日和山エリアは、小さい頃住んでた近所なので私の遊び場だった。
幼少の頃はこの建物なんだろう…ぐらいの記憶しかない。子供には用のない建物だった。
洋館は2層吹抜をもつ3層構造の軽食カフェ。セセッション風のデザインを残しながら割と外観はあっさりとした表現。
高谷氏の講演を聞いて、既存構造体をどう活かし法規と対峙できるか、これが最大のテーマだったように感じた。
建築確認申請が不要となるようにかなり頭を使い、行政との協議に時間を割いたのは想像できる。
講演後、次の日に高谷氏とアポを取り久しぶりに意見を交わす機会を設けた。無論、個人的な意見交換会は盛り上がったのだ…。
1998年に廃業し、2009年には「おくりびと」のロケ地にもなったが再度使用されることもなく、2012年酒田市に寄贈された。
そして2021年、その小幡が飲食施設として生まれ変わる…。
10月の初旬、建築士会の主催で見学会と設計した高谷時彦氏の講習会が開催され参加してきた。
設計者の高谷氏とは、年に数回お会いし意見を交わし合う仲。この日は、コロナになってから初めてお会いすることになる。
和館のベーカリーは開放的なガラスを多用し、港の見える眺望を活かした創り。庭に出てコーヒーを飲みながら港を見下ろすシチュエーションは最高である。
この日和山エリアは、小さい頃住んでた近所なので私の遊び場だった。
幼少の頃はこの建物なんだろう…ぐらいの記憶しかない。子供には用のない建物だった。
洋館は2層吹抜をもつ3層構造の軽食カフェ。セセッション風のデザインを残しながら割と外観はあっさりとした表現。
高谷氏の講演を聞いて、既存構造体をどう活かし法規と対峙できるか、これが最大のテーマだったように感じた。
建築確認申請が不要となるようにかなり頭を使い、行政との協議に時間を割いたのは想像できる。
講演後、次の日に高谷氏とアポを取り久しぶりに意見を交わす機会を設けた。無論、個人的な意見交換会は盛り上がったのだ…。