受験生向けの「不合格消しゴム」が、高松市の高松高等予備校で配られている。使い込むと「不」の字がなくなり、紙のカバーにある「合格」の字が残る。

 高卒生コースの生徒だけに配り、一般には売っていない。ほかに、机の上などで厚紙の台紙が動かないよう加工した「すべらないメモ帳」も渡している。

 消しゴムの「不」の字がなくなるまで生徒が勉強するテレビCMも、地元では流れる。ただデリケートな名前だけに「受験直前には渡しません」と担当者。

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こういうユニークな発想は、手放しでほめたくなります。もちろん、受験勉強に消しゴムは要らないという発想もあるでしょうが、そこはそれ、浪人生の気持ちを和ませるラッキーチャームとして役立つと信じましょう。

不合格消しゴムをもらった浪人生全員が、志望校に合格しますように!