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京阪バスが電気バス4台導入 京都で1路線全て置き換え実証実験
毎日新聞 より 210224
排出ガスを出さず、騒音が少ないBYD社の電気バス車両。京阪バスが4台導入する
脱炭素社会の実現を目指し、京阪バス(本社・京都市)は24日、市内を走る1路線の全車両4台を、排出ガスを出さない電気バスに置き換えると発表。
同社によると、1路線を全て電気バスで運行するのは全国初。
遅くても年内には運行を始め、5年間実証実験をして効果や課題を検証する。
導入する路線は京都駅と京阪七条駅、JR梅小路京都西駅を循環する「ステーションループバス」(約7・2キロ)。
導入する路線は京都駅と京阪七条駅、JR梅小路京都西駅を循環する「ステーションループバス」(約7・2キロ)。
午前7時~午後10時台を約15分間隔で運行する。
バスの定員は29人で、1・5時間の充電で150~200キロの走行が可能。
洛南営業所(同市伏見区)で充電する。
実証実験は同社と関西電力、車両を提供するBYDジャパン(本社・横浜市)が連携し、バッテリーの充電・放電の最適な時間や出力量、コスト削減の効果などを探る。
実証実験は同社と関西電力、車両を提供するBYDジャパン(本社・横浜市)が連携し、バッテリーの充電・放電の最適な時間や出力量、コスト削減の効果などを探る。
今回の路線を対象にした試算によると、電気バスのエネルギーコストは1台当たり年40万円と、通常のディーゼルエンジンバス(143万円)に比べ3割以下。車両価格はディーゼルより高額だが、部品数が少ないため、修繕費はディーゼルの約4割まで抑えられるという。
災害時には、非常用電源として活用することも期待されている。
災害時には、非常用電源として活用することも期待されている。
今後は実験結果を踏まえ、導入路線の拡大や自動運転化も構想する。
京阪バスの鈴木一也社長は同日、京都市内で記者会見し「地球環境の保護と経済性を理論上、両立できると思うので、実験を通して検証したい。成果は他のバス会社にも共有し、国内の全てのバスの電動化に貢献したい」と意気込んだ。【添島香苗】
@@@補足:FRIDAYデジタルより
BYDの電気バスが他と違うのは、バスの設計段階からEV(Electric Vehicle)であることを前提に企画されているので非常にエネルギー効率が良く一充電あたりの走行距離が長い。一方、日本には量産の電気バスは存在せず、バスメーカーはディーゼルバスのエンジンを降ろして、モーターとバッテリーを載せる改造を施した電気バスが主流となっているため、コストもかかる。
日本製の電気バスとの価格差は実に大きい。東京都建設局の電子入札経過調書における入札価格は、ビーワイディージャパン株式会社が18,529,250円(税抜き)であるのに対して、2位のバスメーカーは82,558,160円(同)。約4.6倍もの価格差がある。
2020年より日本市場に導入されている小型の「J6」は1950万円(税抜き)、同じく2021年より導入の「K8」は3850万円(同)。日本製電気バスが軒並み1億円前後の価格となる中、BYDバスは1/3~1/4という低価格だ。
日本製の電気バスとの価格差は実に大きい。東京都建設局の電子入札経過調書における入札価格は、ビーワイディージャパン株式会社が18,529,250円(税抜き)であるのに対して、2位のバスメーカーは82,558,160円(同)。約4.6倍もの価格差がある。
2020年より日本市場に導入されている小型の「J6」は1950万円(税抜き)、同じく2021年より導入の「K8」は3850万円(同)。日本製電気バスが軒並み1億円前後の価格となる中、BYDバスは1/3~1/4という低価格だ。
👄この路線:京阪七条利用者は現行割引有りでこれも継続ならいい
しかし,このご時世で国産車でないのが残念すぎる…支那製とは…