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海の安全祈願・海上パレード 太田神社例大祭フォト

2017年07月05日 04時44分28秒 | 山登り・散策の話

 

海の安全祈願・海上パレード 太田神社例大祭フォト

 

 

 

 

行雲流水  太田神社例大祭・海上パレード

北海道せたな町太田地区 太田漁港

6月27日 太田神社例大祭奉納・海上パレードが行われました

恒例行事のようでしたが 2015年・2016年は休止でした

今年は簡易な形式で行われました

前回に続き 船主さんにお願いし乗船させていただきました


大漁旗で着飾ると 威勢の良い光景になります

しかし近年はイカが不漁らしく 漁師さんにとっては悩みのタネのよう

自然が相手の一次産業は先が読めず 不安は常につきまといます

安全大漁祈願に期待することも いいですね

 

今回は神主さんを招いての神事は省略でした 

近隣の恵山・椴法華などのイカ漁仲間15隻が海上パレードに華を添えました 

 写真は2014年の時のものです

海上パレードを見送る船首の家族です

船首の後継者の長男も見送りました

 

今回 後継者の長男も乗り込み 行事の様子を目に焼き付けたよう

身勝手な想像ですが 私にはたのもしい後継者に映りました 

当日の写真記録は 下記をご覧下さい

太田神社例大祭・海上パレード2017年6月27日 

 

過去記事 

太田神社例大祭・海上渡御2014・6・27

北海道せたな町 太田漁港

毎年 6月27日に海の安全祈願が行われます 

 

大漁旗で着飾った漁船は

午後1時から3時まで海上を渡御します

太田地区 少子高齢化の波はすでに到達

昨年見学に来た時 住民は約60人と伺った

今年は40人台半ば 中学生1人 小学生ゼロ 

減少の仕方に

見ず知らずの船主さんが 

神主さんが御祓いする船に乗せてくれた

ということで 今年は船から眺めた光景を紹介します

飲み放題乗船に恐縮の一語

真左上 見えてるコブ二つ目の

山頂直下に太田神社本殿があります

壁の真下は 幹線道路

昨年は17隻の漁船によるバレードでした

今年は11隻と少ない

魚の水揚げが減少し 後継者問題は苦悩

漁業者の高齢化も難題のよう

高齢船主の入院などでパレード参加漁船が少ないらしい

今年の参加漁船操舵の最高齢は 80歳を超えた方だそう

海から眺めると 地形の険しさが伝わってきます

 

 昇り旗の見えてる場所が 本殿のある洞窟です

 

太田神社 拝殿

石原裕次郎さんもビックリの 風速ゼロメートル

海はおだやか 快適の一語です

海から眺めると 高台派と海辺派が分かります

津波を想定すると 高台

出漁の利便性を考えると 海辺

太田地区の目の前には

大津波の震災を受けた奥尻島があります

釣り人の背景にうっすらと見えるのが 奥尻島

海上渡御は 太田地区から久遠地区

ここ数年見学させていただいてますが

規模が年々小さくなっている感じを受けます

こういう伝統行事 がんばってほしいなあ

明日は太田神社「御山掛け」を紹介します

鉄の輪を上れば本殿

垂直な壁を上るには 度胸がいる

本殿に向かって停船し 神事

本殿 上り口

鳥居から右上の洞窟までが修験の道

急峻な道が休みなく続いています

御祓いする船は 神様が決めるそう

でも 太田漁港の船は少ないようなので・・・

当たる確率は高そう

神事を終えたことを各船に船主さんが伝えます

この船は今年購入したそう

後継者がいるから取得を決断したのでしょう

新造船だと億円を軽く超えるという

中古船でも〇千万だというから

ガンバレ ガンバレ 後継者

御神酒をドッドッドッ・・・

海を鎮めて大漁祈願

清めの塩やお供え餅も海へ

今年も海上渡御は 無事終えた

10年後20年後も伝統行事は続いているだろうか

 


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