5年生10人全員が活躍してこそ辰巳ジャンプ

これまでのチームの歴史の中で、チーム関係者や他チームの指導者から何度も助言していただきながら、ガンとして聞き入れず貫いてきたことがあります。それは、学年単独でチームを組める年は、下級生に能力の高い子がいたとしてもレギュラーにはしないで、その学年の子供だけで戦うということです。そうすることで、子供たちに「辰巳ジャンプで一緒に頑張った」心の共通財産が生まれ、これからの人生前半期に支え合っていく人間関係を築いてくれたらいいなぁと期待しているからです。今年成人式を迎えた卒業生が、男女とも練習に何度も来てくれるのは、そうした同じ学年のつながりがあるからです。



2014年辰巳ジャンプチームは、5年生だけで10人の仲の良い部員に恵まれています。
個性豊かで最近は一人一人の長所が伸びてききています。

背番号順に一人ひとつだけ長所を書きますと、

①チームの雰囲気を作り出す、極めてリーダー性が高いキャプテン。

②負けん気が強いド根性ガール。辰巳ジャンプの有名人。

③不器用そうに見えるが、けっこう器用なパワーアタッカー。

④高さでは誰にも負けない辰巳ジャンプのブロックの壁。

⑤明るさとガッツでチームを支えるムードメーカー。スパイク力グングン向上中。

⑥真面目でねばり強い、人の思いを敏感に感じ取れる守護神。人に優しいアンダーパスが得意。

⑦バレーボールセンスNO1。技術を教えればすぐ身につける天才オールラウンドプレーヤー。

⑧分析力の高さは飛び抜けている。誰よりも多く私に「練習お願いします!」と言ってくる努力NO1選手。

⑨辰巳ジャンプのスーパーセッター。コート幅8mを存分に使えるトス力がある。

⑩安定感抜群のバックレシーバー。守備キャプテンともいえる。


これだけのメンバーがそろっていて、試合の結果を出せないならば、すべて私の指導力不足の証明となります。ただ、バレーボール経験値が非常に少ないことが課題としてありますので、この子たちが本当の意味で開花するのは秋の東京新聞杯だと思っています。ミカサ杯教育大会は完成度30%で勝ち進みます。ファミリーマートカップは完成度60%。東京新聞杯で100%ダッシュ。そのくらい伸びしろがあるチームです。
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