ローカル線や地方鉄道には個性的な電車が多い
特にペイントには工夫を凝らし、地域性が出るような
デザインがまま見られる
この写真のようなスポンサーコマーシャルカーでは
経営努力が垣間見られておもしろい
露骨なまでの全車コマーシャルが気持ちよい
遙か昔 隅田川のほとり、隅田公園でデートした
夕暮れのロマンチックな時間 物言わずくっつき合っているアベックばかり
私はと言えば面白くもなく色気もない男で 彼女を十分に退屈させていた
対岸を走る、日光への東武線電車の灯りを見送りながら
祖母や祖祖父の身内の思い出話などばかりしているわけで・・・
全くロマンチックではなく 振られるのは時間の問題で・・・
(「北の国から」じゅん風に書いてみた)
祖祖父は亀戸から明治通り、福神橋を渡った吾嬬町の床屋で
散髪しながら息を引き取った・・・
江戸時代慶応生まれとしては77歳の高齢だった
22歳のデザイナー志望に話す内容ではなかった
おかげで今の奥方と出会ったわけだが・・・
あの夜の東武電車の光景が今も目に焼き付いている