夢と希望と笑いと涙の英語塾

INDECという名の東京高田馬場にある英語塾で繰り広げられる笑いと涙の物語
新入会員募集中!

やっぱりよくないよ、マリファナは

2005年08月31日 08時42分35秒 | 時事放談: 海外編
誰にもヒーローというものがいるはずです。ゴウ先生の場合は、サイモンとガーファンクルがそうでした。中学2年で彼らの歌の虜になり、当時すでに別々のソロ活動をしていましたが、デュオ時代の曲を一所懸命ギターでコピーしたものでした。その結果、文化祭で「スカボロー・フェア」を友達と唄ったのも、いまとなっては恥ずかしくも懐かしい思い出です。

そんなわけで、彼らが再結成した1981年のセントラルパークにおけるチャリティコンサートのDVDも持っていますし、翌年行った日本での再結成コンサートにも行きました。東京ドームの前身の後楽園でのコンサートです。もともとは5千円のチケットをダフ屋から3万円でチケットを買って入りました。それほど行きたかったのです。彼らのCD・LPを全部持っていることは言うまでもありません。

そんな熱烈なファンに冷や水をかけるニュースが飛び込んできました。

**********

ガーファンクル容疑者逮捕 またマリフアナ所持で (共同通信) - goo ニュース

2005年 8月31日 (水) 00:57

 【ニューヨーク30日共同】米ニューヨーク州キングストンの地方紙デーリー・フリーマンは30日、同州警察当局が米人気デュオ「サイモン&ガーファンクル」のメンバー、アート・ガーファンクル容疑者(63)をマリフアナ不法所持の疑いで逮捕したと報じた。

ガーファンクル容疑者は昨年1月にも、上着のポケットに少量のマリフアナを所持していたのが見つかり、逮捕されている。

同紙によると、ガーファンクル容疑者は今月28日、運転中に一時停止の標識に従わなかったため車を止められた。車内にマリフアナのにおいが立ち込めていたことから調べたところ、灰皿からマリフアナたばこが見つかった。

同紙はサイモン&ガーファンクルの往年のヒット曲「明日に架ける橋」の歌詞の一節を引用し、同容疑者は「人生の荒波(トラブルド・ウオーター)にまたしても直面」したと伝えた。

**********

アート・ガーファンクルというのは、すごく頭のいい男です。コロンビア大学で数学の博士号を授与されているくらいですから。

しかし、運がありません。解散後のポール・サイモンの華々しい活躍に比べ、いまいち冴えません。ゴウ先生も、アートよりもポールの方のファンです。

そこで役者にもなろうとして、マイク・ニコルズ監督の『愛の狩人』にジャック・ニコルソンと共演をしたりもしましたが、これもパッとしませんでした。

そしたらば、マリファナに手を出していたとは・・・。

しかし、ファンとしてどうも状況が呑み込めないので、この共同通信の元ネタであるDaily Freemanの記事に当たってみました。

**********


08/30/2005

Garfunkel had pot while driving in Woodstock, police say
By Paul Kirby , Freeman staff

WOODSTOCK - Singer Art Garfunkel, who pleaded guilty last year to drug possession in Ulster County, faces troubled waters  again after a state trooper charged him Sunday with having a marijuana cigarette in the ashtray of the car he was driving.

According to a report at the state police barracks in Ulster, Garfunkel was charged with unlawful possession of marijuana after Trooper Heath McCrindle stopped the 2005, four-door Buick the singer was driving. Police said Garfunkel, 63, the other half of the singing duo Simon and Garfunkel, failed to stop his vehicle at a stop sign at state Routes 375 and 212 shortly after 3 p.m. Sunday.

The trooper, according to the report approached the car and "detected a strong odor of marijuana emanating from the vehicle."

"The driver and only occupant of the vehicle identified himself with New York driver's license as Arthur Garfunkel," the trooper's report said. "Subsequent search of the vehicle revealed one marijuana cigarette located in the ashtray."

Police said that Garfunkel, who lives at 9 E. 79th St., Manhattan, was not charged with driving while ability impaired because he may not have been smoking the marijuana. He was issued an appearance ticket and is due back in Woodstock Town Court at 6 p.m. Sept. 22., the report said.

Garfunkel was previously charged with unlawful possession of marijuana on Jan. 17, 2004, after state police from the same barracks stopped a limousine in which he was riding for speeding on state Route 28 in Hurley.

Police found a small amount of marijuana in Garfunkel's jacket pocket and he was charged with possession of marijuana, a violation equal to a traffic ticket. On Feb. 4, 2004, Garfunkel pleaded guilty to marijuana possession through his attorney, Michael Federoff of Kingston, and paid a $100 fine and a $100 state surcharge.

Born in November 1941 in Queens, Garfunkel met Paul Simon in grade school and they formed a musical partnership at a young age, initially performing under the name "Tom and Jerry." They released their first Simon and Garfunkel album, "Wednesday Morning, 3 a.m.," in 1964 and went on to record such hit songs as "The Sound of Silence," "The Boxer" and "Bridge Over Troubled Water."

Garfunkel also has recorded several solo albums over the past 30 years, but nowhere near the commercial or critical success of Simon's solo work. Garfunkel's notable songs as a soloist have included "All I Know" and "I Only Have Eyes for You."

In the fall of 2001, Garfunkel gave a concert at the Ulster Performing Arts Center in Kingston.

**********

やっぱり書いていました、「再び人生の荒波に直面した」と。ベタなフレーズですが、Daily Freeman、そう書きたかったのでしょう。

しかし、実際の「明日に架ける橋」の歌詞内容は、危機に瀕した友を自分が助けるという主旨の内容です。ですから、この場合、アートを助けてくれる誰かが出てこないといけないということになります。

明日に架ける橋
サイモン&ガーファンクル
Sony Music Direct

このアイテムの詳細を見る


まあ、マリファナ所持程度ですから、それほど大したことはないと思いますが、これがエスカレートしていかないことだけを祈りたいものです。はげてしまって、3度の結婚に失敗して独身の旧友ポール・サイモンに頼るわけにはいかんでしょうから。

それにしてもマリファナ所持だけだと、罰金はたった200ドルですか。軽いのか重いのか。よく分かりません。

ちなみにカリフォルニア州でこの間同じ容疑でつかまったオリバー・ストーン監督は100ドルの罰金だったそうです(マリフアナ所持のオリバー・ストーン監督に罰金1万円 (時事通信) - goo ニュース)。これがアメリカの常識でしょうか。しかし逮捕されて保釈されるのに、ストーンは1万5千ドル払ったといいますから、何か変だなと思ってしまいます。

でも、とにかくマリファナなんかやっちゃだめですよ、アートもオリバーも、皆さんも。

Don't smoke pot, everybody!
コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 過去清算という名の盧武鉉政... | トップ | 禁煙運動で中国に後れを取るな »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
▼・ェ・▼ (ちょっと通りますよ)
2005-10-03 11:22:05
なんでマリファナやっちゃいけないの?
返信する
想像もつかないです (エンペラー)
2005-09-05 00:40:14
 マリファナですか・・・。やるつもりもありませんが、やったらどうなってしまうのか想像もつきません。煙草も含め、何かに依存するという事はよくない事だと思います。

 私もサイモン&ガーファンクルはよく聞いていたのでこのニュースに少し驚きです。貴重な情報をありがとうございます。
返信する

コメントを投稿

時事放談: 海外編」カテゴリの最新記事