関西からU先生が遊びにみえてウキウキ♪とりあえず薬円台の我が家で家飲み家飲み!
せんせの井笠タイプ気動車が肴でございます。
これはよい肴じゃ(^○^)
うちの軽便電車と。前面白帯の塗りがお見事!
屋上配管談義で引っ張りだした板キット組み立ての119系と(とれいん452号掲載作)
夏休み、プライベートとお仕事で関西とこちらをいったり来たりの先生を癒したい!ということで、酒でもてなした後は東京銭湯にお連れしましょう!それもとびきりのやつ。
実はワタシ少々夏バテ気味で板橋の稲荷湯、日暮里の斉藤湯あたりにお連れする元気がありませんでしたが、それらに勝るとも劣らぬテルマエが近場にありますな。
京成電車に乗って小岩で下車。改札を出て右におれ、マンション側をすり抜けると。
いまだに未踏の地蔵湯に突き当たって左、すぐに踏切を渡りひたすら真っ直ぐ歩きます。
ちょっと珍しい看板。
暫く行きますと小さな新しめの交番がありますんで、そこを左に折れ二つ目の信号を右へ。するとすぐ。
ばばーん。
ちょっとディテール。道路との境の塀。嵌まってるガラスの美しいこと。
わたしは案外気づかない方なんで、このガラスを仕切る桟、断面が三角形になってます。発見したのはU先生。
この部分がね。
こんな凝った造りだったり。
鬼瓦に「鶴の湯」って入ってたことなんか、三回通ったアタシはぜーんぜん気づかんかった。情けないwww
しかし見事なもんですね。腰の曲がったバアチャンにいきなり話しかけられた。「何を撮ってるの?」
「この銭湯があまりに素敵な建物なんで撮らせていただいてるんです」
「それはいい!アタシは22で嫁に来て、ずっとここに住んでるんだよ。いっぱい撮りなさい」
煙突もね。
モダンでカッコいい暖簾。
見事な傘立て!昔はこれが埋まったのだろうねぇ・・・
下駄箱に靴を預け、中へ。おっ、自動ドアだ!いかにもな木造の扉なんで油断してました。番台の女将に460円を払い脱衣場へ。
格子天井も格調高いのですが、破損したロッカーがそのままになっていたり、やや埃が隅に残る印象。浴室と表構えがあまりに素晴らしいので、此処が余計にイマイチに感じてしまいます。
気を取り直し浴室へ。いつ来ても素晴らしい!ペンキ絵は男湯女湯へ跨がる大きなモノで、中島絵師が2013年に書き上げられた駿河湾から眺めた富士。その下には今時珍しい地元のお店の広告がよい味を出してます。
浅湯深湯はかなり熱く、ワタシは入れませんwww 近所の男らしいジイチャン専用ですな。
右端の薬湯は今日はドクダミ。暫しあたたまったあと、身体を流しますよ。
カランは女湯側から6(5/5)(5/5)6。
久しぶりの島カラン2列。桶はケロリンと屋号が入ったものとあります。
さて、お楽しみはこれから。浴室右手奥に出入口がありまして、そこを抜けると・・・
で っ か い 露天風呂!
いや、本当に広いんです。よくあるチョコット作った露天風呂みたいなのではなくて、広々とした本格的なヤツ。
その側には「鶴の湯」と書かれた煙突がニョッキリ。いや、絶景絶景( ´∀`)
露天にしては熱すぎないのも素敵。
出たり入ったり、夜風に吹かれながらU先生と風情を楽しんでいるうちに、ここは本当に小岩なのだろうか、なんか湯治に来たような気がしてたまらん・・・などと考えておりました。
湯船から眺める夕闇に浮かぶ鶴の湯の見事な建物。映画「千と千尋の神隠し」に出てくる湯屋のよう。「贅沢な時間ですね」とU先生。お付き合い頂いて、ありがとうございました!