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ベルギー、オランダ語圏とフランス語圏の対立深刻

2007年12月24日 10時40分40秒 | 時事放談: 海外編
知らないところで知らない重要事件が起きているものです。勉強しなければ。

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ミス・ベルギー非難の的に オランダ語理解できず 南北政治対立の余波(西日本新聞) - goo ニュース

2007年12月21日(金)17:11

 【パリ20日高木昭彦】ベルギーで北部オランダ語圏(フラマン地域)と南部フランス語圏(ワロン地域)の政治対立が続く中、このほど選出された2008年のミス・ベルギーがオランダ語をほとんど話せなかったため、南北対立の渦に巻き込まれ、フラマン系メディアの激しい批判にさらされている。AFP通信が伝えた。

 ミスに選ばれたのは、ワロン地域出身の学生アリゼー・プリセクさん(20)。プリセクさんはフランス語に加えて英語とチェコ語を話すが、フラマン地域の中心部アントワープであったコンテストで、将来の夢についてオランダ語で尋ねられた際、質問を理解できず、会場の観客4000人からブーイングを浴びた。

 ミス選出後の記者会見でも、フラマン系新聞の記者からオランダ語力不足を批判する質問が続出。翌日の新聞にも批判記事が掲載された。プリセクさんは「コンテスト前にオランダ語の授業を受講し、上達を目指していた」と話している。ベルギーでは国民の60%がオランダ語を話す。

 ベルギーでは6月の総選挙後、南北対立から新連立政権が発足できないまま。ただ、選挙で敗れたフェルホフスタット首相が19日、主要政党から来年3月23日までの暫定政権設置への合意を取り付けており、近く連立協議も再開される見通しとなっている。

=2007/12/21付 西日本新聞夕刊=

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言葉が違えば、同じ国民でも対立が生じる。やはり同じ言葉を共有するという感覚は、国家の統一には何より重要です。国語教育、忘れてはいけません。

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