田舎都会からの便り

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2/16 小谷村・李平集落

2010年02月16日 04時00分00秒 | 山登り・散策の話

今朝は       田舎の色彩 田舎都会通信     

    応援ありがとうございます      

中国はここ数年 農業が国策の最重要事項

日本も農業が国の根幹事項

人間が生きるための食糧確保は

世界各国共通の重要政策

耕作地の少ない国の農村に行くと

猫の額ほどの土地を大切に耕作していたり

歩いて数時間もかかる山のテッペンまで

切り拓いている集落もある

      貴州省 白鳥衣苗族の村は 徒歩数時間かかる山の上

    伝統舞踊披露で収入を得るため 麓の町に下りて来た    

   

     写真上部の山頂に集落があり 農業を営んでいるという

歩く広さの山道が頼りの村 陽が落ちないうちに戻らなければならない

   

ところが日本は 平地の農地一等地でも

耕作されていない田畑が多い

これらの遊休農地は 最近急増している

後継者のいない高齢農家の遺産相続地

農作物低迷による耕作放棄など

理由はいろいろある

遊休農地になる一因は農地法の存在が大きい

一定の農地を所有する農業者でなければ

売買出来ないという制約は 

農地の移動を重くしている

ちなみに わが家の地域では1.5haの

所有がなければ農業者になれない

定年後 農地を買って楽しむということは

法的には遠い夢物語です 

         平野の水田も作付けしないと森になる

     

    旅の光景未舗装リゾート地

        トルコ・エーゲ海沿いの小さな港町 アイワルク 

    

   長期休暇シーズンになれば どっと人が押し寄せるリゾート地

         立派に見える高級住宅が建ち並んでいるが

               道は不似合いな未舗装

           国の財政力の脆弱さが伝わってくる

    

        

       雲南省紅万村火祭り           

          村に着きそうで着かない 村は遠い

        祭りを観に来た人は もくもくと歩いている

   

         道が狭く バスは思うように進めない  

  

      テレビの普及が遅れ 楽しみが少ないのでしょう

                    

            小谷村・李平集落   

     新潟県との境 長野県小谷村は緑と温泉と雪が自慢の村

      李平集落は道の駅小谷(おたり)の川向かいにある

    

          標高600mほどの山間部 積雪も多そう

  農地は猫の額ほどしかなく 棚田方式で米や野菜を栽培している

    

                山間の集落は水が豊富

         流れ落ちる水の音が 静寂な集落に響く

    

            消防団器具置場は ふるさとの象徴        

    

    

             出会った村人は 高齢者ばかり

            ここも高齢化が進んでいるようです     

    

           道幅が狭く 小回りの利く軽トラックが便利

    

    

 川向いの集落は近く見えるが 歩いて行くと30分以上かかります

     

         川向かいの山は 紅葉が下がるのを教える

   自然の変化を楽しめる毎日が 住めば都の一因なのでしょう

   

             おとしよりのお話によれば

 昔は40戸あったが 今は半分の20戸に減り 寂しくなったという

    熟した柿が枝にたわわについている もったいないねえ       

   

                        


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