いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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叔父さんのお葬式で人生について考えた

2024-11-18 21:27:43 | 非日常の出来事

夫の叔父のお葬式でした。

8月末にすい臓がんとわかってから、余命3か月だと言われていました。

10月の3連休に夫と義妹と叔父さんのお見舞いへ。

面会は2人までだったので、夫と義妹は叔父さんに会うことができました。

私は車で待っていたのですが、2人は、口数少なく帰ってきました。

やせて、力もなく、病人そのものだったそうです。

そして、11月中ばに亡くなりました。

余命宣告って、当たるんだな~と、そんなところに感心してしまいました。

叔父さんは、結婚しておらず、家族はいませんでした。

お葬式は家族葬。

長男である夫の父が喪主という形で執り行われました。

家族葬だったので、親戚のみの小さなお葬式。

私は、叔父さんと会話らしい会話をしたことがありません。

あいさつ程度かな~。

定職についているのかわからず、いつ行ってもテレビを見て部屋にいる・・。

私にとっては、近寄りがたい人でした。

夫は子供の頃からずっと一緒に育ったようで、思い出もひとしお??

私にとっては、ほぼ他人同然だったので、絶対に泣かない・・と思っておりました。

でも、棺の中の叔父さんを見た瞬間、涙が・・・。

やせ細って、血の気の無いお顔。

がんの最期って、こんなにもやせ細るものなんだ・・。

痛みはなかったかな~?

最期は、苦しくなかったかな~?

そんな、様々な感情があふれてきて・・。

それと同時に、むなしさも感じました。

家族がいない・・ということは、直系の親族がいない。

75歳という年齢ならば、子供がいて結婚していたら、孫もいたかもしれない。

にぎやかなお葬式だったかもしれない。

祖母たちのお葬式は、たくさんの孫に囲まれて、にぎやかで笑いのあるものだった。

それに比べると・・。

そう考えてしまって・・。

そして、人はいつ死ぬかわからないし、いつまで生きられるのかもわからない!

そのことを、改めて突きつけられました。

「やっぱ、人生、楽しもう!」というのが、夫との合言葉となりました

太郎にも、次郎にも、花子にも、「自分が楽しいと思う事をしなさい。行きたい道に進みなさい」と言いました。

最期の瞬間に、「楽しい人生だったよ。ありがとう」と言える生き方をしたいです

本当は、葬儀の後、精進あげをするのですが、準備できないから・・と、お金をいただきました。

「どうする?」

「焼肉食べたい!」

「肉でいいのか・・??」

帰りの車の中で、家族会議。

結局、焼肉に決定!!

肉食べてよかったのか・・?

ま、楽しい人生の一コマ・・ということで

叔父さん、ありがとう。

そして、ご冥福をお祈りいたします

 

P.S

大きな虹~。



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