徒然なるままに…建築家のボヤキ。。。

I・N設計スタジオ ブログ

S様邸リフォーム、いよいよ工事開始

2020-10-29 08:06:30 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 今年の9月初旬、当事務所のホームページから一件の問い合わせがあった。

 住宅のリフォームの設計依頼だったが、名前を見たら知り合いの方からである。

 

 すぐさま連絡を取り、詳しい内容をヒアリングすることとした。

 亡くなられたご主人には大変お世話になり、サラリーマン時代から独立時に色んな面倒を見てもらった記憶が蘇る。

 奥様とお会いすると、変わらぬ笑顔で迎えてくれた。奥様と会うのは3年半ぶりぐらい。

 娘さんと孫さんと2年ほど前から住み始め、生活スタイルが変わりリフォームをする決断に至ったと言う。

 要望事項を聞き、既存住宅の図面を基に見積用の図面を描く。そして付き合いのある施工会社に見積を依頼。

 2週間後に見積が上がり、奥様と施工会社を含めて打合せを行った。

 見積金額も予想の範疇であった為、すぐさま酒田市のリフォーム補助の申請手続きに行った。

 リフォーム補助申請も無事に済み、いよいよ工事に入るため先日工事契約を済ませた。

 住みながらのリフォーム工事で、奥様他ご家族には1か月半ほど不便をかけることとなる。

 住人家族への配慮をもって、慎重かつ迅速にリフォーム工事が進むことを約束したい…。
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フーデライト庄内増築工事現場日記201014~地鎮祭

2020-10-21 08:28:09 | 建築家との家づくりの流れ
 先週「フーデライト庄内増築工事」の地鎮祭が執り行われた。オーナーの自宅に事務所を増築する計画。

 当初から自宅+事務所という枠組みで計画を開始していた。

 

 基本設計が終わった時点で、一期工事を自宅部分、二期工事を事務所部分というように工期を二つに分けることとした。

 今年の2月に自宅部分が完成し、その後事務所増築の実施設計に入り、今こうして二期工事の地鎮祭となった訳だ。

 本体増築の前に、既存倉庫を先月中に解体し敷地内はきれいに更地となっている。

 一期工事もお寺さんからの仏式地鎮祭だったが、今回も同様に仏式地鎮祭。

 

 約一年前に仏式地鎮祭を行っているが、人間の記憶というものは不確かなものだ。

 オーナーも私も工事業者も、「あれはどうしたんだっけ?」とうろ覚えの数々…。

 オーナーに言わせると…お寺の住職もうろ覚えの部分がけっこあったとか…。

 

 さて、地鎮祭は住職のリズミカルなラップ調のお経の基に無事終了。

 オーナーの新規事業とも相まって、新事務所の着工となった。完成予定は来年3月。

 新規事業とともに新しい歩みを始める新事務所。期待に胸を躍らせているのは設計者だけではない。

 
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庭が連なる平屋現場日記201006~杭工事

2020-10-14 08:29:48 | 建築家と酒田・鶴岡・庄内地方に家を建てる
 フラット35Sの設計審査に1か月を要した庭が連なる平屋。審査が通り本格的に工事が始まった。

 まずは杭工事から。杭芯のチェックを前日に終え、この日から杭打ち。今回は場所打ち杭を採用している。

 

 まずはケーシングと言われる筒状のものを地中に埋めていく。このケーシングの先端には土を掘る羽のようなもの設置して、掘りやすいようにしてある。

 ケーシングを所定の深さまで埋め込むと、筒の中にコンクリートを充填。

 

 その後にケーシングを抜き取る。これが杭1本の一連の作業である。 

 今回の住宅はこの場所打ち杭を111本打ち込んで行く設計。

 予定では1日≒16本打ち込む計画で、すべての作業が終わるのに一週間。

 地盤補強は見えない部分の作業だが、これを怠る訳にはいかない。

 建物の見える部分ではなく、見えない部分にも結構なお金と作業がかかっているのだ。

 さて、工事が順調に進めば来年の4月に完成する「庭が連なる平屋」。今から完成が待ち遠しい…。
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少年よ、大志を抱け!

2020-10-07 08:15:35 | 建築つれづれ…
 先月母校からの依頼で、高校一年生を相手に職業別ガイダンスに出席した。勿論、講師役である。

 その名も「これが私の生きるみち」略して「これみち講演会」。この企画もかれこれ3年目になるとか…。

 以前までは違う形で行っており、前身の講演会には私も7年前に講師役で登壇した。

 講演は30分と質問10分の40分構成で、メンバーを入れ替えて2回講演。

 

 私の講演ブースは体育館の一角。そこから時計が見えるので時計を見ながら、スライドを駆使し尺内にキッチリと納めた。

 質問コーナーでは、思っていたより質問が飛んできて活発な応答となる。

 

 中には「家庭と仕事の両立は出来ていますか?」という一番難儀な質問も飛んできた…汗

 2回目は1回目で気持ちを良くしてしまったのか、饒舌になり過ぎた。

 

 時計を見ながら話していたのだが、終了時間を間違えていたことが判明。

 その為、5分以上も尺をオーバーしてしまい、質問コーナーもぶっ飛ぶ醜態…。そこから往生際が悪い私は、超駆け足で話し一つだけ質問に答える。

 終了した時点では他のブースはすでに撤収済で、体育館には私のブースの生徒たちのみ…。

 これも母校の後輩のために熱が入り過ぎた証拠。馴染みの先生が担当ということも有り、ご愛嬌でご勘弁してもらった感じです…苦笑。

 さて、私の熱い語りにインスパイアされた若者は何人いたのだろうか。ここから素晴らしい志を持った、建築家が生まれることを期待している。

 

 

 
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