INDEC流花粉症対策

今年は花粉症の方には最悪の年だと言われています。確かに、方々でマスクをしている方をお見かけします。

しかしそういう実感がゴウ先生にはありません。INDECには花粉症で苦しんでいる会員があまりいないからです。実際、日本人の20％が花粉症だと言われていますが、INDECには5％もいません。

一つはINDECが完全禁煙体制を強いているということがあるのでしょう。ノンスモーカーにとっては一部の職場の劣悪な空気環境は、明らかに花粉症をひどくさせています。その点INDECの施設内では一切喫煙できませんから、安心して授業に集中できます。

さらに、徹底的な指導を繰り返したせいか、INDECに入ってから煙草をやめた会員諸君のおそらくだれも隠れスモーカーに戻った様子が見られません。（煙草を吸いながら花粉症だと嘆いてもだれも同情してくれませんからね。）

この基本的前提を踏まえて、効果を上げていると思われるのが、腸をきれいにしよう運動だと考えています。

その運動の眼目は、牛乳を飲まないことにあります。

雪印の杜撰な生産管理がクローズアップされてから3年も経ってはいません。それに狂牛病もあります。日本の乳牛の飼育状況がそれほど褒められたものではないことくらい、少し考える力がある人ならだれでも分かるはずです。腸の中で飲んだ牛乳が悪玉菌を培養してしまい、免疫力を低下させていることも十分考えられるのです。

にもかかわらず、幼少の頃から牛乳を飲まないと大きくならないと言われ続けてきたせいか、強迫観念のように大人になっても牛乳を飲み続けている人がいます。牛乳の質が悪化している可能性も大ですし、大人になれば乳製品をきちんと消化する酵素が減ってくるという事実もあるのに、習慣を変えきれないのです。

実際、我が家では給食のない春休みには花粉症の子供たちの状態がよくなります。あれこれ理由は考えられますが、一つには給食の牛乳を飲まないからだと理解しています。INDECの会員たちに訊いても、花粉症を今年発症していない諸君はみんな牛乳嫌いです。ゴウ先生も牛乳のみならず牛乳から造られるホエイ・プロテインも完全に摂取しなくしたら、今年はアレルギーがほとんど出ません（例年ゴウ先生は体中に発疹が出る症状に悩まされてきたのです）。

そして牛乳の変わりに、発酵食品の形でカルシウムなどの栄養素を摂ることも推奨しています。ヨーグルト、納豆、キムチの中から好きなものを毎日食べようと勧めているわけです。

ヨーグルトはKW乳酸菌のものがよいと昨年言われていましたが、高価なヨーグルトにこだわる必要はないようです。我が家の子供たちを見る限り、どんなヨーグルトでも腸に善玉菌を育ててくれるようで、食べ続けると確実に花粉の刺激に耐える力が増えて花粉症の症状が軽くなっています。

ゴウ先生自身は、ヨーグルトと納豆があまり好きではないので、安いキムチを毎食ガンガン食べます。キムチに入っている唐辛子のカプサイシンもニンニクのアリシンも体には最高です。しかも、キムチと納豆の場合、食べて数時間でその効果が体感できたという会員が2名いました。プラシーボ効果もあるかもしれませんが、相当な成果だといえるでしょう。

というわけで、お金をかけず結果を出すINDEC流花粉症対策、だまされたと思ってやっていただきたいと思います。もちろん、低体温症対策と一緒に実行なさるとさらに効果が体感できるでしょう。

あと1ヶ月、しっかり乗り切ってくださいね。お大事にどうぞ！

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