健康的にやせるには、筋力トレーニングによって筋肉量を増加させ基礎代謝を高めると同時に、摂取カロリーよりも消費カロリーを高めていくのが原理原則です。
この原理原則に従って、減量モードに入ったゴウ先生、ウエイト・トレーニングだけでなく、走る距離を増やしながら積極的に歩いています。
その時に一番重要なのが、靴の選択だと思っています。ゴウ先生は現在90㎏以上ある上に、持病の膝の慢性痛も抱えています。そういう体で楽しく走ったり歩いたりするには、ちゃんとした靴が必要なのです。現在、ジョギング・シューズには、メインでアシックス、サブでナイキとミズノを使い分けています。
このように、走るのにそれ専門の靴を用意するのは、いまや常識です。しかし、歩き専用の靴を使っている人はまだまだ少数派のような気がします。かく言うゴウ先生も、去年までは歩く時もアシックスのジョギング・シューズを兼用していました。ところが、どうもしっくりいきません。走るのにはよいのですが、長い距離を歩くと疲れが溜まるのです。
そこで今年の元旦からアメリカ・ロックポート社のウォーキング・シューズを履くようにしたのです。そしたらば、膝にも腰にも負担がかからず、実に快適にウォーキングを楽しめるようになりました。
そんな経験があるゴウ先生ですから、この本を新潮新書に見つけたときはすぐに買いました。
この本は前半と後半で内容が変わってきます。
前半は、総合スポーツメーカーのアシックスが1980年代に初めてウォーキング・シューズを開発し成功を収めるまでが描かれます。
運動靴屋のオニツカがアシックスという総合スポーツメーカーに生まれ変わる時に、普段もはける「窮靴」でない靴「ペダラ」をゼロから作る物語が第1章「素人たちの挑戦」と第2章「年間2000万足の市場へ」で展開するのです。松下幸之助さんや井深大さんをモニターに頼んで普及に努めた話などフムフムと読めます。
INDECはビジネス・スクール留学志望者が多い英語塾なのもので、こうしたビジネスに関するケースは、片っ端から集めて整理しておくようにしていますから、なおのこと熱心に目を通しました。ケース・スタディ・メソッドを用いたクラス運営を日頃から実施している関係もありますから。
しかし、「ペダラ」という靴を愛用していないゴウ先生にはいまいち感情移入ができません。アシックスは、ゴウ先生愛用のジョギング・シューズ「ニューヨーク」シリーズを作ってくれている大切な会社ではありますが、ペダラのデザインがジジくさすぎて手を出す気分にいまだなれないのであります。やはり製品開発に関するケースは、その製品に愛着が湧かないと面白くないということでしょう。
(この意味では、ゴウ先生、トヨタのカンバン方式などを高く評価している人はトヨタ車が好きなんだろうなと勝手に思ってしまいます。トヨタ車をゴウ先生がまったく好きになれないので困ってしまうのですが・・・。)
そして後半は歩きのメカニズムからウォーキングのすすめへと展開します。
その中でゴウ先生がへーっと唸ってしまったのが、第3章「『窮靴』との闘い」の中の考察です。そこではペダラ開発チームが掴んだ「左足主軸論」が紹介されています。
左足主軸論とは、人間の足の裏の面積は、右足よりも左足の方が広く、健康な人は左足を主軸にして立っているという説をいいます。優秀なスポーツ選手は左足をはっきりと主軸にしており、それは左利き、右利きの違いに関係ないそうなのです。
いまいちゴウ先生も「左足が活躍する」状態というのは、掴みにくいので、説明しづらいのですが、どうやら走ったりする時に、左足の方に重心がかかっている時間が長い状態を意味するようです。
これが本当だとすると、ゴウ先生の靴は、ジョギング・シューズであれ、他の靴であれ、右足のかかとの方がよく擦り減っています。ゴウ先生は、健康でもなく、優秀なアスリートでもないということなのでしょうか。狼狽している現在であります。
ゴウ先生ランキング:B-/C+
悪い本ではないし、それなりに示唆に富んではいますが、正直退屈な部分が多い本です。ウォーキングの科学的ハウツー本として上の評価をしました。運動不足の方はこの本で刺激を受けて歩き出してください。
付記:この本を早稲田のとある古書店で買ったのですが、本の中に著者ご本人の名刺が入っておりました。こういうことがあるんですね。でも、名刺添えて(たぶん)贈呈された本を古本屋に売ってしまうのは、正直まずいとゴウ先生思うのです。かわいそうですよね、前田さんが。古本屋に本を売るときは、皆さん気をつけましょうね!
この原理原則に従って、減量モードに入ったゴウ先生、ウエイト・トレーニングだけでなく、走る距離を増やしながら積極的に歩いています。
その時に一番重要なのが、靴の選択だと思っています。ゴウ先生は現在90㎏以上ある上に、持病の膝の慢性痛も抱えています。そういう体で楽しく走ったり歩いたりするには、ちゃんとした靴が必要なのです。現在、ジョギング・シューズには、メインでアシックス、サブでナイキとミズノを使い分けています。
このように、走るのにそれ専門の靴を用意するのは、いまや常識です。しかし、歩き専用の靴を使っている人はまだまだ少数派のような気がします。かく言うゴウ先生も、去年までは歩く時もアシックスのジョギング・シューズを兼用していました。ところが、どうもしっくりいきません。走るのにはよいのですが、長い距離を歩くと疲れが溜まるのです。
そこで今年の元旦からアメリカ・ロックポート社のウォーキング・シューズを履くようにしたのです。そしたらば、膝にも腰にも負担がかからず、実に快適にウォーキングを楽しめるようになりました。
そんな経験があるゴウ先生ですから、この本を新潮新書に見つけたときはすぐに買いました。
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この本は前半と後半で内容が変わってきます。
前半は、総合スポーツメーカーのアシックスが1980年代に初めてウォーキング・シューズを開発し成功を収めるまでが描かれます。
運動靴屋のオニツカがアシックスという総合スポーツメーカーに生まれ変わる時に、普段もはける「窮靴」でない靴「ペダラ」をゼロから作る物語が第1章「素人たちの挑戦」と第2章「年間2000万足の市場へ」で展開するのです。松下幸之助さんや井深大さんをモニターに頼んで普及に努めた話などフムフムと読めます。
INDECはビジネス・スクール留学志望者が多い英語塾なのもので、こうしたビジネスに関するケースは、片っ端から集めて整理しておくようにしていますから、なおのこと熱心に目を通しました。ケース・スタディ・メソッドを用いたクラス運営を日頃から実施している関係もありますから。
しかし、「ペダラ」という靴を愛用していないゴウ先生にはいまいち感情移入ができません。アシックスは、ゴウ先生愛用のジョギング・シューズ「ニューヨーク」シリーズを作ってくれている大切な会社ではありますが、ペダラのデザインがジジくさすぎて手を出す気分にいまだなれないのであります。やはり製品開発に関するケースは、その製品に愛着が湧かないと面白くないということでしょう。
(この意味では、ゴウ先生、トヨタのカンバン方式などを高く評価している人はトヨタ車が好きなんだろうなと勝手に思ってしまいます。トヨタ車をゴウ先生がまったく好きになれないので困ってしまうのですが・・・。)
そして後半は歩きのメカニズムからウォーキングのすすめへと展開します。
その中でゴウ先生がへーっと唸ってしまったのが、第3章「『窮靴』との闘い」の中の考察です。そこではペダラ開発チームが掴んだ「左足主軸論」が紹介されています。
左足主軸論とは、人間の足の裏の面積は、右足よりも左足の方が広く、健康な人は左足を主軸にして立っているという説をいいます。優秀なスポーツ選手は左足をはっきりと主軸にしており、それは左利き、右利きの違いに関係ないそうなのです。
いまいちゴウ先生も「左足が活躍する」状態というのは、掴みにくいので、説明しづらいのですが、どうやら走ったりする時に、左足の方に重心がかかっている時間が長い状態を意味するようです。
これが本当だとすると、ゴウ先生の靴は、ジョギング・シューズであれ、他の靴であれ、右足のかかとの方がよく擦り減っています。ゴウ先生は、健康でもなく、優秀なアスリートでもないということなのでしょうか。狼狽している現在であります。
ゴウ先生ランキング:B-/C+
悪い本ではないし、それなりに示唆に富んではいますが、正直退屈な部分が多い本です。ウォーキングの科学的ハウツー本として上の評価をしました。運動不足の方はこの本で刺激を受けて歩き出してください。
付記:この本を早稲田のとある古書店で買ったのですが、本の中に著者ご本人の名刺が入っておりました。こういうことがあるんですね。でも、名刺添えて(たぶん)贈呈された本を古本屋に売ってしまうのは、正直まずいとゴウ先生思うのです。かわいそうですよね、前田さんが。古本屋に本を売るときは、皆さん気をつけましょうね!
クラッチフリーとなったF1でも、左足をフットレストにどう置くかでコンマ数秒という大きな影響が出るとのことです。
明日から職場でも意識してみます。
さらに、この本の内容の、どうして健康な人は左足を主軸にするのか、という点はとても興味深いです。どういう理由なのでしょうか。知りたくなりました。
古本を買って著者の名刺が入っていたなんて・・・。贈呈した著者のことを考えると、複雑な心境ですね。
先週にこのブログを見つけ、一発奮起ダイエットに挑戦することになりました。
おっさんのダイエットなので全然色気がないですが、日々の成果?を付けようと思い自分もブログを始めてみました。
よろしければアドバイスでもしていただけたら幸いです。
またちょくちょく寄せていただきます。
まずはご挨拶まで。
健康ではないのでしょうか。最近、運動不足であり
何かはじめようと考えていたところでした。
なるべく歩くことを考えます。