昨日から中国の女性副首相がドタキャンして帰国したことが話題になっています。方々のマスコミならびにブログであれこれ言われているようですが、ここではゴウ先生、真っ当な意見を一言述べさせてもらいます。
外交は外交儀礼(protocol)を守ることからすべてが始まる、と中国に教えなさい!
今回のドタキャンは、国際常識上あってはならない非礼であります。その非礼を犯した国に偉そうなことを言わせてはいけません。
小泉首相の靖国参拝問題の影響など、まずは相手がその非礼を詫びてから論ずればよいのが筋というものです。
したがって、このような国際常識を無視した外交もどきを中国が続ける限り、彼の国は欧米からもますます蔑まれる国となるはずです。
その意味では、そうした外交儀礼違反を犯した副首相とフツーに会食をする経団連という組織は何の意味をもつのかと唖然としました。経済人にも国士はいなくなったのでありましょうか。
さて、ゴウ先生のネット新聞ナナメ読みであります。
本日付の社説にこのことを論じたのは、産経と毎日だけでした。もちろん、産経は中国を批判し、毎日は相変わらずの首相批判です(ヘナヘナ)。朝日はいまポジションを取っているところでしょうか。明日の社説が楽しみですね。
その中で、社説ではないものの一番まともな分析を一番早くやっていると思われるのが読売の北京特派員の記事です。
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首相と会うリスクより外交的ダメージ、中国選ぶ? (読売新聞) - goo ニュース
2005年05月24日(火)
【北京=末続哲也】呉儀副首相が小泉首相との会談を中止したのは、胡錦濤指導部が、会談を行う政治的リスクの大きさは、突然の会談キャンセルに伴う外交的ダメージよりも大きいと読んだためと見られる。
小泉首相が衆院予算委員会で、靖国参拝について「いつ行くのか適切に判断する」と述べたのは16日だった。この発言は17日、中国主要紙が報じ、呉副首相は、この日、微妙な雰囲気の中で日本に到着した。
ただ、呉副首相は、表面上は穏やかに、「愛・地球博」(愛知万博)の記念式典など日程をこなす。中国側はその間、訪中した自民党の武部幹事長らに対し、参拝中止に向け説得を試みた。22日には胡国家主席が会談、中国側にすれば最も重みのある対応を取った。だが、中国側には、武部幹事長から返ってきたのは、理解を求める声ばかりに映った。
中国指導部は、経済発展に極めて重要な日中関係の改善を望んでいる。しかし、靖国問題では、先月激しい反日デモにまで発展した強い反日世論の圧力を前に、強硬姿勢を崩せない状況にあると見られる。
中国は、いま呉副首相が小泉首相に会えば、小泉首相が「参拝継続」を言明したままでも、首脳級の相互訪問が可能との「誤ったシグナル」を日本側に送る恐れがあると見ている模様だ。それ以上に、自国民に「弱腰」の印象を与えかねない。党内外の対日強硬派から指導部の責任を追及する声も上がりかねない。
一方、中国の対応について日本の外務省幹部も24日、「副首相が日本に来て、首相に会って靖国参拝の話をされたらたまったもんじゃないと中国側は考えた。そのリスクと会わないリスクを比べ、会わない方を選んだのだろう」との見方を示した。
日中両国は4月23日に小泉首相と胡主席が対話強化で一致し、関係改善に踏み出したばかりだった。会談キャンセルで、「再び、日中関係は冷却化しかねない」との見方が広がっている。
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国内情勢が不安な中国、抗日運動をテコにしないと人民の掌握ができないのです。したがって、このような姑息な手段に出たのだという分析は、まことに正しいものだと納得します。
そして、「緊急の公務のため」という表面上の理由を中国外交部は一日で撤回しました。
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歴史問題が理由と表明 中国外務省、会談中止で (共同通信) - goo ニュース
2005年05月24日(火)
【北京24日共同】中国外務省の孔泉報道局長は24日の会見で、呉儀副首相が小泉純一郎首相との会談を中止して帰国したことについて「日本の指導者の最近の言論によって、会談に必要な雰囲気がなくなったためだ」と説明、中止の理由が首相の靖国神社参拝を含む歴史問題であることを初めて明確にした。
中国側はこれまで「緊急の公務」が帰国の理由と説明していた。孔局長はこれについても「私は『緊急の公務』という言い方はしていない」と事実上撤回。自らの立場は「23日夜の発言で示した」とし、「日本の指導者が靖国参拝問題で日中関係改善のためにならない発言をしたことは非常に不満」とした同日の発言が政府の公式見解であることを強調した。
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まあ、このような常識的対応ができない国とは、やはりそれなりの距離を置いてつきあわなければならないというよい証拠です。
個人的には、こうした相手の外交チョンボのおかげで、小泉首相は堂々と靖国参拝ができるようになったと考えています。外交駆け引きのカードで向こうがこの問題を取り上げるのならば、こちらも積極的にそのカードを使えばよいのです。
とにかく、今回の問題に、ミギもヒダリも関係ありません。人間としての約束(外交儀礼)を守るかどうかの問題です。この事件により日本は優位に立ったと考え、政府にはそれにふさわしい行動をお願いしたいものです。
外交は外交儀礼(protocol)を守ることからすべてが始まる、と中国に教えなさい!
今回のドタキャンは、国際常識上あってはならない非礼であります。その非礼を犯した国に偉そうなことを言わせてはいけません。
小泉首相の靖国参拝問題の影響など、まずは相手がその非礼を詫びてから論ずればよいのが筋というものです。
したがって、このような国際常識を無視した外交もどきを中国が続ける限り、彼の国は欧米からもますます蔑まれる国となるはずです。
その意味では、そうした外交儀礼違反を犯した副首相とフツーに会食をする経団連という組織は何の意味をもつのかと唖然としました。経済人にも国士はいなくなったのでありましょうか。
さて、ゴウ先生のネット新聞ナナメ読みであります。
本日付の社説にこのことを論じたのは、産経と毎日だけでした。もちろん、産経は中国を批判し、毎日は相変わらずの首相批判です(ヘナヘナ)。朝日はいまポジションを取っているところでしょうか。明日の社説が楽しみですね。
その中で、社説ではないものの一番まともな分析を一番早くやっていると思われるのが読売の北京特派員の記事です。
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首相と会うリスクより外交的ダメージ、中国選ぶ? (読売新聞) - goo ニュース
2005年05月24日(火)
【北京=末続哲也】呉儀副首相が小泉首相との会談を中止したのは、胡錦濤指導部が、会談を行う政治的リスクの大きさは、突然の会談キャンセルに伴う外交的ダメージよりも大きいと読んだためと見られる。
小泉首相が衆院予算委員会で、靖国参拝について「いつ行くのか適切に判断する」と述べたのは16日だった。この発言は17日、中国主要紙が報じ、呉副首相は、この日、微妙な雰囲気の中で日本に到着した。
ただ、呉副首相は、表面上は穏やかに、「愛・地球博」(愛知万博)の記念式典など日程をこなす。中国側はその間、訪中した自民党の武部幹事長らに対し、参拝中止に向け説得を試みた。22日には胡国家主席が会談、中国側にすれば最も重みのある対応を取った。だが、中国側には、武部幹事長から返ってきたのは、理解を求める声ばかりに映った。
中国指導部は、経済発展に極めて重要な日中関係の改善を望んでいる。しかし、靖国問題では、先月激しい反日デモにまで発展した強い反日世論の圧力を前に、強硬姿勢を崩せない状況にあると見られる。
中国は、いま呉副首相が小泉首相に会えば、小泉首相が「参拝継続」を言明したままでも、首脳級の相互訪問が可能との「誤ったシグナル」を日本側に送る恐れがあると見ている模様だ。それ以上に、自国民に「弱腰」の印象を与えかねない。党内外の対日強硬派から指導部の責任を追及する声も上がりかねない。
一方、中国の対応について日本の外務省幹部も24日、「副首相が日本に来て、首相に会って靖国参拝の話をされたらたまったもんじゃないと中国側は考えた。そのリスクと会わないリスクを比べ、会わない方を選んだのだろう」との見方を示した。
日中両国は4月23日に小泉首相と胡主席が対話強化で一致し、関係改善に踏み出したばかりだった。会談キャンセルで、「再び、日中関係は冷却化しかねない」との見方が広がっている。
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国内情勢が不安な中国、抗日運動をテコにしないと人民の掌握ができないのです。したがって、このような姑息な手段に出たのだという分析は、まことに正しいものだと納得します。
そして、「緊急の公務のため」という表面上の理由を中国外交部は一日で撤回しました。
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歴史問題が理由と表明 中国外務省、会談中止で (共同通信) - goo ニュース
2005年05月24日(火)
【北京24日共同】中国外務省の孔泉報道局長は24日の会見で、呉儀副首相が小泉純一郎首相との会談を中止して帰国したことについて「日本の指導者の最近の言論によって、会談に必要な雰囲気がなくなったためだ」と説明、中止の理由が首相の靖国神社参拝を含む歴史問題であることを初めて明確にした。
中国側はこれまで「緊急の公務」が帰国の理由と説明していた。孔局長はこれについても「私は『緊急の公務』という言い方はしていない」と事実上撤回。自らの立場は「23日夜の発言で示した」とし、「日本の指導者が靖国参拝問題で日中関係改善のためにならない発言をしたことは非常に不満」とした同日の発言が政府の公式見解であることを強調した。
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まあ、このような常識的対応ができない国とは、やはりそれなりの距離を置いてつきあわなければならないというよい証拠です。
個人的には、こうした相手の外交チョンボのおかげで、小泉首相は堂々と靖国参拝ができるようになったと考えています。外交駆け引きのカードで向こうがこの問題を取り上げるのならば、こちらも積極的にそのカードを使えばよいのです。
とにかく、今回の問題に、ミギもヒダリも関係ありません。人間としての約束(外交儀礼)を守るかどうかの問題です。この事件により日本は優位に立ったと考え、政府にはそれにふさわしい行動をお願いしたいものです。
今回の事件で中国が非常識な事を平気でする国だという言う事が証明されたと思います。
到底できません。日本をバカにするのもいいかげんにしろと
いいたです。