コメント
Unknown
(
川端
)
2009-08-03 01:20:55
ご無沙汰しております、中国は天津の川端です。
早速ですが、ジャイアンツの若手育成についてです。
誤解を恐れずに言えば、イノッチ先生のおっしゃるとおり、学校の教師といえども「学生を育てられなかったら収入に響く」ぐらいの厳しさは必要なのかもしれません。もちろん、「育てる」ことの定義などは大いに議論されることが前提となりますが。
今回の記事では、プロ野球の選手は、本人も「プロの自覚」がある点で、学校とはちょっと違うかもしれません。
逆に言えば、生徒たちにも「やる気」「自覚」を持たせることができれば、ジャイアンツの若手育成プログラムから取り入れることができるものもあるように思います。
私も来学期の作戦を練っているところですが、家本芳郎先生や吉田新一郎先生の考え方を取り入れるつもりです。
具体的なことは井上先生の学校の様子が分かりませんし、私も経験が不足しております。それゆえ、大変申し訳ないのですが、今の私が申し上げられるのはここまでです。
私も学校はちょっと違うと思います
(
イノッチ1000世
)
2009-08-03 06:46:40
川端先生、コメントありがとうございます。
「プロ野球と学校は違う」という点は私も同じ意見です。球団の経営戦略がすぐに勝負の結果として現れるプロ野球。本当の成果が10年後、20年後に現れる教育界。同じような育成方法が通じるものではありませんよね。
今回の記事は「若手教員の育成」という視点で書いてみました。
実は今、東京の教育現場は団塊の世代教諭の大量退職に伴う新人教諭の急増という課題を抱えています。ほとんどの学校に教員経験の1~3年目の“ルーキー先生”がいます。このルーキーたちを計画的に育成する組織を作っておかないと、学校現場は厳しい状況になるかもしれません。
教育委員会からも「OJT」を推進できるようにと強く指導が入っています。その言葉に抵抗のある教師も多いのですが、「OJT」というフレーズを象徴的に使うことで「若手育成の意識」を高めることには成功していると私は感じています。
ジャイアンツが育成選手という支配下選手外の若手を育成して1軍でも活躍できるまでにしていることは画期的な改革なので、今回の記事でつぶやいてみました(笑)
そういうことでしたか
(
kawa
)
2009-08-03 09:17:04
勘違いをしていました。
視点は「生徒を伸ばす教育」というより、「若手教員の育成」なのですね。
東京都の現状もあわせて考えると、確かに若手教員が育ってくれないと近い将来が思いやられますね。
日本の教育界における「OJT」が私の想像しているものと同じものなのかは分かりません。しかし、採用試験に受かり、保護者からも「先生」と呼ばれるようになった人間が、実は新入社員にすぎないという観点があるとすれば、それは必要なことだと思います。それは、私も含めて、教師は自分の経験をもとに教えていいるのですが、それでは4分の3の学生は得意ではないやり方で勉強することになるという知見があるからです。
自分とは違う、それも何十人もの人間の能力を引き出す教育(技術・方法・引き出し・人間理解・人間関係構築力)は、自分の経験だけを基準に考えていては身につけることは難しいのではないかと思います。それは、教師と呼ばれる人間であっても何らかの形で学ぶ必要があると思います。
今年、学校間の壁を乗り越えるために、大学日本語科の学生サークルを作りました。来学期は、このサークルが主体となって天津市のスピーチコンテスト・アフレコ大会などを実施していきます。より実践的に日本語を学べるようにということと、人間力の向上が結成の理由です。
東京都の教育現場とはやや趣を異にするのですが、このままでは大学の日本語教育は民間の語学学校に負けてしまうという危機感を持っているのです。
実践を繰り返しながら学んでいくと言うことでは、これも「OJT」と言えるかもしれませんが、天津では初めてのことですので、私も試行錯誤を繰り返すことになります。
長くなりましたが、ぜひ、せっかくの若手教員が育っていくような職場にしてください。中国から応援しています。
人間力
(
イノッチ1000世
)
2009-08-03 20:39:48
今日、マインドマップフェロー第4期教諭の研修がありまして、その席上でも「人間力」ということが話題になっていました。
私自身も「人間力」という言葉が、これから数十年間の教育のキーワードになるだろうと予感しています。
う~ん、やっぱり先生のコメントが入るとこのブログのレベルが上がりますね!!!
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早速ですが、ジャイアンツの若手育成についてです。
誤解を恐れずに言えば、イノッチ先生のおっしゃるとおり、学校の教師といえども「学生を育てられなかったら収入に響く」ぐらいの厳しさは必要なのかもしれません。もちろん、「育てる」ことの定義などは大いに議論されることが前提となりますが。
今回の記事では、プロ野球の選手は、本人も「プロの自覚」がある点で、学校とはちょっと違うかもしれません。
逆に言えば、生徒たちにも「やる気」「自覚」を持たせることができれば、ジャイアンツの若手育成プログラムから取り入れることができるものもあるように思います。
私も来学期の作戦を練っているところですが、家本芳郎先生や吉田新一郎先生の考え方を取り入れるつもりです。
具体的なことは井上先生の学校の様子が分かりませんし、私も経験が不足しております。それゆえ、大変申し訳ないのですが、今の私が申し上げられるのはここまでです。
「プロ野球と学校は違う」という点は私も同じ意見です。球団の経営戦略がすぐに勝負の結果として現れるプロ野球。本当の成果が10年後、20年後に現れる教育界。同じような育成方法が通じるものではありませんよね。
今回の記事は「若手教員の育成」という視点で書いてみました。
実は今、東京の教育現場は団塊の世代教諭の大量退職に伴う新人教諭の急増という課題を抱えています。ほとんどの学校に教員経験の1~3年目の“ルーキー先生”がいます。このルーキーたちを計画的に育成する組織を作っておかないと、学校現場は厳しい状況になるかもしれません。
教育委員会からも「OJT」を推進できるようにと強く指導が入っています。その言葉に抵抗のある教師も多いのですが、「OJT」というフレーズを象徴的に使うことで「若手育成の意識」を高めることには成功していると私は感じています。
ジャイアンツが育成選手という支配下選手外の若手を育成して1軍でも活躍できるまでにしていることは画期的な改革なので、今回の記事でつぶやいてみました(笑)
視点は「生徒を伸ばす教育」というより、「若手教員の育成」なのですね。
東京都の現状もあわせて考えると、確かに若手教員が育ってくれないと近い将来が思いやられますね。
日本の教育界における「OJT」が私の想像しているものと同じものなのかは分かりません。しかし、採用試験に受かり、保護者からも「先生」と呼ばれるようになった人間が、実は新入社員にすぎないという観点があるとすれば、それは必要なことだと思います。それは、私も含めて、教師は自分の経験をもとに教えていいるのですが、それでは4分の3の学生は得意ではないやり方で勉強することになるという知見があるからです。
自分とは違う、それも何十人もの人間の能力を引き出す教育(技術・方法・引き出し・人間理解・人間関係構築力)は、自分の経験だけを基準に考えていては身につけることは難しいのではないかと思います。それは、教師と呼ばれる人間であっても何らかの形で学ぶ必要があると思います。
今年、学校間の壁を乗り越えるために、大学日本語科の学生サークルを作りました。来学期は、このサークルが主体となって天津市のスピーチコンテスト・アフレコ大会などを実施していきます。より実践的に日本語を学べるようにということと、人間力の向上が結成の理由です。
東京都の教育現場とはやや趣を異にするのですが、このままでは大学の日本語教育は民間の語学学校に負けてしまうという危機感を持っているのです。
実践を繰り返しながら学んでいくと言うことでは、これも「OJT」と言えるかもしれませんが、天津では初めてのことですので、私も試行錯誤を繰り返すことになります。
長くなりましたが、ぜひ、せっかくの若手教員が育っていくような職場にしてください。中国から応援しています。
私自身も「人間力」という言葉が、これから数十年間の教育のキーワードになるだろうと予感しています。
う~ん、やっぱり先生のコメントが入るとこのブログのレベルが上がりますね!!!