徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

丸子の平屋現場日記 161108

2016-11-10 08:34:44 | 今日の現場
 オープンハウスまでの2週間、間に合うのか?という状況の中何とか間に合ったオープンハウス。前日、前々日は戦争のような現場状況で私のいる場はなかった。

 そのオープンハウスも予想以上の来場者に恵まれ無事終わった。後は外回りの工事を残すのみ。

 そしてこの日はクライアントの引越し前に内部の完成写真撮影。あいにく朝からどんよりとした天気だったが撮影を敢行。

 

 自慢のリビングのトップライト、ハイサイドライトからは、残念ながら日差しが入ってこない。

 リビングには一般の窓は無く、トップライトとハイサイドライトのみ。リビングは生活の中心。文字通りリビングを中央ど真ん中に配置し、周りに寝室等を配置した平面計画の為、各部屋に囲まれたリビングには一般の窓が無くなった。

 しかしながら日差しがある日は、トップライトとハイサイドライトから煌々と光が差し込みリビングに面白い陰影を与えてくれる。

 

 カメラマンは黙々とシャッターを切っている。トップライトとハイサイドライトからの日差しが差し込んだ写真は後日の予備日に期待することに。

 熱心にシャッターを切るカメラマンをお約束で私がパチリ。まったく気付かずファインダーを覗くカメラマン。

 

 外観の撮影は外構工事が全て完了してからの予定。雪が降る前になるのか、雪解けを待つのか、それは神様のみぞ知る…。

 
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神明の二世帯住宅現場日記 161101

2016-11-08 08:30:27 | 今日の現場
 上棟式を終えて約1ヶ月が過ぎた神明の二世帯住宅。内部の木工事が進んだこの日は、現場内でクライアントと照明スイッチ、コンセント等の位置の確認作業。

 設計図からスイッチ、コンセントの位置に裏ボックスを取り付けた状態で確認してもらう。

 

 数ヶ所位置の変更や仕様の変更があったが、概ね順調に確認作業は進みほどなく終了。

 その後は施工業者と私とで各部位の納まりや機器類の設置方法等々を現場内で打合せ。

 

 外壁の断熱材と調湿気密シートも張られ工事は予定の工程通りに進んでいる。今後、外壁仕上材張から内部の下地ボード張と作業は進んでいく。

 竣工まで2ヶ月をきった。いよいよここから追い込みに入る。
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11月5日、6日と丸子の平屋オープンハウス開催

2016-11-04 08:25:56 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 クライアントのご厚意により、明日11月5日(土)、6日(日)の2日間「丸子の平屋」のオープンハウスを開催します。

 

 完全予約制ですので見学希望の方は、下記の見学日時の中から希望日、見学人数を連絡して下さい。追って場所の詳細をご連絡差し上げます。

 11月5日(土):①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 ⑤15:00 ⑥16:00

 11月6日(日):①10:00 ②11:00 ③13:00 ④14:00 ⑤15:00 ⑥16:00

 連絡先
 I・N設計スタジオ 担当碇谷
 TEL:090-3960-3611
 E-mail:info@in-archi-studio.com

 今回は平屋なのに3層構造。そして付加断熱+床下エアコン暖房を採用し快適な住環境を実現しています。

 皆様のご来場、心よりお待ちしています。
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最高の二世帯住宅を創るための鉄則-コストメリット

2016-11-02 09:16:32 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 親世帯と子世帯が別々に家を建てるのと、両親の住まいを二世帯住宅に建て替える場合ではどのくらいコストの違いがあるのだろうか。

 

 ①親世帯の建替え+子世帯の新築の場合
 ・親世帯住宅建設費=約30坪×80万円=2,400万円 
 ・上記設計監理費+申請費等=200万円
 ・既存建物解体費(50坪程度)=150万円
 ・子世帯住宅建設費=約35坪×80万円=2,800万円
 ・上記設計監理費+申請費等=200万円
 ・子世帯土地代=場所による           合計5,750万円+土地代

 ②二世帯住宅の場合
 ・二世帯住宅建設費=約45坪×90万円=4,050万円 
 ・上記設計監理費+申請費等=400万円
 ・既存建物解体費(50坪程度)=150万円    合計4,600万円

 住宅の規模、機能、デザインによるが、大まかでは有るが上記のような費用となる。

 これらの建設コストのほかにランニングコストといわれる光熱費や維持監理費が発生する。

 光熱費は二世帯住宅にすることによって、基本料金が2ついるのと1つで済むのとでは月約2,000円としても10年で240万もの差が出る。

 固定資産税も変わってくる。土地と建物にかかる税金が1軒分で済むとなると、評価額に年約20万円の差があったとすれば10年で200万円の差。

 建物の維持監理費として年約20万円程度のメンテナンス費を計上しておく必要がある。以上のランニングコストを合算していくと10年間で640万円の差が発生。

 イニシャルコスト(建設コスト)、ランニングコストを合算すると子世帯の土地代を抜いても10年で約1,800万円もの差が発生し、経済的なメリットは非常に大きい。

 親世帯が所有する実家の敷地に二世帯住宅を建てることができれば、子世帯にとっては幸せなこと。ひいては親世帯も幸せになると思ってもらっていい。


 ~終わり~


 関連ブログ
 ・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-各々の理由とその背景
 ・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-70年スパン
 ・最高の二世帯住宅を創るための鉄則-どちらの親と住むのか
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